イーソル、ルネサス社製HMI向けMPU「RZ/Aシリーズ」を使ったコンピュータビジョンシステム開発支援を強化
イーソルは、Uncanny Visionが開発する超高速コンピュータビジョンライブラリ「UncannyCV」が、ルネサスのARM Cortex-A9コア搭載HMI向けMPU「RZ/Aシリーズ」向けのイーソル製RTOSプラットフォーム「eT-Kernel Platform」に対応したことを発表します。
2014年8月28日
報道関係者各位
イーソル株式会社
ルネサス社製HMI向けMPU「RZ/Aシリーズ」を使ったコンピュータビジョンシステム開発支援を強化
~超高速コンピュータビジョンライブラリを統合したT-Kernelベースソフトウェアプラットフォームを提供~
イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:長谷川 勝敏、以下イーソル)は、Uncanny Vision社(本社:インド バンガロール市)が開発する超高速コンピュータビジョンライブラリ「UncannyCV」が、ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下ルネサス)のARM(R) Cortex(TM)-A9コア搭載HMI向けMPU「RZ/Aシリーズ」向けのイーソル製リアルタイムOSベースソフトウェアプラットフォーム「eT-Kernel Platform」に本日対応したことを発表します。リッチなヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)向けの機能が充実したRZ/Aシリーズと、UncannyCVを統合したコンパクトなeT-Kernelプラットフォームの組み合わせにより、高速で高品質なコンピュータビジョンシステムを効率的に開発できます。インテリジェントな車載カメラや監視カメラ、内蔵カメラでユーザの認識・識別を行いユーザに合わせた機能を提供する白物家電やOA機器など、コンピュータビジョンの機能を持つ様々な組込みシステムに利用できます。
RZ/Aシリーズは、スループットが高いARM Cortex-A9コア、高解像度(WXGA)クラスの2Dグラフィックスを実現するGPUや、ビデオコントローラなど、リッチなHMI向け機能が多数搭載されています。大容量のRAMが内蔵されているため、外付けDRAMが不要で、消費電力や部品コストを削減しながら、高速なメモリアクセスが可能です。
イーソルは、2014年9月2日(火)にルネサス社が主催する「Renesas DevCon Japan 2014(会場:ザ・プリンス パークタワー東京)」に出展し、リアルタイムOS「eT-Kernel」、Uncanny CVなどでソフトウェアを構成するRZ/A1を利用した高速コンピュータビジョンシステムのデモ展示を行います。さらにR-Carシリーズもサポートし、自動車/産業機器/医療機器向け機能安全規格の認証を取得予定のeT-Kernelプラットフォームのデモ展示と、「R-Car/RZを活用し、機能安全に適合した車載・産業システム開発事例」と題した講演を行います。
UncannyCVは、Uncanny Vision社が開発したコンピュータビジョン向けの超高速C言語関数群です。UncannyCVはARM(R) NEON(TM)に最適化されており、ARM NEONを搭載するARM Cortex-A8/A9/A15/A7/A5などをコアにしたプロセッサで使用できます。ハードウェアを変更せずに、現在使用している関数群をUncannyCVに含まれる関数群に置き換えるだけで、2倍から20倍のパフォーマンス向上が見込めます。イーソルは、株式会社ビーティージーコンサルティングとの協業のもと、UncannyCVの販売協力を行っています。
eT-Kernelプラットフォームは、μITRONの後継であるT-Kernelを拡張したeT-Kernelをコアに、開発ツール「eBinder」、ファイルシステム、ネットワークプロトコルスタック、USBホスト/デバイススタック、グラフィックスを含む各種ミドルウェアおよびプロフェッショナルサービスが統合されたソフトウェアプラットフォームです。アプリケーション開発には、eT-Kernelと密に統合された開発ツール「eBinder」を利用できます。ARM純正コンパイラが標準で提供されるため、RZ/Aシリーズの性能を最大限に引き出せるコード生成ができます。リアルタイムOSを使ったソフトウェア開発に特化したeBinderを利用することで、高品質なアプリケーションを効率的に開発できます。
ルネサス エレクトロニクス株式会社 第二ソリューション事業本部 産業第一事業部 事業部長 傳田 明 様のコメント
「UncannyCVが、イーソルのRZ/Aシリーズ対応eT-Kernelプラットフォームに対応したことを歓迎します。イーソルとは、これまでに技術協力やソリューション構築で多くの協働実績があり、その高い技術力とサポート力を信頼しています。車載情報機器やFA・産業機器など幅広い採用実績があるeT-Kernelプラットフォームと、UncannyCVのインテグレーションが実現し、RZ/Aシリーズ向けのソリューションが充実したことにより、RZ/Aユーザが手軽に高品質なコンピュータビジョンシステム開発を実現できるようになると期待しています。」
イーソル株式会社 常務取締役 上山 伸幸 のコメント
「先進運転支援システムや監視カメラなど、コンピュータが人間の目の代わりをするコンピュータビジョンシステムのニーズは、ますます高まっています。一方でコンピュータビジョンシステムの実現には、高速なCPUや、CPUの負荷を解消するための専用ハードウェアなどの高いリソースが必要です。今回UncannyCVがRZ/Aシリーズ対応eT-Kernelプラットフォームに対応したことにより、RZ/Aシリーズの優れたHMI機能を使ってコンピュータビジョンシステムが効率的に開発できます。イーソルは、ソフトウェアに加え、充実したプロフェッショナルサービスを提供し、RZ/Aシリーズのソフトウェア開発を強力に支援します。」
<補足資料>
▽ eT-Kernel Platform詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/ecros.html
▽ イーソル ホームページ:http://www.esol.co.jp/
*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、PictDirectは、イーソル株式会社の登録商標です。
*eT-Kernel、PrUSBは、イーソル株式会社の商標です。
*TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
*ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
*μITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
*TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
報道関係者各位
イーソル株式会社
ルネサス社製HMI向けMPU「RZ/Aシリーズ」を使ったコンピュータビジョンシステム開発支援を強化
~超高速コンピュータビジョンライブラリを統合したT-Kernelベースソフトウェアプラットフォームを提供~
イーソル株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:長谷川 勝敏、以下イーソル)は、Uncanny Vision社(本社:インド バンガロール市)が開発する超高速コンピュータビジョンライブラリ「UncannyCV」が、ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下ルネサス)のARM(R) Cortex(TM)-A9コア搭載HMI向けMPU「RZ/Aシリーズ」向けのイーソル製リアルタイムOSベースソフトウェアプラットフォーム「eT-Kernel Platform」に本日対応したことを発表します。リッチなヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)向けの機能が充実したRZ/Aシリーズと、UncannyCVを統合したコンパクトなeT-Kernelプラットフォームの組み合わせにより、高速で高品質なコンピュータビジョンシステムを効率的に開発できます。インテリジェントな車載カメラや監視カメラ、内蔵カメラでユーザの認識・識別を行いユーザに合わせた機能を提供する白物家電やOA機器など、コンピュータビジョンの機能を持つ様々な組込みシステムに利用できます。
RZ/Aシリーズは、スループットが高いARM Cortex-A9コア、高解像度(WXGA)クラスの2Dグラフィックスを実現するGPUや、ビデオコントローラなど、リッチなHMI向け機能が多数搭載されています。大容量のRAMが内蔵されているため、外付けDRAMが不要で、消費電力や部品コストを削減しながら、高速なメモリアクセスが可能です。
イーソルは、2014年9月2日(火)にルネサス社が主催する「Renesas DevCon Japan 2014(会場:ザ・プリンス パークタワー東京)」に出展し、リアルタイムOS「eT-Kernel」、Uncanny CVなどでソフトウェアを構成するRZ/A1を利用した高速コンピュータビジョンシステムのデモ展示を行います。さらにR-Carシリーズもサポートし、自動車/産業機器/医療機器向け機能安全規格の認証を取得予定のeT-Kernelプラットフォームのデモ展示と、「R-Car/RZを活用し、機能安全に適合した車載・産業システム開発事例」と題した講演を行います。
UncannyCVは、Uncanny Vision社が開発したコンピュータビジョン向けの超高速C言語関数群です。UncannyCVはARM(R) NEON(TM)に最適化されており、ARM NEONを搭載するARM Cortex-A8/A9/A15/A7/A5などをコアにしたプロセッサで使用できます。ハードウェアを変更せずに、現在使用している関数群をUncannyCVに含まれる関数群に置き換えるだけで、2倍から20倍のパフォーマンス向上が見込めます。イーソルは、株式会社ビーティージーコンサルティングとの協業のもと、UncannyCVの販売協力を行っています。
eT-Kernelプラットフォームは、μITRONの後継であるT-Kernelを拡張したeT-Kernelをコアに、開発ツール「eBinder」、ファイルシステム、ネットワークプロトコルスタック、USBホスト/デバイススタック、グラフィックスを含む各種ミドルウェアおよびプロフェッショナルサービスが統合されたソフトウェアプラットフォームです。アプリケーション開発には、eT-Kernelと密に統合された開発ツール「eBinder」を利用できます。ARM純正コンパイラが標準で提供されるため、RZ/Aシリーズの性能を最大限に引き出せるコード生成ができます。リアルタイムOSを使ったソフトウェア開発に特化したeBinderを利用することで、高品質なアプリケーションを効率的に開発できます。
ルネサス エレクトロニクス株式会社 第二ソリューション事業本部 産業第一事業部 事業部長 傳田 明 様のコメント
「UncannyCVが、イーソルのRZ/Aシリーズ対応eT-Kernelプラットフォームに対応したことを歓迎します。イーソルとは、これまでに技術協力やソリューション構築で多くの協働実績があり、その高い技術力とサポート力を信頼しています。車載情報機器やFA・産業機器など幅広い採用実績があるeT-Kernelプラットフォームと、UncannyCVのインテグレーションが実現し、RZ/Aシリーズ向けのソリューションが充実したことにより、RZ/Aユーザが手軽に高品質なコンピュータビジョンシステム開発を実現できるようになると期待しています。」
イーソル株式会社 常務取締役 上山 伸幸 のコメント
「先進運転支援システムや監視カメラなど、コンピュータが人間の目の代わりをするコンピュータビジョンシステムのニーズは、ますます高まっています。一方でコンピュータビジョンシステムの実現には、高速なCPUや、CPUの負荷を解消するための専用ハードウェアなどの高いリソースが必要です。今回UncannyCVがRZ/Aシリーズ対応eT-Kernelプラットフォームに対応したことにより、RZ/Aシリーズの優れたHMI機能を使ってコンピュータビジョンシステムが効率的に開発できます。イーソルは、ソフトウェアに加え、充実したプロフェッショナルサービスを提供し、RZ/Aシリーズのソフトウェア開発を強力に支援します。」
<補足資料>
▽ eT-Kernel Platform詳細:http://www.esol.co.jp/embedded/ecros.html
▽ イーソル ホームページ:http://www.esol.co.jp/
*eBinder、eParts、PrKERNEL、PrKERNELv4、PrFILE、PrCONNECT、PictDirectは、イーソル株式会社の登録商標です。
*eT-Kernel、PrUSBは、イーソル株式会社の商標です。
*TRON は"The Real-time Operating system Nucleus" の略称です。
*ITRON は "Industrial TRON" の略称です。
*μITRON は "Micro Industrial TRON" の略称です。
*TRON, ITRON, T-Engine, T-Kernel はコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品ないしは商品群を指すものではありません。
*記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
企業情報
企業名 | イーソル株式会社 |
---|---|
代表者名 | 長谷川 勝敏 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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