ペンシル、サイト分析のヒューマナライズ・プラットフォーム「スマートチーター22.0」公開、初回購入誘導元分析など3つの新機能を搭載しエンゲージメント形成を研究

研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開する株式会社ペンシル(本社:福岡市中央区、代表取締役社長COO:倉橋美佳、以下:ペンシル)は、ウェブサイトのデータの裏側にあるユーザー心理やライフサイクルを意識したサイト分析が可能なヒューマナライズ・プラットフォーム「スマートチーター」に、ページの閲覧傾向や関心度を計測するエンゲージメント分析やコンテンツ分析など3つの新機能を追加し、2018年9月3日よりバージョン22.0を提供開始いたしました。

スマートチーター22.0の新機能

Customer Engagement Management = CEM

 近年、サイトユーザーと企業との関係性構築における接点や過程が多様化しています。ペンシルでは、顧客接点ごとにエンゲージメント(結びつき)を計測する考え方「Customer Engagement Management = CEM(シーイーエム)」を推奨し、エンゲージメントを分析し数値化する手法を研究してきました。

 

 このような背景から、バージョン22.0でも、サイトコンテンツの閲覧傾向や関心度からエンゲージメントを計測する新機能などを追加し、DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)によるデータ連携などの需要が高まる中、アナリストの作業を効率化する仕組みを開発しました。

 

◆ 新機能1:初回購入誘導元分析 - ユーザーのリピート率や平均購入金額などを分析

 DMPとしての役割があるスマートチーターは、ユーザーの商品初回購入時の誘導元媒体ごとに、その後のリピート率や平均購入金額(LTV)、リピート購入までにかかった日数などを比較分析することが可能です。本機能により、これまではアナリストチームが購買データを手動、もしくはその他のBIツールでレポート化していたものを自動化することができます。

 

 また、データ連携することで「経過日数」などアクセスログとの紐付けが可能となり、よりスピーディにユーザーのサイトへの来訪傾向をふまえた分析ができるようになりました。フォローメールなどリピート・引き上げ施策の効果検証を容易にするため、統計的観点から有意差を検定する機能も搭載しています。

 

◆ 新機能2:コンテンツ閲覧傾向分析 - 傾向の異なるページを見つけ出す

 ページごとに、来訪ボリューム、新規/既存率、直帰率、読了率など複数の情報を可視化し、比較することで傾向の異なるページを見つけ出す新機能です。これまで、ページの詳細傾向を分析する機能はありましたが、重点的に分析するページの抽出、同一カテゴリページでの比較などは1ページずつ情報を見比べる必要があり非効率的でした。

 

 本機能により、一覧性が高まり、ページの傾向が簡単に把握できるようになりました。例えば、本機能で全体を俯瞰し「訪問数が多いのに読了率が低いページ」を見つけ、詳細分析の機能に移動した上で、どのエリアで離脱が発生しているかを調べるというような使い方ができます。「購入」のようなCV(コンバージョン)に繋がらない読み物コンテンツであってもユーザーに満足してもらえているかというエンゲージメントを測るための指標化の研究も進めています。

 

◆ 新機能3:コンテンツ関心度マップ - ユーザーが閲覧する順番を「傾向」として把握

 ペンシルは、様々なユーザーの動きを分析した結果、「ユーザーは、サイトに来訪した初期段階で興味関心の高いコンテンツを見て意欲を高めているのでは?」という仮説を立てました。ユーザーがページを閲覧する順番を「傾向」として把握するのが「コンテンツ関心度マップ」です。

 

 ユーザーの実際の動きを並べたマップは既存の他社サイト分析ツールにもありますが、分岐や行き来が多く、全容を把握しづらい、また、施策結果を比較しづらいという課題がありました。本機能では、独自のスコアリングによって、どのページが「はじめの方/あとの方」で見られているかをグルーピングし、関心度を俯瞰して把握することができます。

 

今後の展望

ペンシルは、今後も「CEM」の考え方に基づき、顧客とのエンゲージメントを各接点で測ること、また、エンゲージメントを向上させていくための指標化・可視化に努め、様々なデータとの統合や計測の仕組みを開発しながらエンゲージメント形成の研究開発に注力して参ります。

 

スマートチーターとは

 スマートチーターは、ペンシルのウェブコンサルティングの技術とノウハウを結集して開発を続けるヒューマナライズ・プラットフォームです。2006年に開発を開始し、アクセス解析機能やサイト改善の効果測定機能など、アップグレードを重ねるごとに新機能を追加しています。「簡単」「高速」「わかりやすい」が特徴で、サイト分析の初心者にも扱いやすく、また、ペンシルのコンサルタントが現場で活用しているアイデアやサイト分析ノウハウを盛り込んでいるため、サイト分析のエキスパートにも納得いただける機能を兼ね備えています。

スマートチーター 公式サイト:http://www.pencil-cheetah.jp/

 

株式会社ペンシルについて

 株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、サイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。



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企業情報

企業名 株式会社ペンシル
代表者名 倉橋 美佳
業種 ネットサービス

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