未来のデザイナーが発信、福島が束ねる健康への「思い」

途上国での栄養不良改善に取り組むアライアンス・フォーラム財団（代表理事：原丈人、日本オフィス：東京都中央区）は6月16日から7月14日にかけて、福島から日本および世界への貢献を目指す福島発「食の橋プロジェクト」健康指向大麦麺（大麦スピルリナ麺、大麦サラシア麺）のパッケージデザインを東京デザイン専門学校（東京都渋谷区）の学生と共同で考案するコンペティションを開催します。

■■■「現代型栄養失調」に悩まされている日本人■■■
現在日本において、食事の欧米化により栄養の偏り（特に若い世代での野菜や果物の摂取不足）とそれによる生活習慣病、特に糖尿病に悩まされている方は約6人に1人もいらっしゃいます。飽食の時代において栄養失調と過多が同時におこる「現代型栄養失調」は可及的課題となっております。

■■■食の橋プロジェクトとは■■■
福島（大橋雄二）を中心に「個人」「財団法人」「企業」でチームを組み、健康に対する熱き思いを福島から発信するプロジェクトです。「ソフト面で福島発」であることが大きな特徴。福島が中心となってそれぞれの強みを活かせるチームを結束しました。製品は、世界最古の穀物の一つといわれる大麦に、ビタミン・ミネラル・アミノ酸や食物繊維・多糖体・不飽和脂肪酸など50種以上もの健康・栄養成分を含んだスピルリナ、および、糖の吸収を抑え、腸内の悪玉菌をも抑え、糖尿病の特効薬として知られるサラシアを、福島で培われてきた独自の製法により乾燥麺に練りこんだ健康指向大麦麺をそれぞれ考案し、日本が抱える健康問題の一つのソリューションを提供します。
参加者・団体一覧
発起人：大橋雄二
参加企業/団体：株式会社五十嵐製麺（福島）、タカノ株式会社（長野）、アライアンス・フォーラム財団（東京）、スピルリナ研究所（大阪）、東京デザイン専門学校（東京）、株式会社はくばく（山梨）、その他情報発信ならび販路協力企業

■■■熱い「思い」をデザインに、パッケージデザインコンペティション■■■
今回、東京原宿という若者文化の中心でデザインを専攻される学生の皆さんにご協力いただき、パッケージデザインという形でプロジェクトの熱い「思い」を表現していただく予定です。東京の若い世代の人々にこの取り組みを知っていただき、デザインという発信力を持つ学生の皆様にご協力いただきます。このコンペティションは通常の授業カリキュラム内で行われ、社会に貢献するという視点からデザインを学んでいただき、実際に世の中に発信していただくことが狙いです。

■■■パッケージデザインコンペティション詳細■■■
「食の橋プロジェクト」から東京デザイン専門学校の学生の方々に、福島発の“日本と世界を元気にしたい”という熱意を伝え、それをもとに学生の皆様に自らの「思い」をデザインに表現していただきます。
6月16日：「食の橋プロジェクト」よりオリエンテーション、その後、1か月の制作期間
7月14日：学生の皆様より各々のデザインをプレゼンしていただきます。
※本デザインコンペはグラフィックデザイン科2年生（約30名）、広告デザイン専攻の授業として取り組みが決定しております。
※受賞作品は実際に販売する際にパッケージとして採用されます。

■■■ご参照資料■■■
食の橋プロジェクト　ご参照資料はこちらからダウンロードいただけます。
http://www.allianceforum.org/shokuno-hashi_design