京都の酒造ベンチャーがを作る「木のリキュール」。クラウドファンディングはじめました。

京都の酒造ベンチャー「フルーツリキュールフリークス」が京都府指定の伝統工芸品、北山丸太を使って「木のリキュール」を作ります。「京都の伝統産業に注目を集める」ことを目標として、最近流行りの「ボタニカルリキュール」をテーマに、四者で行う合同プロジェクトです。

酒造ベンチャーがを作る「北山丸太」の「木のリキュール」

クラウドファンディングはじめました

「北山丸太木のリキュール」プロジェクト

京都の酒造ベンチャー自称「日本一小さい酒蔵メーカ」合同会社フルーツリキュールフリークスが、北山丸太生産者組合の協力を得て京都の伝統材「北山丸太」を原料に流行りのボタニカルリキュールを生産します。

市場性があるかどうかわからない商品なので、正式に商品化するかどうかをクラウドファンディングの結果で判断します。

「リキュール＆スピリッツフェスタオオサカ2016」で初お目見え

9月7日（水）に大阪で開かれた「リキュール＆スピリッツフェスタオオサカ2016」に出品し、多くのバーテンダー・酒業界人に試飲していただきました。

実際に飲んだバーテンダーたちの感想

「サパン（仏のモミの木のリキュール）よりドライな感じで、これはこれでいいね」

「キューカンバーリキュールに似てるね（別フロアにて試飲があった）」

「スイカの味がする（外国人のバーテンダー）」

「複雑な味がします」

「繊細な味ですね」

「木を感じます」

「木ですね」

「ああ」

「どうやって飲むんですか？」など

伝統産業「北山丸太」を盛り上げるための4者合同のプロジェクト

・合同会社フルーツリキュールフリークス（酒蔵メーカ）

・京都北山丸太生産共同組合

・NokishitaEdibleGarden（京都木屋町）

・MTRL京都（株式会社ロフトワーク）

の4者合同プロジェクト。

株式会社ロフトワークが運営する京都の新しいモノづくり拠点「MTRL京都」が京都の伝統素材(北山丸太・丹後ちりめん・西陣織など)の新しい利用法の開発を呼び掛けています。ノキシタのオーナーバーテンダーの関根がそれにこたえ北山丸太を用いて流行りのボタニカル（植物由来の）リキュールを製作、MTRL京都で行われたイベントで披露しました。

その「北山丸太の木のリキュール」を同じく京都の酒造ベンチャー「合同会社フルーツリキュールフリークス」が商品化に取り組んでいます。

北山丸太組合のオフィシャルな協力を得て「北山丸太木のリキュール製作委員会」を設立しました。行政の支援を受けました（京都市伝統産業振興補助金を申請）。新聞社の取材を受けました。 Meets Regional 10月号に掲載されました。

クラウドファンディング実施中

現在、クラウドファンディング会社CAMPFIREにてクラウドファンディングを行っています。

「北山丸太木のリキュール作ります」プロジェクト

https://camp-fire.jp/projects/view/10931

実施期間：2016年9月8日～2016年11月21日

目標金額：200,000円

先着10名　木のリキュール試作品の即時発送があります。

商品化するかどうかは結果次第

クラウドファンディングでの受注分を製造し参加者に発送。その反応をもとに今後商品化するか、企画をボツにするかを検討します。

ボツになった場合はクラウドファンディング参加者への発送のみで生産を終了します。

成果をネットにて公開

伝統産業は伝統的な生活をする人が減り衰退しています。新たな商品・業態を模索する必要があり、伝統産業事業者だけでなく他者の協力も必要です。

MTRL京都が伝統産業・伝統素材を用いた商品化・起業を支援する事業を行っていることもあり、このプロジェクトで行った伝統産業補助金の申請手続き、広報活動、クラウドファンディングなどの記録を公開します。これらは他の伝統素材を使った製品化の際にも必要となるため、他者が起業・商品化を行う際の参考として使えます。