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【2020年 夏休み調査】小学校の夏休み短縮、賛成?反対?保護者に聞いてみた

アクトインディ株式会社(本社:東京都品川区 代表:下元敬道)が企画運営する、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」( https://iko-yo.net )は、小学生の子どもを持つ全国の保護者250名を対象に、新型コロナウイルスによる影響で短縮される夏休みに関するアンケートを実施しました。(調査期間:2020年6月1日~7月2日)

【本リリースのポイント】

1. 夏休み短縮、約9割

2. 約7割が夏休み短縮に賛成

3. 熱中症対策とコロナ対策の両立を切望する保護者

4. 短い夏休み、三密回避で思い出作り

 

【総括】

新型コロナウイルス対策下で長期間の休校により授業ができなかったことを挽回するため、全国的に小学校の夏休みが短縮される傾向がある。小学生の子どもを持つ保護者への質問では、回答者の9割が夏休みは短縮されると答えていた。短縮期間は各自治体や学校によって様々ではあるものの2週間以上が5割超あり、概ね夏休みは大幅に短くなるようだ。

休校でできなかった授業をもともとは夏休みだった期間に実施すること自体に同意する保護者は多く、約7割が「賛成」と回答。

ただし、盛夏時の登校になるとあって、登下校時や授業中に熱中症にならないか不安を感じている声が多くあがった。また、エアコンがそもそもない学校があったり、真夏に持たせるお弁当が傷まないか、コロナ対策としてのエアコンと換気のバランスは大丈夫なのかなど、それぞれの環境ごとに保護者の不安はあるようだ。

短縮された短い夏休みをどう過ごすかについては、自宅プールなどステイホームで工夫をする家庭もあれば、キャンプなど人が密集しにくいアウトドアを予定している家庭も多く見られ、三密回避で夏の思い出を作ってあげたいという気持ちがうかがえた。

 

1. 夏休み短縮、約9割

 約9割が子どもの通っている小学校で夏休みが短縮されると回答。例年通りの夏休みは2%。

 

 夏休みが短縮されると回答した方に、夏休みがどのくらい短縮されるかを質問したところ、「2週間以上3週間未満」が一番多く37%、わずかな差で「1週間以上2週間未満」が35%と続いた。2週間以上という回答が半数を超えており、今年の夏休みは大幅に短縮されるようだ。

 

2. 約7割が夏休み短縮に賛成

 子どもの夏休みが短縮されると回答した方に、夏休みの短縮に賛成か反対かを質問。約7割が賛成派で反対派は1割に満たなかった。

 

「賛成」の理由 (自由回答。一部抜粋)

● 授業日数の挽回と夏休みが多いと外出が増えそうな気がするから(小学2年生のパパ:30代会社員)

● 学校が始まるのが遅くなったが、おうちに2ヶ月以上もいて、夏休みのような体験をしたから(小学1年生のママ:20代主婦)

●  学校に行っていれば、あまり出かけなくて済むから(小学2年生のママ:50代以上パート)

●  学習の遅れを取り戻す必要がある。例年通りの海外旅行はできないため、長期休みが必要だと考えていない(小学2年生のママ:30代会社員)

●  コロナの影響で2ヶ月あまり休んでいて勉強はもちろん、友達関係に関しても今始まったばかり。勉強に関してはすぐ出来る子とできない子に差がかなりついてしまうと思うので、夏休みの短縮は賛成です(小学4年生のママ:30代主婦)

●  今年に限っては反対する理由が無い(小学2年生のパパ:40代会社員)

●  コロナで休校になっていたので授業が追い付いていないので。家にいてもゲームやYouTubeばかりで勉強しないので。友達と遊びたい!と言っているので(小学5年生のママ:40代パート)

●  3ヶ月もの間休校していて、かなり勉強が遅れているので、自宅で勉強しているくらいでは追いつかない。親が教えるには限度もあり、仕事をしていると目が行き届かないため(小学2年生・4年生のママ:40代パート)

●  勉強の遅れを取り戻して欲しい(小学1年生のママ:30代無職)

●  コロナ関連については気にはなりますが、例年通り1カ月休みというよりは、学校にて活動して欲しい。学校の先生などの負担にならないようにお互いに良い方法を模索していきたい(小学1年生のママ:30代主婦)

●  もう十分休んだし、秋や冬の第2波など心配なので前倒しでやってほしい(小学5年生のママ:30代主婦)

 

「反対」の理由 (自由回答。一部抜粋)

●  完全に感染者がなくなるまでは待機にしといてほしい(小学5年生のママ:40代会社員)

●  夏休みは子供の楽しみですから(小学1年生のママ:30代パート)

●  登下校の熱中症が気になる(小学1年生のママ:30代主婦)

●  暑いなか体育とかをするのは熱中症などの不安がある(小学1年生のママ:30代パート)

●  体や気持ちが持たない(小学1年生のパパ:40代公務員)

●  エアコンが導入されたとはいえ、小学校ぐらいは従来通りの夏休みあった方が心身成長する(小学1年生・3年生のパパ:40代会社員)

●  自粛は休みでも遊びに行けなかったから(小学2年生・6年生のママ:30代パート)

 

「どちらでもない」の理由 (自由回答。一部抜粋)

●  暑い時期に行くのも大変だし、給食ないのでお弁当が傷む事も不安。だけど、学習が追いつかないのも不安。先生も子供も大変そう(小学1年生のママ:40代パート)

●  授業の遅れは心配だが、熱中症の危険も心配(小学1年生のママ:30代主婦)

●  夏休みが短いのは可愛そうだけど、その分宿題が減るだろうし、学童のお弁当作りも減るから(小学2年生のママ:30代会社員)

●  勉強時間の確保の意味で賛成、小学一年生での真夏の暑い時期の登校や学校生活、マスク着用などによる体調リスクの観点で反対(小学1年生のパパ:30代会社員)

●  休んだ分学校に行けるのは本人も喜んでいるが、夏休みが削られるのは可愛そう(小学4年生のママ:40代公務員)

●  現状での感染リスクや学校生活への慣れや友達づくりも必要と考えます。そのためどちらがいいのか判断が難しいです(小学1年生のパパ:50代以上会社員)

●  授業日数が足りていないので減らす気持ちも分かるが、換気しながら室内温度の調節や、子供の気持ち的には複雑な所はある。期間が短縮されてレジャーも密になる可能性が高い。(小学2年生のママ:30代自営業)

●  夏休みが減るのはかわいそうでもあり、例年通りの期間にという思いとその反面勉強の遅れを取り戻すことを考えれば…という複雑な気持ち(小学1年生のママ:40代パート)

●  授業時間の確保は大事だが夏にしか出来ない体験も短くなってしまうこと(小学3年生のママ:30代主婦)

●  一番熱中症の危険がある時期に通学させなければいけないことが気掛かり。真っ直ぐ帰りなさいと言っても遊びながら帰る年頃なので、帰宅途中で倒れたりしないかとても不安。学業が遅れすぎるのも良くないので登校自体は反対しないが、日差しがそれほどきつくない時間に集団で確実に家に帰すなどしてほしい。また一刻も早くリモート授業を導入実施してもらいたい(小学3年生のママ:40代主婦)

 

3. 熱中症対策とコロナ対策の両立を切望する保護者

例年の夏休み期間に学校があることで心配に思うこと、反対にやってほしいと思うことがあれば教えてください (自由回答。一部抜粋)

●  登下校時の熱中症や外遊びのあとにエアコンが効いた部屋へ入った際の温度差(小学4年生のママ:40代会社員)

●  暑さ対策をして欲しい。給食があったら嬉しい。休み時間にちょっとの水遊び時間があると嬉しい(小学1年生のママ:40代パート)

●  クーラーをつけるときの換気(小学1年生のママ:30代パート)

●  水泳の授業(プール)による新型コロナの感染への不安(小学2年生のママ:30代会社員)

●  エアコンの設置(小学3年生のパパ:40代会社員)

●  時間のかかる宿題(自由研究工作読書感想文)がなしになってほしい。する時間がない(小学4年生・5年生のママ:30代主婦)

●  小テストなどを活用し、効率的に学習してほしい(小学4年生のパパ:40代会社員)

●  心配に思うこと→熱中症。やって欲しいこと→スポーツドリンクの持参OK。夏場暑いので、水・麦茶での水分補給では足りないと思うから(小学1年生のママ:30代主婦)

●  半日授業より、平常の給食有りで午後の授業も行って欲しい(小学1年生のママ:40代主婦)

●  授業と授業の間の休み時間を長くして少しでも休憩(お茶を飲む時間)があれば良いかな(小学6年生のママ:40代パート)

●  衛生管理の徹底(小学3年生・4年生のママ:50代以上パート)

●  ちゃんとエアコンを入れてくれているかが心配。エアコンは設置されているのですが、1年生の時は入れてくれなかったそうなので。やって欲しい事は、どんどん勉強をさして欲しいです。今夏はプールは無いみたいなのですが、暑いので普通の運動ではなくプールをしてあげて欲しいです(小学2年生のママ:50代以上主婦)

●  熱中症対策による室内の温度調整並びに水分や塩分の補給(小学2年生・3年生のパパ:20代会社員)

●  暑さクーラーしても窓開けてたら意味ない(小学2年生のママ:40代パート)

●  一番暑くなる時期にマスクで1日過ごすので、熱中症など体調が心配。教室での室温管理、水分補給など、徹底して欲しい。先生方も暑い中大変だとは思いますが、マスクやフェイスガード、アルコール消毒、手洗いうがい、目を配っていただきたいです(小学2年生・4年生のママ:40代パート)

●  いつも給食なのに、お弁当を作らなければいけない。暑いのに心配。熱中症も心配(小学4年生のママ:30代パート)

●  熱中症が心配、学童はお茶の補充をしてくれるが、学校はそれがない(小学2年生のママ:30代公務員)

●  給食中の会話をしない、遊ぶときも距離を保つ、ずっとマスクをするなど子どもたちにとって学校生活が窮屈になっている。長くなった春休みも決して楽しいと言えるものではなかったと思う。その上夏休みも短くなるのだから、先生方には子どもたちの頑張りを認めてたくさん褒めてあげて欲しいです(小学1年生のママ:30代主婦)

 

4. 短い夏休み、三密回避で思い出作り

短い夏休みにやりたいことがあれば教えてください (自由回答。一部抜粋)

●  夏休みの半分を旅行滞在する(小学2年生のパパ:30代会社員)

●  毎年恒例のキャンプに行く!予約済(小学4年生のママ:40代会社員)

●  自宅でゆっくり過ごす(小学3年生・6年生のママ:40代主婦)

●  グランピングに行きたい(小学1年生のママ:40代会社員)

●  出かけることはできないと思うので、お菓子作りや料理を一緒に作りたい。その時間や体験が将来役に立ったらいいなぁと思います(小学1年生のママ:20代主婦)

●  キャンプ。密にならないような自然環境のもとで過ごしたく思います(小学2年生のママ:30代会社員)

●  子供達と一回は出かけたい(小学2年生のママ:30代会社員)

●  短くても 思い出の残る事をしてあげたい(小学6年生のママ:40代パート)

●  自粛中ずっと家にいたので、なるべく密にならない程度に外に出て遊ばせてあげたい(小学4年生のママ:30代主婦)

●  海水浴場が開いていれば、海水浴に連れていってあげたいです。また、初めての虫取りにも挑戦させてみたいです(小学2年生のママ:50代以上主婦)

●  バーベキューや庭でプール(小学1年生・5年生のママ:40代パート)

●  自粛期間含め長い間散歩や買い物くらいしか出られてないので遊園地等に連れて行ってあげたい(小学4年生・6年生のパパ:40代会社員)

●  海外へ里帰り出産に立ち会いたい!飛行機は飛ぶ?出入国制限はどうなる?長期休暇とらざるを得ない自分の首は残る?(小学6年生のパパ:40代会社員)

●  プール授業がなくなったからプールに行きたい(小学2年生のママ:40代会社員)

●  不特定多数の場であるプールや海水浴が困難な状況なので、密集しない水遊び(散水)をしたいです(小学1年生・5年生のママ:40代主婦)

●  子供にも宿題無しの休日を与える(小学5年生のママ:30代会社員)

●  ものづくりや、避暑地へのお出かけなど、濃い夏休みにしてあげたい(小学1年生・3年生・5年生のママ:40代パート)

●  夏休みという観念にとらわれず、長期の休みには日ごろでは出来ないことをするチャンスのはず。それぞれの子供も関心興味のある事柄についての研究や調査などをすべき。コロナによる休校時期に既に行っているのであればアクティビティでもよいが、コロナウイルスの終息状況次第かな(小学5年生のパパ:50代以上会社員)

●  自宅プールなど家で出来る楽しいことをやってあげたいです(小学1年生のママ:30代主婦)

 

5. プロファイル(回答者全体の250サンプルの内訳)

ž   性年齢比率

 

20代以下

30代

40代以上

男性

1%

7%

20%

女性

3%

36%

33%

ž   職業

主婦・主夫

27%

会社員(フルタイム勤務)

42%

パートタイム勤務・アルバイト

24%

公務員

4%

専門職

2%

自営業

2%

その他

1%

 

トピックス  

「いこーよ」では全国のファミリーにおすすめのキャンプ場を紹介しています!

https://iko-yo.net/topics/camp

 

「いこーよ」概要  

子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」(https://iko-yo.net)は、2008年12月にサービスを開始した、家族でお出かけする場所が見つかる情報サイト。「いこーよ」は、お出かけを通じて家族のコミュニケーションや子ども達の笑顔が増えることを願っており、また子どもたちの健やかな成長が明るい未来を創ってくれると信じています。お出かけ情報の他にも、子育て情報、家庭生活に役立つトピックス等随時発信!子育て層に不可欠なサービスとしてご利用いただいています。

年間PV数:5.6億 (2019年11月現在)

■年間利用者数(UB):約6,700万人 (2019年11月現在)

■掲載スポット数:約81,200件 (2020年5月現在)

■ゼロ歳から9歳の子どものいる「子育て世代」の利用率:約8割

 

「いこーよ」の運営会社について  

社名:アクトインディ株式会社

所在地:東京都品川区西五反田1-27-2 ヒューリック五反田ビル8階

代表取締役:下元敬道 (しももと たかみち)

設立:2003年6月

従業員数:111名(時短社員等を含む。2020年2月25日現在)

主な事業:子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」(https://iko-yo.net)の企画運営

URL:https://actindi.net

子会社・関連法人:せいざん株式会社(シニア向け事業)、一般社団法人次世代価値コンソーシアム(社会貢献活動)

受賞歴等:

・「共働き子育てしやすい企業グランプリ2019」第24位(主催:日経DUAL)2019年

・「VLED勝手表彰」優秀賞、ASPIC・ますます発展していこーよ賞、日本マイクロソフト賞(主催:一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構)2018年度

・平成30年度東京ライフ・ワーク・バランス認定企業 (主催:東京都)2018年

・「東京都オープンデータアプリコンテスト」東京都知事賞(主催:東京都)2018年

・「Alexaスキルアワード2018」子育て支援部門賞、世の中あかるくしてくれ賞(主催:アマゾンジャパン株式会社)2018年

・「第11回 キッズデザイン賞」キッズデザイン協議会会長賞(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁、内閣府)2017年

・「Ruby bizグランプリ2017」(主催:Ruby biz グランプリ実行委員会/島根県)2017年

・「ウッドデザイン賞2017」(主催:ウッドデザイン賞 運営事務局、林野庁補助事業)2017年

・「第4回グッドライフアワード」実行委員会特別賞(主催:環境省)2016年



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企業情報

企業名 アクトインディ株式会社
代表者名 下元 敬道
業種 ネットサービス

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