【熊本地震支援】阿蘇高森の在来種「鶴の子いも」の産地復興を応援!MINAMI-ASO TAKAMORI 鶴の子いも “つなぐ” STORY PROJECT

 阿蘇地域世界農業遺産資源のひとつである「鶴の子いも」は、長年、契約栽培のみで流通している高森町でしか育たない在来種の里芋。食感はもっちり、なめらか。郷土料理の「高森田楽」に欠かせない食材として、古くからたくさんの皆様に親しまれてきました。平成28年熊本地震からまもなく一年。観光客向けの契約栽培のみで流通してきたという事情もあり、交通網の寸断の影響から観光客が激減し需要も急落。現状に合った思い切った打開策の実行が求められており、早急なサポートと後継者問題など産地の未来をつくるためのアクションを起こすことが急務です。鶴の子芋生産農家は地域内で4〜5軒。どこも高齢化しており、震災の影響が長引けば産地の今後はありません。今季の在庫を一日も早く完売することはもちろん、後継者を増やし育てていくために新たな販売ルートの確保や、新しい味わい方の研究など、産地連携で支援プロジェクトを推進していきます。

 食を通じた日タイ両国のローカル地域の発信、および一次産業支援を手掛ける、特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN(所在地:東京都港区高輪、代表理事:西田誠治)は、【熊本地震支援プロジェクト】MINAMI-ASO TAKAMORI 鶴の子いも “つなぐ” STORY PROJECT 〜阿蘇在来種を守り未来に伝えるために〜を、2017年2月21日(火)よりプロジェクトを開始しました。

 

「【熊本地震支援プロジェクト】MINAMI-ASO TAKAMORI 鶴の子いも “つなぐ” STORY PROJECT 〜阿蘇在来種を守り未来に伝えるために〜」

http://tsurunokoimo.peatix.com

「雹kissりんごプロジェクト」のイラストも手掛ける山内マスミ氏描き下ろしのイメージイラスト

 

【背景】

 

 阿蘇地域世界農業遺産資源のひとつである「鶴の子いも」は、長年、契約栽培のみで流通している高森町でしか育たない在来種の里芋。食感はもっちり、なめらか。郷土料理の「高森田楽」に欠かせない食材として、古くからたくさんの皆様に親しまれてきました。

 

 平成28年熊本地震からまもなく一年。観光客向けの契約栽培のみで流通してきたという事情もあり、交通網の寸断の影響から観光客が激減し需要も急落、現状に合った思い切った打開策の実行が求められており、早急なサポートと後継者問題など産地の未来をつくるためのアクションを起こすことが急務です。

 

 鶴の子芋生産農家は地域内で4〜5軒。どこも高齢化しており、震災の影響が長引けば産地の今後はありません。今季の在庫を一日も早く完売することはもちろん、後継者を増やし育てていくために新たな販売ルートの確保や、新しい味わい方の研究など、産地連携で支援プロジェクトを推進していきます。

 

 生産農家1軒あたりの収穫量は毎年3〜4トン。契約先の田楽料理を提供するお店へ全量が出荷されます。旬は2月〜3月。本来ならば契約先への出荷で1月中には完売しているはずの「鶴の子いも」が、震災被害の影響から今季はまだ在庫が1トン弱もあります。このままでは全て廃棄処分となってしまう危機的な状況です。

 

 高森町の「鶴の子いも」生産農家の「きみちゃんファーム/村上公夫代表」からの相談で、急遽現地でお話を伺い当プロジェクトを立ち上げました。

 

 今回、課題として浮かんだこと、

・現在手当をしないといけない問題(=廃棄をせずに価値を正しく伝えて販売し、完売すること)

・今後の産地復興と品種の継承のため必要なこと(=契約栽培以外の新たな販路作り、後継者育成のための道づくり)

 

 この大きく2つの課題解決に向けプロジェクトを実行します。現在、生産農家は高森町に4〜5軒のみとなっており、生産者同士の横の連携も無く、後継者不足は地域の抱える大きな問題となっています。

 

 

【プロジェクトで実施すること】

 

 高森町に代々伝え守られてきた「鶴の子いも」の美味しさは折り紙つき。もっちり滑らかで、焼いても煮ても実がぐずぐず崩れることもなく、つるの様なシルエットは残したまま、食卓で美味しく楽しむことができます。

 

 今までは接点のなかった全国の個人の方々に向けて、特設サイトで直売を行います。たくさん食べていただくことで産地を支えていただきたいと思います。この産地が抱える様々な問題は、今回の熊本地震がきっかけでようやく見えて来たもので、仮に何も起こらなかったとしたら、気づくことも無く危機感もなかったでしょう。ピンチをチャンスに変え、前向きな良い変革を行ないたいと考えています。

 

<今回プロジェクトで取り組む地域課題>

1.現在産地が抱えている様々な問題を解決するためのアクションを起こす!

 この販売プロジェクトを軸に現状を変えるための新たな流れをつくる

 

2.ピンチをチャンスに! 観光客依存ではなく県内外に新たなファンを作る!

 待受ではなく発信する側に立つ、 魅力ある商品の価値や味わい方を積極的に伝えていく

 

3.伝統野菜の次世代継承のために産地内で縦横に連携した動きを生み出す!

 このままでは衰退してしまう懸念を払拭し、 産地の将来のためにバトンをつなぐ活動

 

 

【今後の展望】

 

 単発ではなく 未来のストーリーをみなさまと一緒に作るためのプロジェクトでもあります。 そのためにも後継者問題や生産者同士の横の繋がりを生み出し、鶴の子芋が抱えている地域課題を同時に解決していくためのプロジェクトとして生産者と連携して取り組んで参ります。ぜひ、継続した産地プロジェクトの応援をよろしくお願いいたします。

 

「【熊本地震支援プロジェクト】MINAMI-ASO TAKAMORI 鶴の子いも “つなぐ” STORY PROJECT 〜阿蘇在来種を守り未来に伝えるために〜」

http://tsurunokoimo.peatix.com

 

鶴の子芋生産者:きみちゃんファーム/村上公夫

村上さんちの鶴の子芋 Facebook

@kimichanfarm

 

【特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHENについて】

 

本社:〒108-0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービルディング4F #409

代表者:代表理事/6次産業化プランナー 西田誠治

設立:2012年4月2日 (任意団体設立2010年6月)

Tel:070-5371-4777

Fax:03-6779-4026

URL:http://yumyam47.com/

事業内容:日タイ両国の食を通じた地域活性化、国際文化交流に関わる活動



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企業情報

企業名 特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN
代表者名 西田誠治
業種 その他サービス

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