七色仮面の「紙のお面」が、ほぼ完全な状態でカバヤ食品に里帰り

インターネット配信番組「Thisハマry CHANNNEL」を制作配信している有限会社零夢（所在地：香川県綾歌郡綾川町、代表取締役：池田章）は、七色仮面の紙のお面がカバヤライブラリーに展示されたことを記念して、七色仮面の紹介も兼ねて有料配信「七色仮面篇」の一部を、2015年9月1日より無料で視聴できる配信を開始しました。

「七色仮面篇」

http://www.nicovideo.jp/watch/1441238055

インターネット配信番組「Thisハマry CHANNNEL」では、キャラクターに関するもののコレクターである若藤昌男氏のコレクションを紹介しながら、当時の歴史背景や文化を紹介しています。

［七色仮面の紙のお面」（上記の写真）は、2015年１月の収録の際に若藤氏が紹介用に持参したもので、後日番組スタッフがカバヤ食品に問い合わせを行ったところ、

「確かに、一社提供で七色仮面の番組スポンサーだった時代があります。おそらくその時の販促品だと思われますが、特にその当時の５０年以上前の紙ものとなれば、本社にも残っていない貴重な資料です。」とのご返答をいただきました。

その話を若藤氏にお伝えすると

「それだったらきっと大切に扱ってくださることでしょう。カバヤさんに寄贈しますよ。」との申し出を受け、カバヤ食品の担当の方にお伝えし、５月に寄贈の七色仮面の紙のお面をお届けすると、

「カバヤライブラリーの中にある七色仮面コーナーに展示させていただきます。」と喜んでいただきました。

７月にはカバヤ食品広報室の岩本さんが、愛媛県東温市の若藤氏と番組スタッフを訪問し、

「ライブラリーにあるので七色仮面は知ってましたが、５０年以上も前の紙のお面がこんなに完全な形で残っていたことに驚き、それを弊社にご寄贈いただけたことに心から感謝いたします。」と、直接お礼の言葉を述べられました。

岩本さんは「ジューＣが発売５０周年を迎え、来年は創業７０周年を迎える弊社にとって、とても嬉しい出来事の１つです。」と声を弾ませておられました。

「七色仮面の紙のお面」は、カバヤライブラリーでご覧いただけるようになっています。なお、カバヤライブラリーはカバヤ工場見学10名以上の団体で、事前予約が必要です。

https://www.kabaya.co.jp/kabaya/factory_okayama.html

インターネット配信番組「Thisハマry CHANNNEL」では今回、

番組が橋渡しというお役に立てたことを受け、各所からのご好意により有料会員様用の番組の一部を今回無料配信いたしました。

番組で現物を紹介した武田薬品の［月光仮面の紙のお面」が販促品だった「パンビタンペレ」が何の薬であるかは未だ謎ですが、

実業之日本社から昭和２４年１２月に発売された「婦人世界」の付録「サザエさんのすごろく」は、実業之日本社さんにも残っていないことがわかりました。

【今後の展望】

子どもでなかった大人がいないほどではないにせよ、子どもの頃おもちゃで遊んだ思い出のある大人は多いと思います。

「兄弟で同じおもちゃを取り合って、お母さんに諭されたお兄ちゃんが譲ってくれたおもちゃを見ると、『あの時のお兄ちゃんの寂しそうな目と自分の気持ちを思い出す』という話をしてくださった方が

『まさかこいつに会えるとは夢にも思わなかった』と喜んでいました。そういう話や嬉しそうな顔を見るのが嬉しくておもちゃやキャラクターグッズを集め続けているです。」という若藤氏。

ふだん自分に厳しく仕事に厳しい方が、ふと別の顔を見せてくれるきっかけが「おもちゃ」や「キャラクターグッズ」かもしれません。懐かしい実物のおもちゃを目の前にして聴かせていただくお話には、今の時代に失いかけているものがたくさんありそうに思います。

また、紙芝居の文化も残していきたいと思っています。

「紙芝居まるごと映像化プロジェクト」

http://www.nicovideo.jp/watch/1417157319

【有限会社零夢について】

本社：〒761-2204　香川県綾歌郡綾川町山田下１００８−１

代表者：代表取締役　池田 章

設立：1989年10月1日

資本金：500万円

Tel：087-870-9456

URL：http://www.reimu.co.jp/dragonman/profile.html

事業内容：広告製作、テレビ番組製作、看板・サイン広告製作・キャラクターショ−運営実施など