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IS参加約6割、選考に有利だと思う大幅増。入学からコロナ禍第一世代「ガクチカ配慮希望・不要」意見二分<2024年卒ブンナビ学生調査(2022年8月)>

◆インターン「既に参加した」6割近く。参加目的は「選考に有利だと思うから」大幅増◆入学当初からコロナ禍。第一世代の「ガクチカ」◆ガクチカについて企業に「配慮してほしい・ほしくない」意見二分◆公務員就職を考えたこと「ある」半数超。ただし最終的に志望しなかった理由は「公務員試験対策」

株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、2024年卒業予定の学生を対象とした「2024年卒ブンナビ学生調査(2022年8月実施)」の調査結果を発表しました。8/1-8/15で、324件の回答を得ました。概要は以下の通りです。

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■インターン「既に参加した」6割近く。
 参加目的は「選考に有利だと思うから」大幅増

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「インターンに参加したいと思うか」について、「既に参加した」57.1%(前回比+19.8pt)で昨対比+7.8ptと増加。「インターンに参加する目的」については「選考に有利だと思うため」53.8%(前回比+2.3pt)で、昨対比+10.4ptと大きく増加。また、「インターンは採用選考につながっていると思うか」も、「はい」90.1%(前回比-0.9pt)で昨対比+3.3ptと微増傾向。

 

▼インターンシップに参加したいと思いますか。(択一) 

【+7.8↑】57.1%:既に参加した
【-0.2↓】22.5%:未参加・これから参加する
【-3.6↓】12.0%:未参加・これから参加したい(応募中)
【-3.6↓】6.5%:未参加・これから参加したい(未応募)
【-0.4↓】1.9%:未参加・参加したいと思わない
※【】内は昨対比

▼「既に参加した」「これから参加する」「これから参加したい」を選択した方にお聞きします。 インターンシップに参加する目的を教えてください。(複数選択)

【-1.6↓】76.4%:企業理解
【+2.3↑】68.2%:業界理解
【+10.4↑】53.8%:選考に有利だと思うため
【-6.6↓】50.6%:社風を知りたい
【-1.7↓】47.2%:就業体験
【-1.1↓】19.5%:不安だから
【+1.2↑】14.2%:ネタ作り
【-0.9↓】10.7%:周りがやっているから
【+0.8↑】6.0%:なんとなく
【-2.0↓】0.3%:その他
※【】内は昨対比

▼インターンシップは、採用選考につながっていると思いますか。(択一)

【+0.9↑】68.8%:はい
【-0.9↓】31.2%:いいえ
※【】内は昨対比

 

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■入学当初からコロナ禍。第一世代の「ガクチカ」

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「ガクチカを用意できていると思うか」について、「十分に自信がある」「ある程度自信がある」計52.4%、「余り自信がない」「全く自信がない」計47.5%と二分される形に。「現在ガクチカとして話そうと思っているエピソード」は、「アルバイト」52.2%が最多に。一方「ガクチカを行うために、これから行おうとしていること」について、「インターンシップ」53.7%が最も多くなった。

 

また「コロナによる影響がなかったら、ガクチカを十分に準備できたと思うか」についても、「はい(コロナウイルスによる影響で、不十分になった・準備できなかった)」45.1%、「いいえ(コロナウイルスによる影響に関係なく、準備できた/できなかった)54.9%となった。「はい」の理由として各種活動に制限がかかったためという声の一方で、だからこそ自分から積極的に活動するように工夫していたという声も。


▼あなたは「学生時代に力を入れたこと(通称ガクチカ)」を、用意できていると思いますか。(択一)

15.4%:十分に自信がある
37.0%:ある程度自信がある
33.0%:余り自信がない
14.5%:全く自信がない

▼現在ガクチカとして話そうと思っているエピソードを教えてください。(複数選択)

52.2%:アルバイト
38.0%:ゼミ・研究活動
36.1%:部活動・サークル活動
21.0%:インターンシップ
15.4%:学業・受験
14.5%:資格取得
11.4%:趣味
9.6%:ボランティア活動
4.9%:その他
4.0%:交友関係・プライベート
3.7%:委員会活動
2.5%:習い事
1.9%:まだ話そうと思っている内容は決まっていない
0.6%:家族関係

▼ガクチカを補うために、これから行おうとしていることはありますか。(複数選択)

53.7%:インターンシップ
44.8%:ゼミ・研究活動
31.5%:資格取得
31.2%:アルバイト
20.1%:部活動・サークル活動
14.5%:ボランティア活動
14.5%:趣味
12.7%:学業・受験
12.3%:特に予定していない
8.3%:交友関係・プライベート
3.7%:その他
1.5%:委員会活動
1.2%:習い事
1.2%:家族関係

▼コロナウイルスによる影響がなかったとしたら、ガクチカは十分に準備できたと思いますか。(択一)

45.1%:はい(コロナウイルスによる影響で、不十分になった・準備できなかった)
54.9%:いいえ(コロナウイルスによる影響に関係なく、準備できた/できなかった)

▼「はい(コロナウイルスによる影響で、不十分になった・準備できなかった)」と答えた方にお聞きします。具体的に、どのような影響がありましたか。

・部活動に制限がかかり練習ができなかった。また、多くの大会も中止になったため。

・イベントが延期・中止になることがほとんどで、活躍する機会が激減したと感じる。
・部活動がもっと活発にできていて、先輩との関係が密接に築けていたから

・留学に行けなかった

・サークルに入る、活動することが2年生の終わりごろになってしまった。まだ学内では十分に活動できない。
・研究活動のための大学への出入りが自由には行えなかった。
・交友関係の広がり方に関してはコロナウイルスによる影響があると思う。飲み会や旅行などもなくなったし、人間関係の構築が難しくなったように感じる

・インターンがウェブだったり、学校のサービスが十分に受けられなかった。
・大学祭の実行委員会に所属しているが、大学祭が行われなかった。ボランティアサークルに所属しているが、活動先が高齢者や子供のいる場所であるため、ボランティア活動を全面的に禁止せざるを得なかった。

・サークルに入る、活動することが2年生の終わりごろになってしまった。まだ学内では十分に活動できない。
・元々高校生まではそれなりに活動的だったが、大学の最初からコロナだったためやる気が削がれてしまい、そこからあまり活動できていない。

・入りたい部活があったが、1、2年の授業がほとんどオンラインで学校に行く機会がなく入り方がわからなかったり、コロナの影響で部室で部員全員での活動が規制されていたりと入学前に想像していた活動ができなかった。
・1年、2年生の期間でほぼ大学に通わず、家にいたためなにもできていない。空白と言っても過言ではない。大学生としての生活を送っていないともいえる。

・そもそも学校に行けてないため、大学3年生からのエピソードしかなく内容も限られる。

▼「いいえ(コロナウイルスによる影響に関係なく、準備できた/できなかった)」と答えた方にお聞きします。コロナウイルスによる影響下でも、工夫してガクチカを準備したエピソードがあれば教えてください。

・自宅で自己研鑽のために勉学に取り組んだ。

・部活動において、自身は胸を張って力を入れることができたといえる。
・コロナ関係なしに活動しているサークルを探した。

・コロナ前に十分に経験ができたため。

・オンラインで色々動く。

・コロナウイルスが蔓延したからこそ様々な事にチャレンジする機会になった。
・コロナ禍でもサークルに参加し、なるべく活動した、また、アルバイトも積極的に行った。自分から機会を作るようにした。
・コロナによって変わった文化を、自分がどうしたかについて書いたので、影響はなかった。
・おうち時間で資格の勉強をしたり、オンライン授業で、時間に余裕ができたことから自分を見つめ直すことができました

・「コロナ禍のおかげ」で自らが動かざるを得ない様な場が増え、その結果ガクチカなるものができたと考えている。もしコロナ禍が無ければ、特に高校までと変わらない、何も考えずに平凡に過ごしていたと思う。 

・大学における成績順位で1位を目指した話を考えている
・留学
・コロナウイルスだからこそ、限られた期間の中で目標を成し遂げたということを軸として書きました。
・インターンシップ検索サイトを定期的にチェックし、オンラインで参加できるものに参加してきた
・オンライン活動でいかに工夫したかを話す。
・やろうと思えばなんでも出来た
・学科が建築学科であるので学校に通わずとも課題が沢山出題された。その際、自己学習の必要性が浮き彫りになり、自分なりに工夫して乗り越えられたためその事をエピソードとして使用している。
 

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■ガクチカについて企業に「配慮してほしい・ほしくない」意見二分

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「ガクチカについて、企業に配慮してほしいことはあるか」について、「はい」51.2%、「いいえ」48.8%と二分された形に。

 

▼ガクチカについて、企業に配慮してほしいことはありますか。(択一)

51.2%:はい
48.8%:いいえ

▼ガクチカについて、企業に配慮してほしいことがあれば教えてください。

・エピソードのインパクト関係なく、動機や取り組みの深さを見て欲しい

・部活・サークルを書く欄はあるのに、経験してきたアルバイトを書く欄がある企業が少ないので、どちらも聞いてほしい。
・表面上のすごさで判断しないでほしい
・高校時代であっても減点しないでほしい

・そもそも聞かないでほしい。今の3年生がコロナで学生生活を制限されて大学生活を他の人に比べると有意義に過ごせてないことは、明白だから。
・コロナ禍の影響を少なからず受けているということは把握して頂けるとありがたいと思う。

・コロナ禍で活動できていないことが多いため、小さいガクチカであってもそこから人柄を推察していただきたい。
・活動の機会が限られていたことを理解してほしい
・誰もがガクチカを持ってる訳では無いこと。ガクチカとその人のパーソナリティは別だと思う
・ガクチカのネタではなく、どのようなプロセスを経たのかを配慮してほしい。
・頑張ったんだねというメッセージを届けるような反応を言葉でもノンバーバルでも示してほしい。
 

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■公務員就職を考えたこと「ある」半数超。
 ただし最終的に志望しなかった理由は「公務員試験対策」

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「公務員への就職を一瞬でも候補に入れたことがあるか」について、「ある」54.6%と過半数に。ただ一方で、「最終的に企業への専願を選んだ人が、対し公務員を志望しなかった理由」として、「公務員専用の受験対策が必要そうだから」が48.8%と最も多くなった。

また、「公務員・民間企業の併願について、どこまで行動していれば併願と言えるか」について、「(具体的な行動はなくとも)公務員も選択肢の1つとして捉えている」36.7%が最も多くなった。

 

▼公務員への進路・就職を、”一瞬でも”候補に入れたことがありますか(択一)

54.6%:候補に入れたことがある
45.4%:候補に入れたことがない

▼「企業への専願を選んだ」方にお聞きします。公務員を志望しない理由を教えてください。(複数選択)

48.8%:公務員試験専用の受験対策が必要そうだから
31.0%:やりたい仕事内容ではなかったから
22.6%:激務・長時間労働になりそうだから
21.4%:準備期間・スケジュールが間に合わないと感じたから
19.0%:受験システム・日程が良くわからない
17.9%:公務員の採用情報が探しづらいから
16.7%:給与が低そうだから
15.5%:スキルアップができなそうだから
13.1%:そもそも仕事内容が分からないから
11.9%:採用スケジュールが民間企業と乖離している(遅い)から
8.3%:その他
7.1%:イメージが悪い・雰囲気が悪いから
2.4%:親・友達に反対されたたから

▼上記について、具体的に教えてください。

・民間との両立は大変だと感じたため。

・あまり就活情報サイトに載っていることがないため。
・「安定」はしていそうだけど、選考ルートが分かりにくい。 縦割りの文化が自分と合わなそう。

・学内で実施している公務員対策講座は高額で気軽に申し込めるものではなく、スケジュールも他の予定を入れることが難しいものになっていたため。
・専らSPI、玉手箱の二種類を対策すればいい民間企業と比べ、独自の試験対策をしても面接で落ちたらそれまでな公務員就職は割に合わないと思ったから。
・新規事業等はなく、自分のスキルアップが望めない印象がある。また専門学校など公務員試験対策を積んできた人には劣るように思うため。
・採用スケジュールが遅いため、先に志望度の高い企業から内定が出ればそちらを選択するため、それであれば企業への対策に時間を使いたい。
・公務員には転職してからでもいいかなって思った
・決まりきった仕事が多く、仕事をやる上での選択肢が少ない、自由度が低いと感じた。

▼「公務員の併願」と聞いたとき、具体的にどこまで行動をしていれば、「併願していると言える」と感じますか。(択一)

36.7%:公務員も選択肢の1つとして捉えている(具体的な行動はない)
15.7%:公務員就職についての資料を取り寄せる・情報を調べる
14.2%:公務員就職ガイダンスに参加する
4.0%:キャリアセンターに個別相談に行く
16.0%:公務員試験対策の本を購入する・閲覧する
12.7%:予備校や試験対策講座に通う
0.6%:その他

 

 

その他詳細については、 添付のPDFをご覧ください。 
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トピックス以外の調査結果をご覧になりたい方は、
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弊社ホームページより資料請求ください。

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■2024年卒ブンナビ学生アンケート調査概要
調査名 :2022年8月アンケート
調査対象 :2024年春就職希望の「ブンナビ」会員大学生・大学院生
調査期間 :開始:2022/8/1 ~ 終了:2022/8/15
調査方法 :Webアンケート
有効回答数:324件

■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社文化放送キャリアパートナーズ
担当者:高野
Email:sjk@careerpartners.co.jp
URL:https://www.careerpartners.co.jp/laboratory/



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企業情報

企業名 株式会社文化放送キャリアパートナーズ
代表者名 平田眞人
業種 ビジネス・人事サービス

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