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松谷と名城大、希少糖含有シロップと糖代謝ついての共同論文を「Journal of Agricultural and Food Chemistry」誌に掲載

松谷化学工業株式会社

! 2017年5月18日 18時

松谷化学工業と名城大学薬学部による希少糖含有シロップの糖代謝に対する影響についての共同論文「Wistarラットにおいて、異性化糖ではなく、D-アルロース(和名:D-プシコース)を含む希少糖含有シロップは、肝臓のグルコキナーゼの移行を介しても、耐糖能とインスリン感受性を維持する」が、米「Journal of Agricultural and Food Chemistry」2017年3月9日号に掲載されました。

松谷化学工業株式会社

ニュースリリース

2017年5月18日

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松谷化学工業と名城大学薬学部、希少糖「プシコース」(アルロース)を含む希少糖含有シロップの糖代謝に対する影響についての共同論文を「Journal of Agricultural and Food Chemistry」誌に掲載

--- タイトル 「Wistarラットにおいて、異性化糖ではなく、D-アルロースを含む希少糖含有シロップは、肝臓のグルコキナーゼの移行を介しても、耐糖能とインスリン感受性を維持する」---

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でん粉加工と機能性食品素材の総合メーカー 松谷化学工業株式会社(本社:兵庫県伊丹市 代表取締役社長:松谷晴世 以下、松谷)は、このたび名城大学薬学部と当社研究所の希少糖(レアシュガー)研究チームによる、希少糖の一種「D-アルロース」(和名:D-プシコース)を含む希少糖含有シロップの糖代謝に対する影響についての共同論文「Wistarラットにおいて、異性化糖ではなく、D-アルロースを含む希少糖含有シロップは、肝臓のグルコキナーゼの移行を介しても、耐糖能とインスリン感受性を維持する(Rare Sugar Syrup Containing d-Allulose but Not High-Fructose Corn Syrup Maintains Glucose Tolerance and Insulin Sensitivity Partly via Hepatic Glucokinase Translocation in Wistar Rats.)」が、米国ACS Publicationsが発行する「Journal of Agricultural and Food Chemistry」2017年3月9日号に掲載されましたのでお知らせします。また、米国ACSから本論文に関してプレスリリース*が行われ、本論文に関する写真が、掲載号のカバーアートに採択されました。

 

【論文掲載誌】 「Journal of Agricultural and Food Chemistry 2017 Mar 9」

http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.jafc.6b05627

(ACS Publications (http://pubs.acs.org/

--- The American Chemical Society (ACS:アメリカ化学会)の出版部門 https://www.acs.org/

 

【論文タイトル】 「Rare Sugar Syrup Containing d-Allulose but Not High-Fructose Corn Syrup Maintains Glucose Tolerance and Insulin Sensitivity Partly via Hepatic Glucokinase Translocation in Wistar Rats.)」が、米国ACS Publicationsが発行する「Journal of Agricultural and Food Chemistry」(邦題:Wistarラットにおいて、異性化糖ではなく、D-アルロースを含む希少糖含有シロップは、肝臓のグルコキナーゼの移行を介しても、耐糖能とインスリン感受性を維持する)

 

【論文要旨】

背景:異性化糖(HFCS)の摂取は、糖尿病および肥満の両方のリスクと関連している。希少糖含有シロップ(RSS)は、HFCSのアルカリ性異性化によって開発され、抗肥満および抗糖尿病効果を有する。しかし、糖代謝に対するRSSの影響は検討されていない。我々は、RSSの長期投与がグルコース耐性を維持するかどうか、および、そのメカニズムが肝臓グルコキナーゼ移行と関連するかどうかを調べた。

方法:Wistarラットに、水、RSSまたはHFCSを飲料水にて10週間投与し、耐糖能、インスリン耐性、肝グリコーゲン含量、および肝臓グルコキナーゼの細胞内分布を評価した。

結果:RSSは、体重増加および腹部脂肪量を有意に抑制した(p <0.05)。耐糖能試験では、水群と比較してHFCS群で有意に高い血糖値を示したのに対し、RSS群では90~180分に有意に血糖値が低下した(p <0.05)。 30分、60分、および90分で、RSS群のインスリン値は水群のインスリン値より有意に低かった(p <0.05)。肝グリコーゲンの量は、RSS群では他の群よりも3倍以上高かった。グルコース負荷後、グルコキナーゼの核外移行は、水群と比較してRSS群で有意に増加した。これらの結果は、RSSが肝臓グルコキナーゼの核外移行を増強することによってもグルコース耐性およびインスリン感受性を維持することを示唆している。

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*ACS News Service Weekly PressPac: March 08, 2017 "How rare sugars might help control blood glucose"

https://www.acs.org/content/acs/en/pressroom/presspacs/2017/acs-presspac-march-8-2017/rare-sugars-might-help-control-blood-glucose.html

 

 

希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」について:

希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」は、「プシコース」などの希少糖類を13~15パーセント含むシロップ(液糖)です。トウモロコシなどのデンプン由来の安心素材で、既存の糖質(甘味料)を見直し、「ぶどう糖」(脳や筋肉のエネルギー源)・「果糖」(味が良く、低GI)・「希少糖」(健康とスリムの追及)のそれぞれの長所を生かすようにバランス良く作られています。甘味は砂糖の9割程度で、コクがありつつスッキリした甘味があります。性状は液状で、砂糖と同様の甘味料用途として、お料理、飲み物、お菓子やパンなどに幅広く利用できるヘルシー甘味料です。

また、「レアシュガースウィート」には、含まれる希少糖の作用により、卵臭の軽減(ゆで卵、プリンなど)、フレーバーリリースの向上(フルーツジャム、果汁飲料など)、コク味付与・風味向上(餡製品、カスタードクリーム、コーヒー飲料など)、減塩効果(ドレッシング、スープなど)、マスキング(高甘味度甘味料、コラーゲンなど)、水分活性の調整(餡、フラワーペーストなど)等の、甘味調味料としての特長があります。なお、これまでにレアシュガースウィートを使用した商品は1,000種類以上開発されています。(企業数500社以上、品目数2,000以上)

 

「希少糖」(レアシュガー Rare Sugar)について:

「希少糖」とは、自然界に微量にしか無い、希少な単糖およびその誘導体の総称として、国際希少糖学会(会長:香川大学 何森 健(イズモリ ケン)特任教授)によって定義され、また各種希少糖を大量生産する道すじが何森教授によって示されました。量は非常に少ないのですが、種類は多く、自然界に50種以上存在しています。キシリトールも希少糖の一種です。近年、香川大学ほか研究機関による希少糖の大量生産技術の確立により研究が進み、様々な生理活性が発見されました。特に、希少糖の一種である、ノンカロリーで甘味度は砂糖の7割程度の「プシコース」(アルロース)には、食後血糖上昇抑制作用、内臓脂肪蓄積抑制作用やアンチエイジング効果が認められています。また、「アロース」には血圧上昇抑制作用、抗酸化作用などの生理活性のほかアンチエイジング効果も認められており、医薬品や機能性食品、化粧品などへの応用開発が進められています。

2010年、松谷化学工業と株式会社希少糖生産技術研究所は、プシコースなどの希少糖類を含む希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」の開発に世界で初めて成功しました。これまでの香川大学との研究調査により、「レアシュガースウィート」が脂肪蓄積抑制効果や糖代謝改善作用などへの効果を持つことが報告されており、肥満予防などメタボリックシンドロームに対する効果が期待されています。なお、2011年11月には国際希少糖学会第5 回国際シンポジウムにおいて「レアシュガースウィート」のヒトでの12 週間連続摂取による体脂肪低減効果とその安全性が報告されています。

 

 

 

松谷化学工業株式会社(http://www.matsutani.co.jp)について:

松谷化学工業株式会社(本社:兵庫県伊丹市北伊丹5丁目3番地 代表取締役社長:松谷晴世)は、でん粉加工と機能性食品素材の総合メーカーとして、加工でん粉や難消化性デキストリンをはじめとする食物繊維等の製造・販売、希少糖および関連製品の研究開発・製造、販売を行っています。当社は、でん粉加工のパイオニアとして、新しい機能を有するでん粉やその分解物など食品製造に不可欠な機能性の高い素材を多岐にわたり研究開発を行っており、お客様のニーズにお応えする「手軽で」「美味しい」「体に良い」加工食品を創造するための機能と、「安全」「安心」「安定」した品質を持つ食品素材「食用でん粉」「加工でん粉」「澱粉分解物」を提供いたします。

 

 



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松谷晴世

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