産学官金連携で地域経済の活性化とワークライフバランスの実現を目指す『香川ワ―ケーション協議会』11月11日設立

コロナによる経済への衝撃は計り知れず、各事業者は前例踏襲や既定路線の延長線上の展開では立ち行けない、危機的状況に置かれています。一方、コロナは人びとの暮らし方、人生観にまで影響を与え、これまでの常識や日常の在り方を大きく変えさせました。

未曾有の事態となっている今、新たな可能性に向け、今までにない発想で活路を見出し、新しいライフスタイル、ワークスタイルを創り上げることが、真に必要とされています。

『香川ワ―ケーション協議会』は、「Workation = ワ―ケーション」を「Work（仕事）」と「Vacation（余暇）」の組み合わせとしてだけでなく、「Imagination（発想）」、「Creation（創造）」、「Innovation（革新）」を生み出し、「経済」と「生活」の双方を発展させる大きなポテンシャルがあると考えます。このムーブメントを香川県で大きく盛り上げ、地域経済に貢献、人びとのワークライフバランスの向上と真の豊かさの追及を実現してまいります。

■香川ワ―ケーション協議会について

当会は地域と都市、人びとを結び付ける中核機能（ハブ）となり、目的の達成に向け、下記活動に取り組んでいきます。

名　　称：香川ワーケーション協議会（非営利任意団体）

所在地　：香川県仲多度郡琴平町183（琴平文具店内）

発起人　：近江淳

設立日　：2020年11月11日

URL　　：https://kagawa-workation.org/

目　　的：地域経済の活性化、ワークライフバランスの実現、人間的成長の実現

活動内容：①「目的」の達成に向け創出される新しい観光、地方創生に関する普及/啓蒙

　　　　　②ワ―ケーションやテレワーク等をテーマとした例会（年2回）、各種勉強会

　　　　　（随時）の開催　※状況を鑑みオンラインの場合もございます

　　　　　③参画企業間や自治体、宿泊事業者との交流や協働など連携機会の創出

組織体制：幹事は当会運営、会員の募集告知を担う。会員は以下3種別より構成する。

■役員（順不同）

代表幹事：近江 淳（株式会社地方創生 代表取締役社長）

幹　　事：大熊 伸二（四国旅客鉄道株式会社 四国家連携部長）

幹　　事：真鍋 康正（高松琴平電気鉄道株式会社 代表取締役社長）

幹　　事：滝島 雅之（三井物産株式会社 四国支社長）

幹　　事：原田 佳南子（瀬戸内ワークス株式会社 代表取締役）

幹　　事：瀬戸内サニー（YouTuber）

幹　　事：城下 悦夫（国立大学法人香川大学 副学長）

幹　　事：後藤 良二（学校法人穴吹学園 穴吹デザインカレッジ校長）

幹　　事：小西 昌伸　（株式会社百十四銀行 地域創生部長）

幹　　事：高橋 正彦（株式会社香川銀行 法人コンサルティング推進部長）

幹　　事：鴨 成高（高松信用金庫 業務推進部 次長）

幹　　事：大谷 誠一（一般社団法人香川経済同友会 専務理事・事務局長）

幹　　事：上村 一郎（東かがわ市長）

幹　　事：山下 昭史（三豊市長）

幹　　事：片岡 英樹（琴平町長）

幹　　事：西尾 徹（香川県 交流推進部観光振興課長）

幹　　事：土居 義昌（公益社団法人香川県観光協会 事務局長）

■イメージ写真

当会ホームページ（https://kagawa-workation.org/）に格納しておりますので、ご自由にお使いくださいませ。

≪参考資料≫

1.当会の今後の具体的な活動内容や予定について

年内、遅くとも年明け早々にも第1回目例会の開催を予定しております。例会では国内外の先進事例、都市圏企業の関心や取り組み等の情報共有、香川県下におけるワ―ケーションの在り方や定義・展望などの協議、事業連携を促す会員間の交流・懇親などを企図してまいります。　

 

2.当会の最終的なゴールについて

当会の活動、当会が媒介となり、会員間にてさまざまな事業連携、新事業が創出されることで、第一の目的である「地域経済の活性化」に貢献したいと考えています。

この目的達成のため、当会を非営利任意団体から一般社団法人などの法人格を有す団体にする必要性などが生じた場合は、幹事各位と協議した上で取り決めてまいります。

 

3.幹事の役割について

まずは本日の設立より、幹事各位は各種会員の募集告知を担います。また例会や分科会、勉強会などの企画、運営も担い、会員間連携の“橋渡し役”となっていきます。

 

4.YouTuberが幹事に居る理由について

　当会では、ワ―ケーションには「発想」や「創造」、「革新」を生み出すと捉えており、その担い手には若者が不可欠であると考えています。こうした若者との接点には、今やSNSは欠かせず、当会の活動を特徴づける意味でも、YouTuberが幹事として成す役割は大きいと考え、就任いただきました。

 

5.ワ―ケーションにおける香川県の優位性や魅力について

　瀬戸内海と離島、昨今注目の父母ヶ浜など、海の青と木々の緑による優美な景観、温暖な気候といったロケーション、瀬戸内芸術祭や「お遍路」などの文化的な魅力を香川県は有しています。これらを身近に仕事（work）できることは、大きな優位性であると考えています。また、都市圏企業の事業継続計画（BCP）の観点からも、香川県の災害の少なさは魅力のひとつではと思います。