“ワーケーション”を地域・社会課題の理解を深める機会に 事業開発やマーケティングに活用した事業拡大への期待も
香川県における産学官金連携によるワーケーション促進を通じ、地域経済の活性化、人びとの働き方と余暇の過ごし方「ワークライフバランス」の実現を目指す、香川ワーケーション協議会(代表幹事 近江淳 https://kagawa-workation.org/)は、本年1月13日開催のキックオフ会にてワーケーションに関する意識調査を実施しました。
■■■■■■■■■■■ワーケーションに関する意識調査の結果■■■■■■■■■■
◎ ワーケーションの活用で地域課題や社会課題の理解が深まると捉える人は70%
事業開発や地方マーケティングに活用し事業拡大を考える人は68.6%
「今後ワーケーションをどのように活用したいですか」との問いに対して地域課題と社会課題の理解を深めたい人は70 %。事業開発、地方創生事業に取り組みたい意図は54.3 %。地方でのマーケティングにつなげたい人は38.6 %となりました。事業開発やマーケティングという事業拡大につながる2つの項目いずれかを選んだ人は全体の68.6% となり、地域や社会の課題解決と共に事業拡大の芽をワーケーションに感じている ことがわかりました。その傾向は経営の立場にある人ほど大きく なります。一方、フリーランスなど個人事業主として活動する人は地方でのマーケティングにつなげたい意向 が見えました。
■ 求められているのは、仕事をする環境自体が休暇的 であること
「仕事の前後に休暇をつける(Bleisure )」は31.4 %、「仕事を持ち込むことで休暇を取得できる(Work as Vacation )」は12.9 %の利用意向。半数以上である55.7 %の人が求めていたのは「休暇的環境で仕事をする(Vacation as Work )」でした。
■ ワーケーションは35の企業及び団体にて認められているものの、実施している人はわずか7人
「基本的に出社」が50人超、フルテレワークは17人 と少ない
現状のリモートワークに関しても調査しました。所属先にてワーケーションが「認められている」は35 人。「認められていない」は39 人。ワーケーションという言葉が広まったこと自体が最近のためか、所属先での規定を知らず、わからないという回答が26 人ありました。
ワーケーションの経験者は32 人で、所属先で認められている数と近しく、制度があれば利用したい意向を見て取れます。
一方、「出社せずフルテレワーク」を実施できているのは17 人と、未だ少ない状況です。
今回の調査から、多くの人がワーケーションによって地域や社会の課題が解決される可能性を感じていることが分かりました。また、事業開発や地方創生事業の拡大といった経済的効果への期待も高いことが分かりました。
香川ワーケーション協議会では、地域経済の活性化、ワークライフバランスの実現、人間的成長の実現を目的とし、「ワーケーション」、「リモートワーク」が持つ新たな可能性や期待の高まりと共に、新しい観光の在り方、事業開発、地方創生に係る啓蒙活動を行ってまいります。
■調査の詳細
・調査時期:2021 年1 月13 日(水)
・調査方法:オンラインセミナー内で回答
・対象者:宿泊事業者、旅行代理店・1次交通事業者、地方自治体・地方公共団体、ワーケーションに関心/興味のある事業者・個人、ワーケーションソリューションを持つ事業者 など。
・サンプル数:100 人(キックオフ会参加者総数155 人|オンライン 126 人 会場 29 人)
※『e-とぴあ・かがわ』を会場とし、当会幹事及び関係者が来場していました
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【香川ワーケーション協議会について】
当会は地域と都市、人びとを結び付ける中核機能(ハブ)となり、目的の達成に向け、下記活動に取り組んでいきます。
名 称:香川ワーケーション協議会(非営利任意団体)
所在地 :香川県仲多度郡琴平町183(琴平文具店内)
代表幹事:近江淳
設立日 :2020年11月11日
URL :https://kagawa-workation.org/
目 的:地域経済の活性化、ワークライフバランスの実現、人間的成長の実現
活動内容:①「目的」の達成に向け創出される新しい観光、地方創生に関する普及/啓蒙
②ワーケーションやテレワーク等をテーマとした例会(年2回)、各種勉強会
(随時)の開催 ※状況を鑑みオンラインの場合もございます
③参画企業間や自治体、宿泊事業者との交流や協働など連携機会の創出
組織体制:幹事は当会運営、会員の募集告知を担う。会員は以下3種別より構成する。
| 特別会員 | ・香川県内の宿泊事業者(貸別荘・キャンプ場 等 含む) ・香川県内に本社や支店がある旅行代理店、1次交通事業者 |
| 一般会員 | ・ワーケーションソリューションを持つ企業(全国) ・ワーケーションに興味/関心がある企業(全国) |
| 団体会員 | ・香川県内の地方自治体(県、市、町) ・香川県内のその他公的団体 |
■役員(順不同、2021年1月31日現在)
代表幹事 :近江 淳(株式会社地方創生 代表取締役社長)
幹 事 :大熊 伸二(四国旅客鉄道 株式会社 四国家連携部長)
幹 事 :真鍋 康正(高松琴平電気鉄道株式会社 代表取締役社長)
幹 事 :滝島 雅之(三井物産株式会社 四国支社長)
幹 事 :三村 和馬(穴吹エンタープライズ株式会社 取締役 公民連携事業部長)
幹 事 :楠木 泰二朗(琴平バス株式会社 代表取締役社長)
幹 事 :原田 佳南子(瀬戸内ワークス株式会社 代表取締役)
幹 事 :中島 浩(全日本空輸株式会社 高松支店長)
幹 事 :瀬戸内サニー(YouTuber)
幹 事 :城下 悦夫(国立大学法人香川大学 副学長)
幹 事 :後藤 良二(学校法人穴吹学園 穴吹デザインカレッジ校長)
幹 事 :小西 昌伸 (株式会社百十四銀行 地域創生部長)
幹 事 :高橋 正彦(株式会社香川銀行 法人コンサルティング推進部長)
幹 事 :鴨 成高(高松信用金庫 業務推進部 次長)
幹 事 :大谷 誠一(一般社団法人香川経済同友会 専務理事・事務局長)
幹 事 :川北 哲(香川県中小企業家同友会 会長)
幹 事 :谷口 雄紀(公益社団法人高松青年会議所 理事長)
幹 事 :大西 秀人(高松市長)
幹 事 :大山 茂樹(さぬき市長)
幹 事 :上村 一郎(東かがわ市長)
幹 事 :山下 昭史(三豊市長)
幹 事 :谷川 俊博(宇多津町長)
幹 事 :片岡 英樹(琴平町長)
幹 事 :丸尾 幸雄(多度津町長)
幹 事 :栗田 隆義(まんのう町)
幹 事 :西尾 徹(香川県 交流推進部観光振興課長)
幹 事 :土居 義昌(公益社団法人香川県観光協会 事務局長)
アドバイザー:加藤 遼(株式会社パソナJOBHUB ソーシャルイノベーション部長)
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企業情報
| 企業名 | 香川ワーケーション協議会 |
|---|---|
| 代表者名 | 近江淳 |
| 業種 | 国・自治体・公共機関 |









