国際次世代農業EXPOにて農業IoT ゲートウェイ発表

ケービデバイス(本社 京都)は、農業におけるIoT(モノのインターネット=Internet of Things)に利用する。農地用モバイル・ゲートウェイ装置「みまもルータ」をセンサーメーカーに協賛で参考出展した。ゲートウェイは農地での各種センサー、遠隔機器、防犯カメラなどをインターネットに接続するのには必須の装置で、これからのIoT時代を後押し、効率的で効果的な次世代農業の支援する、と今後の発展に期待している。

式会社ケービデバイスは、同社が防犯・警備・M2M用に販売されていたゲートウェイ製品「みまもルータ」を農業利用に特化させた、農業IoT用として参考展示した。今後、農業分野ではTPPや高齢化などで農家への要求や課題が増えると考えられ、国際的に見ても費用負担の多い日本の農業が効率化・合理化を求められるのは必須となっている。国際次世代農業EXPOでは、効率的な農業の手法が多く紹介される中、環境センサや遠隔制御を利用したIoT農業への取り組みも加速している。その取り組みの中で課題となるのはインターネットへの接続網であり、農地では電話回線などの引き込みが困難である事を知った同社が、メガソーラー発電所や公園など同様に回線敷設が困難な施設で現在利用されているゲートウェイ製品「みまもルータ」を利用できる。と考え開発された。

 

土壌環境センサー「EDYN ソイルセンサー(イノテック株式会社)」

 

キャリアのモバイル回線を使用し、インターネット網接続、無線LAN利用、電気接点の入出力など産業用用途に特化した製品の為、農業分野でも遠隔からの利用に最適としている。今後は展示会の要求・要望のフィードバックを得ながら、製品化を検討する。既に販売している防犯用「みまもルータ」 ( http://www.kbdevice.com/lineup/others/ )」

 



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企業情報

企業名 株式会社ケービデバイス
代表者名 高杉政一
業種 コンピュータ・通信機器

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