ドイツ演劇パースペクティヴ
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「現代」とは、近代との区別における「いま・ここ」の視点の強調である。1945年、1968年、1989年を経て、2001年9月のNYテロ、2011年3月11日の東日本大震災、収束をみないコロナパンデミック。相互に連関する「ポスト(~以後)」を第二次世界大戦からフクシマまでを視野に、ドイツ語圏の現代演劇が日本において持つ「意味」を考える。

寺尾 格(著)
四六判
416ページ
並製
定価 3,500円+税
ISBN 978-4-7791-2848-6
Cコード C0074
初版年月日 2022年9月頃
発売予定日 2022年9月頃
紹介
〈ポストドラマ〉のドラマトゥルギー
「モダン」と一口にいっても時間軸をどこに置くかによって見える局面は様々に変わる。とりあえず「現代」とは「近代」との区別における「今/ここ」の視点の強調というあたりから始めてみる。つまり「近代批判」という多様でありながらも共通する課題が「現代(モダン)」という言い回しには、存在するのだ。「近代」演劇に対する「現代」演劇を最も広く理解すれば、19世紀後半から20世紀初頭以後になる。 あるいは1945年、1968年、1989年等の区切りを経て、2001年9月のNYテロ、あるいは2011年3月11日の東日本大震災、そして直近では「コロナ」パンデミック以後ということになる。これらの様々な「ポスト(以後)」という接頭辞の区切りは、もちろん相互に関連しているが、本書では、第二次大戦後から「フクシマ以後」までを視野に、ドイツ語圏の「現代演劇」が日本において持つ意味を考えて行きたい。
【コンテンツ】(1)アウシュヴィッツ、ヒロシマ、そしてフクシマ以後(2)鼎談『ベルリン・アレクサンダー広場』ファスビンダーとニュー・ジャーマンシネマ(3)ファスビンダーのメロドラマと市民悲劇(4)ウィーン・ベルリン二都物語 一九九〇年代のドイツ演劇(5)ベルリンの『三人姉妹』あるいはシュタイン、マルターラー、タールハイマー(6)上演とテクスト ゲーテ『ファウスト』のニコラス・シュテーマン演出(7)フィリップ・レーレの反グローバル・カリカチュア(8)イェリネクとネストロイあるいは二つの『アーベントヴィント』(9)罵倒のかなた トーマス・ベルンハルトの『伐
採』とクリスチアン・ルパの演出(10)直島・豊島の現代美術とパフォーマンス空間(補論1)多和田葉子書評(補論2)『こわれがめ』の喜劇性
目次
(1)アウシュヴィッツ、ヒロシマ、そしてフクシマ以後
(2)鼎談『ベルリン・アレクサンダー広場』ファスビンダーと
ニュー・ジャーマンシネマ
(3)ファスビンダーのメロドラマと市民悲劇
(4)ウィーン・ベルリン二都物語 一九九〇年代のドイツ演劇
(5)ベルリンの『三人姉妹』あるいはシュタイン、マルターラー、
タールハイマー
(6)上演とテクスト ゲーテ『ファウスト』のニコラス・シュテーマン演出
(7)フィリップ・レーレの反グローバル・カリカチュア
(8)イェリネクとネストロイあるいは二つの『アーベントヴィント』
(9)罵倒のかなた トーマス・ベルンハルトの『伐採』と
クリスチアン・ルパの演出
(10)直島・豊島の現代美術とパフォーマンス空間
(補論1)多和田葉子書評
(補論2)『こわれがめ』の喜劇性
著者プロフィール
寺尾 格
てらお・いたる 1951年生まれ。東京都立大学経済学部卒業。同大学院独文学専攻博士課程修了。現在、専修大学経済学部教授。ドイツ演劇研究会世話人。
著訳書に『ドイツ演劇クロニクル』(寺尾格 著、彩流社、2019年)、『ウィーン演劇あるいはブルク劇場』(寺尾格 著、論創社、2012年)、『パフォーマンスの美学』(共訳、エリカ・フィッシャー=リヒテ 著、論創社、2009年)、『魅惑的なアルトゥール・シュニッツラー氏の劇作による魅惑的な輪舞 ドイツ現代戯曲選』(ヴェルナー・シュヴァープ 著、寺尾格 翻訳、論創社、2006年)、『公園 ドイツ現代戯曲選30』(ボート・シュトラウス 著、寺尾格 翻訳、論創社、2006年)、『ねずみ狩り ドイツ現代戯曲選30』(ペーター・トゥリーニ 著、寺尾格 翻訳、論創社、2005年)、『ヴィッテンベルクでドイツ語・文法 改訂版』(寺尾格、柴田隆 著、同学社、2015年)等がある。
彩流社について
本社:〒 101-0051 東京都千代田区神田神保町三丁目10番地 大行ビル6階
代表者:竹内淳夫
創業:1981年1月14日
資本金:13,450,000円
TEL:03-3234-5931
FAX:03-3234-5932
事業内容:書籍・電子書籍の出版
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企業情報
| 企業名 | 株式会社 彩流社 |
|---|---|
| 代表者名 | 竹内 淳夫 |
| 業種 | 新聞・出版・放送 |
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