マスターカード（Mastercard）社、ダブリンを欧州向け技術拠点と位置付け レパーズタウンに新キャンパスを設立、今後3～5年で最大1500人の雇用創出へ

マスターカード社は、ダブリンにおける新たな欧州技術拠点の大規模拡張に伴い、今後3～5年の間に1500人の雇用を創出する計画を発表しました。本計画は、同社の数々のグローバル拠点の中でもダブリンの技術拠点が果たす重要な役割を示しています。

 

マスターカード社は決済技術大手として雇用を拡大し、人工知能、サイバーセキュリティ、ブロックチェーン、ユーザーエクスペリエンス等の部門に相当規模の投資を行う予定です。このため最先端技術のプロジェクトに携わる、開発力やソフトウェア技術力に優れた技術者を採用していきます。

 

マスターカード、アイルランド支社は2008年に従業員36人で事業を開始してから従業員650人を超えるまでに成長しました。今では活気に満ちた多文化の拠点としてアイルランドはもとより欧州各地、さらには世界中から才能あふれる高技術人材を引き付けています。

 

本拡張計画と並行してマスターカード社は、現行拠点からさほど遠くないサウスダブリン郡レパーズタウンに新設したキャンパス、ワンサウスカウンティとツーサウスカウンティにも追加の事務所スペースを確保する予定です。キャンパス形式の新たな職場は、ニューロダイバーシティ、福利厚生、協力体制を核に環境デザイン原理に基づく最新設備を提供し、屋上テラス、カフェ、駐車場、フィットネスジム等も設置されます。2020年末までにワンサウスカウンティに入居し、準備が整い次第ツーサウスカウンティにも入居の計画です。マスターカード社への求職詳細はMastercard Careersをご参照ください。

 

マスターカード社オペレーション・アンド・テクノロジー担当プレジデントのエド・マクローリン氏は次のように述べました。「弊社のダブリン技術拠点は欧州をはじめとする企業の技術革新の原動力であり、当社技術の足跡をここでさらに拡張できることを喜ばしく思います。新キャンパスは今後も高技術人材の誘致に役立つため、弊社は新たな技術動向の最前線に立って世界中のデジタルコマースの未来を推進していきます」

 

アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン長官は次のように述べています。「マスターカード社の新たな欧州技術拠点拡張による1500人の雇用創出の発表は素晴らしいニュースであり、アイルランドを同社グローバル業務の重要拠点と位置付けるものです。アイルランドがグローバル規模で主要な金融センターとなれた背景には、マスターカード社をはじめとする世界の決済最大手数社が拠点を置いているという、決済部門における確固とした実績があります。同社の大規模投資とダブリン事業所の拡大は、国際技術サービスにおけるアイルランドの立ち位置や、アイルランドへの投資を検討している企業に大きな後押しになるものと期待しております」

 

アイルランド政府産業開発庁日本代表 デレク・フィッツジェラルドは次のように述べています。「マスターカード社の巨大な投資計画は、アイルランドのFintechや決済分野での先進性の新たな証です。アイルランドを本拠地とした他の決済企業には、ペイパル、ストライプ、サークル、スクエア、ファースト・データ、ヤップストーン、EVOペイメンツ、エキファックス、グローバルペイメントなどがあります。これらのすべての企業は、アイルランドから、世界あるいは欧州のオペレーションを行っています」

 

マスターカード（Mastercard）社について

マスターカード社（ニューヨーク証券取引所：MA）www.mastercard.comは世界の決済業界におけるテクノロジー企業です。世界最速の決済ネットワークを運用し、世界210を超える国や地域の消費者、金融機関、加盟店、政府、企業を繋いでいます。ショッピング、トラベル、事業経営、財務管理など日々の商取引をよりシンプルで、安全かつ効率のよいものとするプロダクトとソリューションを提供しています。同社のニュースは、ツイッターで@MastercardNews フォローいただくか、公式ブログBeyond the Transaction Blogをご参照ください。最新ニュースに関しては同社のニュースルームEngagement Bureauへの会員登録をお願いいたします。

 

投資に関するお問い合わせ

アイルランド政府産業開発庁　日本事務所

代表　デレク・フィッツジェラルド

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