日本初の民間の難民シェルター「JELA(ジェラ)ハウス」建て替えについて

一般社団法人 日本福音ルーテル社団(=JELA=東京都渋谷区)は、日本初の民間による無料の難民シェルター「JELA(ジェラ)ハウス」の建て替えを2018年6月より実施いたします。

JELAの難民支援事業は、1984年にスタートしました。当初は、1)外務省より保護依頼のあった難民(インドシナ難民以外)で、日本に永住するために祖国から逃げてきた人々に対して、法務省から難民認定申請に対する結果がでるまでの期間生活を援助すること。2)外務省より保護依頼のあった難民(インドシナ難民以外)で、日本以外の国への永住を希望する者が、日本に滞在する間の生活を援助し、移住可能な第三国を探すことの援助。3)難民が日本で居住・生活することに対しての日本国内での啓発。4)人種・宗教・政治等の背景を超えて、難民個人の立場に立った支援を行う。等を目的として活動して参りました。

 

在留難民を支援するにあたり、住居の確保という問題があり、省庁からの要請で、民間による日本初の難民シェルター「JELAハウス」が1991年に誕生しました。「JELAハウス」は、アパート一棟を改修工事して難民用シェルターとしたもので、購入・改修から早30年が経過し、築年数も約50年に達しようとしています。東日本大震災でも被害はなかったのですが、耐震強度などを考えた時に建て替える時期にきていると判断しました。

 

これまでの年間利用者は、約40~50名(延べ人数。出身国は、アフリカやアジアの十数か国)。常に満室状態で難民申請者の方々に利用いただいており、利用者は、難民支援NGO、国連難民高等弁務官駐日事務所(UNHCR)、公益財団法人アジア福祉教育財団 難民事業本部(RHQ)などからご紹介いただいた方々です。

 

建て替えに際し、既存の「JELAハウス」を見ていただくことや、新しいハウスの説明などさせていだければと考えております。建て替え後は、より居住性が高く部屋数の多い、耐震構造を備えた建物に生まれ変わります。完成は今秋の予定です。ご興味のある方は、弊社団までご連絡ください。

 

【問い合せ先】

一般社団法人 日本福音ルーテル社団/Japan Evangelical Lutheran Association(JELA)

難民支援事業担当:下川正人

〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26

TEL:03-3447-1521/FAX:03-3447-1523

 http://www.jela.or.jp/

 

参考記事

http://jelanews.blogspot.jp/2018/01/blog-post_18.html

 



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企業情報

企業名 公益財団法人JELA
代表者名 代表理事 古屋 四朗
業種 その他サービス

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