2009年国際放送機器展(InterBEE 2009)に出展

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 三村博明 )は、2009年11月18日から20日までの3日間、幕張メッセ(所在地:〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)で開催される2009年国際放送機器展(略名:InterBEE 2009)に出展します。

本展においては、「オープンプラットフォームファイルベース映像制作ワークフロー」をテーマに、汎用アプリケーション、ハードウエア、ネットワーク技術を用いたオープン環境における、コストパフォーマンスの高いハイエンドな映像制作ワークフローの紹介を行います。

AdobeCS4 をはじめとする汎用アプリケーションの性能向上により、設備投資の価格を抑えたオープン環境で従来の専用システムと同等の映像制作を行うことが現実的になりました。しかしながら様々なアプリケーションやプラットフォームが混在し、ファイルベースで仕事が進むオープン環境においては、データの共有や管理・ネットワーク運用といった課題の解決が必須です。

これらの課題に対し、VPJは高速ネットワーク/ストレージソリューション「metaSAN」によりオープン環境における映像制作のインフラを提供します。さらに、metaSANを中核に、ネットワーク環境でビデオ IOをサポートするソフトウェアベースデジタルディスクレコーダー「Drastic DDR」、ファイル管理ソリューション「thiiDa2」、そしてリアルタイムDI,RED R3Dを含むRAWデータをサポートする「Speed Grade DI」等最新のファイルベースワークフローをサポートする各種ソリューションを提供しています。


本展においては、RED ONEによるデジタル撮影、Adobe CS4環境による4K映像の制作・編集からプレイバック、そしてDIに渡るワークフローをmetaSANを中心に各セッションやデモスペースにてご紹介します。

4K,2K,と大容量化が進む映像制作現場では、編集者間のデータ受け渡しや素材の検索など、大容量データの取り扱いに要する業務負荷が増大し本来の作業を妨げる要因となっています。

これに対し、オープン環境で制作プロセスにおけるボトルネックを解消するコストパフォーマンスの高いワークフローの構築がVPJからの提案です。

<出展製品>

【metaSAN】

「metaSAN」は、Windowsを中心にMac OS XやLinuxが混在したクロスプラットフォーム環境での高速ファイルシェアを実現するSANマネジメントソフトウェアです。OSを問わずにSAN環境が構築出来るため、制作環境の設備やOS、アプリケーションに依存せず自由にシステムを設計することが可能になります。metaSANによるワークフローにおいてネットワーク上のストレージはセンターストレージだけであり、各クライアントはストレージに直接、高速ファイバーチャネルで接続されています。そのため、従来のファイルサーバ運用で発生するデータアップ/ダウンロードフローが不要となり、複数端末によるセンターストレージ越しの共同作業を実現します。

【thiiDa2】

thiiDa2は、データの検索、活用、配信、ファイルエンコード、バックアップまでをカバーする、映像素材データの統合ファイル管理システムです。ストレージ内に管理された連番、ムービー、テキスト、3DCG等のデータのプレビューを自動生成し、汎用のWebブラウザで一連のファイル管理を行います。さらにデータベース構築、アップロード・ダウンロード、データバックアップまでストレージ運用と制作ワークフローを幅広くサポートします。映像制作作業に関わる全てのスタッフがデジタルデータの共有・活用・コラボレーションを効率的に行い、制作作業全体の生産性を大きく高めることが可能になります。

【Drastic DDR】

Drastic DDRは映像制作ネットワーク環境に於けるビデオIOをサポートするオープンソフトウェアベースの非圧縮(Fill/KEY)対応デジタルディスクレコーダです。VTRの基本機能を有し、汎用アプリケーションからのネイティブなファイル転送を実現。スタンドアロンのみならずSANやLANのネットワークにフレキシブルに対応します。またソフトウェアベースなのでオープンなハードウェアを自由に選択可能。低価格かつ柔軟なシステム構築・拡張を継続的にサポートします。従来プロフェッショナルDDRに実装されたあらゆる機能を装備。ベースバンドとファイルベースを繋ぐハイブリッドな制作ワークフローを実現します。

【Speed Grade DI】

Speed Grade DIはカラーグレーディングからトランスコーディングまでRED ONEカメラ等の最新のデジタルビデオカメラのRAWワークフローをサポートします。nVIDIA FX5800SDIを搭載した汎用のPCワークステーションで2K,4K解像度のR3Dを含むRAWデータのリアルタイムプレビューを実現。プラマリーレベルのカラーコレクションからセカンダリーレベルのDIフィニッシングまでオープンプラットフォームによるコストパフォーマンスの高いRAWワークフローをサポートします。

<VPJについて>

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、資本金: 3,500万円、代表取締役: 三村博明)は、コンテンツオーサリング環境を総合的にインテグレートするソリューションプロバイダとして1994年に設立。Windows、Mac、 UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのシステム構築、通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意としており、 DTP、CG、ビデオと広がりを見せる画像・映像を中心とするコンテンツ制作分野への豊富な経験とノウハウが特徴です。VPJの提供するシステムは主に制作ワークフローの構築に主眼を置いており、独自のワークフローアプリケーションやデータベースなど最新のITをベースに構築されています。これらのシステムは、テレビ局、CG/ビデオプロダクション、大手印刷会社、広告代理店、デザイン事務所等のコンテンツ制作市場に幅広く納入されています。

記載された登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。記載内容は発表時点のものであり、予告なしに変更される場合があります。

【リリースに関する報道関係者お問い合わせ先】

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
コーポレイト本部 コーポレイト&プロダクトマーケティング 
担当: 鹿島(カシマ) Tel: 03-5784-1181 Fax: 03-5784-1184 Mail : info@vpj.co.jp

【製品に関するお問い合わせ先】

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
営業本部 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル7階
Tel: 03-5784-1180 Fax: 03-5784-1184 http://www.vpj.co.jp/

企業情報

企業名 (株)ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
代表者名 三村博明
業種 その他サービス

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