アイルランド政府産業開発庁、デピューシンセス（DePuy Synthes）アイルランド社 イノベーションセンターへの新規巨額投資を歓迎

2019 年1 ⽉28 ⽇ ‒ 外務貿易省のサイモン・コヴェニー⼤⾂は、コーク県リンガスキディ、

ロフベグにあるデピューシンセス（アイルランド）・イノベーションセンターの研究開発事

業へ、30 ⼈の⾼いスキルを持った技術者の雇⽤及び3600 万ユーロを投資する計画を発表

しました。

この事業計画は、アイルランド政府産業開発庁を通し、雇⽤産業技術省が⽀援するものです。

本投資は、デピューシンセス社のイノベーションセンターにおける活動の規模や範囲の拡

⼤を⽬的としています。10 年前に始動した同センターは、多彩な技術チームによって、技

術⾰新を加速化し、同社の整形外科製品のポートフォリオに次々と新製品を導⼊してきま

した。事業の重点は、将来のニーズに対応する3D プリンティング、コーティング、表⾯処

理における材料科学の促進に置かれます。また、3D プリンティング開発・⽴ち上げセンタ

ーや、昨年ダブリン⼤学トリニティ・カレッジとの共同で着⼿したジョンソン・エンド・ジ

ョンソン社3D バイオプリンティング・ラボが拡張計画の⼀環として設⽴されました。

デピューシンセス社グローバルサプライチェーン担当バイスプレジデントのシャノン・ク

レスパン⽒は会社を代表して、「本イノベーションセンターの新たな展開の発表に際し、こ

の場にいられて嬉しく思います。当社は世界で最も総合的な医療機器企業として画期的な

医療ソリューションを開発し続け、患者予後の改善と医療提供の未来の⽅向付けという当

社の指針を⽀えています」と述べました。

アイルランド政府産業開発庁マーティン・シャナハン⻑官は次のように述べ、今回の発表に

ついて同様に歓迎の意を⽰しました。「アイルランドは⾼価値で⾼品質なイノベーション製

品やサービスの製造において、世界⼀の座へと躍進し続けています。まさに世界のひのき舞

台で活躍しているモデルケースがデピューシンセスです。コーク県にある同社の「未来の⼯

アイルランド政府産業開発庁

⽇本事務所

場」で始動したプロセス主導のデジタルツインプログラムは、世界経済フォーラムで製造業

の「明⽇を導く灯台」（Lighthouse）と呼ばれるほど⾼く評価されました。また、本拠点へ

の継続投資の発表は、同⼯場の先⾒の明と⼈材の優秀さによるものだと考えています」

アイルランド政府産業開発庁⽇本代表 デレク・フィッツジェラルドは次のように述べてい

ます。「アイルランドでは多くの医療機器企業が技術⾰新を起こしており、デピューの発表

は、その中の素晴らしい⼀例と⾔えるでしょう。アイルランドに拠点を持つ医療機器企業は、

技術⾰新に積極的な取り組みを⾒せていますが、その数は全体の６０%にも上り、ボストン・

サイエンティフィックやクック メディカル、メドトロニック、ストライカーの名前も含ま

れています。このような企業は、優秀な⼈材を豊富に有すること、そして開発費の50％ま

で補填される研究開発奨励⾦を理由にアイルランドを拠点として選んでいるのです」

デピューシンセスについて

デピューシンセス事業本部はジョンソン・エンド・ジョンソン社の⼀事業部⾨として、関節

再建、外傷、脊柱、スポーツ医学、神経、頭蓋顎顔⾯領域の整形外科および脳神経外科関連

の製品とサービス、機械や⽣体材料といった世界で最も総合的なポートフォリオを提供し

ています。詳細についてはhttps://www.depuysynthes.com/をご参照下さい。

■アイルランド政府産業開発庁 (IDA Ireland) について

アイルランド政府産業開発庁は、アイルランドの産業開発、海外からの直接投資等を推進す

る⽬的で設⽴された政府機関です。⽇本事務所では、過去40 年間にわたり、欧州への進出

を検討されている⽇本企業向けに、⽴地や⼈材、税制、優遇措置など各種最新情報の提供の

ほか、現地視察、進出計画の⽴案から進出後のサポートまで幅広い⽀援を⾏っています。

過去のプレスリリースは、https://www.idaireland.jp/newsroom/をご覧ください。

投資に関するお問い合わせ

アイルランド政府産業開発庁 ⽇本事務所

代表 デレク・フィッツジェラルド

東京都千代⽥区麹町2-10-7 アイルランドハウス2 階

E-mail: idatokyo@ida.ie ウェブサイト: https://www.idaireland.jp /Twitter: @IDA_TOKYO