今日も楽しく! 鉄道満喫 ～奥深い鉄道の世界へようこそ～

第一講は、『広島電鉄の多様な車両を見る～最新の超低床電車と古典的な旧型電車～』（大賀寿郎講師）です。広島電鉄は広島市内にネットワークを張る路面電車網のほか、世界遺産の宮島に至る郊外電車線を持つわが国有数の電鉄会社で、また路面線と郊外線との直通運転を積極的に行っているユニークな存在です。本講座では同社の看板といえる超低床連接車を観察するほか、路面線で用いられている大都市から購入した旧型電車にも言及します。（引用書籍：　大賀寿郎 「広島電鉄の文化と魅力」（フォト・パブリッシング、2020年））

第二講は、『国鉄が輝いていたあの頃の上野駅』（北見洋一講師）です。暖かい人の温もりと人情の交差が日常の光景だった時代を振り返ります。時代は平成から令和へと移り変わり、効率化・グローバル化の名の下に日常のあらゆるものが短時間の間に変革して行く昨今。昭和という時代が終わって30数年、私たちが人として置いてきてしまった日本人らしい人の温もりや人情が、日常の光景として其処かしこに広がっていた昭和のStation。本講座では昭和の上野駅という始発・終着駅にスポットを当て、ご年配の皆様には懐かしく、若い世代の皆様には斬新な気持ちで楽しんで頂けるよう、お話しいたします。

第三講は、芝浦工大鉄道研究会による「鉄道技術講座」です。今回は『坂とカーブにまつわる技術』。日本の鉄道におけるカーブの構造、線路わきにある標識の読み方、急な坂(勾配)やカーブ(曲線)を克服する技術など、坂とカーブを主として線路にまつわる構造や技術をご紹介します。

あなたも一緒に鉄道の魅力を感じてみませんか。受講初めての方も大歓迎です！

■オンライン講座配信日時：2021年6月19日（土）　13：30～17：00

■申込方法：https://extension-programs.shibaura-it.ac.jp/otc/11141.phpより受講申込み後、Zoom参加用URL、IDをお送りします。

■受講料：1,500円

■申込締切：5月30日（日）

■対象：一般向け(高校生以上)

■定員：100名（先着順）

■オンライン講座の注意点をご確認の上、お申し込みください。https://extension-programs.shibaura-it.ac.jp/online

■コーディネータ： 藤田 吾郎(芝浦工業大学工学部教授） 芝浦工業大学工学部教授法政大学大学院工学研究科博士課程修了。芝浦工業大学工学部電気工学科講師、同准教授を経て現職。 専門分野は、電力システムの制御、運用、解析等。 1988年に鉄道友の会客車気動車研究会に入会し、現在は代表。座右の銘は「趣味は人生の幅を広げる」。

■講師：大賀寿郎（芝浦工業大学名誉教授）電気通信大学卒、電電公社電気通信研究所、富士通(株)、芝浦工業大学を経て現在名誉教授　工学博士。鉄道友の会、海外鉄道研究会、鉄道史学会会員。鉄道ジャーナル誌カメラマンルポライタコンテスト特選など　最近の著作は「広島電鉄の文化と魅力」（2020年）、「路面電車発展史」（2016年、鉄道友の会島秀雄記念優秀著作賞）。電車技術の歴史に興味をもつ。座右の銘は「積極的に楽天的に」  

■講師：北見洋一。1971年1月京都市東山区出身。東京都葛飾区金町育ち。日々行き交う常磐線の優等列車等々を見ながら育つ。1989年4月　東海大学文学部北欧文学科入学。同大学旅行研究会に入会、趣向は学生時代から乗り鉄しながらの駅弁食べ歩き。1993年3月同大学卒。大学卒業後サラリーマン生活をしながら全国各地を旅＆食べ歩き1994年12月深名線朱鞠内駅にて当時のJR全線走破。現在は秋田県由利本荘市を走る第３セクター由利高原鉄道の由利高原鉄道応援団　東京応援部長として地域ローカル線の地域起こし、各種イベント企画・実践等のボランティア活動を実施中。

https://www.facebook.com/kitami.youichi　2019年度後期芝浦工業大学公開講座にて「大人も 子供もリフレッシュ！！由利高原鉄道へ旅に出かけてみませんか？」を講演。

■問い合わせ先：芝浦工業大学　地域連携・生涯学習センター　mail:shougai@ow.shibaura-it.ac.jp