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4ヶ国の作家がセリフのないコミックでコロナウイルスを描く。広尾でコミック展が開催中

東京・広尾のチェコセンター東京(チェコ共和国大使館内)にて、コロナウイルスをテーマに4ヶ国の作家が参加したコミックプロジェクトの作品展示を行っています。日本からは、『ハウアーユー?』『かしこくて勇気ある子ども』などで国内外から高い評価を受けている山本美希が参加しています。 新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちをとりまく世界は大きな変化を余儀なくされました。このたび、チェコセンター東京の企画発案により、コロナをテーマにしたコミック・プロジェクトが発足しました。チェコのコミック作家、ヴァーツラフ・シュライフがストーリーの前半を描き、その続きを別の国の作家が描く――いずれもセリフのないサイレント・コミックです。日本国内外で高い評価を受ける山本美希をはじめ、ベルギー、ギリシャの作家もプロジェクトに参加し、3つの異なる結末が生まれました。ぜひご覧ください。

詳細: チェコセンター東京ウェブサイト

https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/comics-x-corona

 

開催概要

Comics vs. Corona

会期: 2021年5月17日(月)~7月2日(水)

会場: チェコセンター東京
   150-0012 東京都渋谷区広尾2丁目16-14(チェコ共和国大使館内)

開館日時: 平日10:00~19:00 

※緊急事態宣言発令にともない、5月末日までの期間、同時入場は2組までに限らせて頂きます。状況に応じて館内の別室での待機をお願いいたします。

※感染症拡大防止の観点から、状況に応じて開館時間を予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
入場無料

 

展示コミック作画:

    ヴァーツラフ・シュライフ Václav Šlajch / チェコ

    山本美希 / 日本 (原画を展示)

    スティーヴン・ドント Steven Dhondt / ベルギー

    アポストリス・イオアヌ Apostolis Ioannou / ギリシャ

 

作家プロフィール:

ヴァーツラフ・シュライフ(チェコ)

チェコのコミック作家。チェココミック界の“ジェネレーション・ゼロ”の1人として知られており、2010年にはチェコの漫画賞である「ムリエル賞」を受賞した。国立西ボヘミア大学ラジスラフ・ストナル デザイン・芸術学部で教鞭を執っている。2019年に武蔵野美術大学からの招待で3ヶ月の短期留学を経験し、日本で制作した油絵の個展、「東京で解き放たれて」がチェコセンター東京にて開催された。

 

山本美希(日本)

マンガ作家、筑波大学芸術系准教授。2011年に文字なし絵本『爆弾にリボン』でデビュー。車上生活する女性を描いたマンガ作品『Sunny Sunny Ann!』(2012)は、第17回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。同作のフランス語版(2018)は、アングレーム国際漫画祭2019の公式セレクション作品となる。2014年に日本に住む外国人女性と周囲の人間関係を描いたマンガ作品『ハウアーユー?』(祥伝社)を発表。はじめての赤ちゃん絵本『ねえねえ あーそぼ』を2019年に発表。『かしこくて勇気ある子ども』(リイド社)では、文化庁メディア芸術祭(漫画部門)優秀賞受賞、手塚治虫文化賞ノミネート、このマンガがすごい!2021(オンナ編)第8位。物語と表現手法の関係を重視しており、作品ごとにイラストレーションのスタイルも異なる。大学では、作り手に役立つ研究・教育を目指して、絵本・マンガにおける物語表現の調査に取り組む。

 

スティーヴン・ドント(ベルギー) 

ペンネームstedhoとしても活動。1974年生まれ。9歳の時に、当時若手作家であったマーク・デ・ベルに教わる機会があり、コミックの世界に足を踏み入れた。

建築技術を学んだ後すぐに、自身が情熱を傾けていたコミックに身を戻した。『de Kriegeltjes』や『Boy』など、多くの児童文学の挿絵を担当し、『Ooievarken』『Red Rider』『Daan Quichot』などのコミックを執筆、コミック誌「Bruss」へも寄稿。

近年は主にフランス語圏のカートゥーンコミックを描いている。

最近では、ベルギーのテレビ局Canvasの著名な番組「Als je eens wist (If only you knew)」の第2シーズンのオープニングクレジットも担当した。

現在は、ブリュッセルを舞台にしたビジュアル・ストーリー「Tussen de plooien」などを製作中。

 

アポストリス・イオアヌ(ギリシャ)

イラストレーター、コミック作家。これまでにギリシャやヨーロッパ、アメリカで出版された20以上の児童文学や教科書の挿絵を手がける。コミックの作画は『Deep Forest』 (Comicdom Press、2013年)、『The Village』(自費出版、2015年、ギリシャコミック賞で2部門受賞)、『The Robot and the Girl – The Trilogy』(Jemma Press 、2016年)、『The Sluggards』(Plain publishings、2017年)、『Fuil Fuil』(自費出版、2018年)の5作。ギリシャやヨーロッパで数多くの個展・グループ展を開催。現在はギリシャのトリカラ在住。

 

 

 

 

なお、会期中はヴァーツラフ・シュライフが企画を務めるコミック展「Iogi チェコ・コミックに描いた日本の日常」も同時開催しております。

https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/iogi-kazdodenni-japonsko-v-komiksech-z-cech

 

 

《ご来館にあたってのお願い》

感染症拡大防止のため、下記の取り組みについてご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。なお、今後の状況によっては、臨時休館や展覧会・イベントの中止等の可能性もございますので、最新の情報はチェコセンターのウェブサイト・SNSにてご確認ください。

l  マスクの着用をお願いします。スタッフもマスクを着用しご対応いたしますので、ご理解ください。

l  入口での手指の消毒にご協力ください。

l  発熱、咳等の風邪症状のある方はご入場を遠慮願います。(激しく咳き込まれる等の症状のある方には、スタッフがお声がけし、ご退館をお願いする場合がございます)

l  観覧の際は、互いに適切な距離(2m程度)を保つようお願いいたします。

l  飛沫拡散防止のため、展示室内等での会話はできるだけお控えください。

 

 

 

 

 



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企業情報

企業名 チェコセンター東京
代表者名 高嶺エヴァ
業種 国・自治体・公共機関

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