400年の時を超えてよみがえる狩野派の大作 元離宮二条城 〈式台〉はめ替え完了記念第2弾 ~老中の間の障壁画~ 12月1日(日)まで開催中
京都市では、約400年前に狩野派の画家が描いた、元離宮二条城二の丸御殿障壁画の復元模写を制作して原画とはめ替える「模写事業」の一部が完了したことを記念して、原画と模写画を同時に鑑賞できるイベント「〈式台〉はめ替え完了記念第2弾 ~老中の間の障壁画~」を12月1日(日)まで二条城にて開催しています。
2013年10月9日
京都市文化市民局元離宮二条城事務所
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400年の時を超えてよみがえる狩野派の大作
原画と御殿内の復元模写画を同時に鑑賞
元離宮二条城 〈式台〉はめ替え完了記念第2弾
~老中の間の障壁画~ 12月1日(日)まで開催中
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京都市では、約400年前に狩野探幽を中心とする狩野派の画家たちによって
描かれた、元離宮二条城二の丸御殿の障壁画の復元模写を制作して原画とはめ
替える「模写事業」を、昭和47年から40年以上続けています。この度、はめ替
え作業の一部が完了したことを記念して、老中の間から、独特の優美な魅力に
あふれた障壁画をよりすぐり、「〈式台〉はめ替え完了記念第2弾~老中の間
の障壁画~」を12月1日(日)まで二条城にて開催します。
【イベント概要】
名称: 元離宮二条城「築城400年記念 展示・収蔵館」
平成25年度第3期展示事業
〈式台〉はめ替え完了記念第2弾~老中の間の障壁画~
展示場所: 元離宮二条城 築城400年記念 展示・収蔵館(原画)
※模写画は、二の丸御殿〈式台〉老中の間にてご覧いただけます。
展示期間: 平成25年10月3日(木)~12月1日(日)
9:00~16:45(入館受付は16:30まで、入城受付は16:00まで)
※模写画は、12月2日以降も上記の場所でご覧いただけます。
料金: 入城料 一般600円・中高生350円・小学生200円
入館料 100円(小学生以上/別途入城料必要)
アクセス: JR京都駅から
市バス 9・50・101号系統 「二条城前」下車
阪急 烏丸駅から
市バス 12・101号系統 「二条城前」下車
阪急 大宮駅から
タクシー、約5分
京阪
三条駅で地下鉄東西線「三条京阪駅」に乗り換え
「二条城前駅」下車
主催:京都市
問い合わせ先:075-841-0096(元離宮二条城事務所)
公式Web: http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/
【参考】
国宝であり、世界遺産でもある二条城二の丸御殿には、国の重要文化財に指
定されている狩野派の障壁画が1016面現存しています。しかし、これらは約
400年もの間、描かれた当時と同じ環境下に置かれていたため、虫害、剥落、
退色及び亀裂などが生じ、極めて深刻な劣化状態にあります。
これらの障壁画を修理し、収蔵庫で永久保存するためには原画を取り外す必
要があります。このために京都市は、模写を制作して原画とはめ替える「模写
事業」を昭和47年から続けてきました。模写の制作にあたっては、絵具や膠
(にかわ)などの画材から刷毛や筆などの道具にいたるまで、可能な限り400
年前と同じものを用意したうえ、出来上がった模写に古色を付ける「古色復元
模写」と言う高度な技術を要する手法を用いています。
加えて、400年前の絵画を復元模写するために、当時の絵画技法や狩野派の
他の作例を研究したうえで、日本絵画史の専門家で狩野派絵画に造詣が深い大
阪大学名誉教授 武田恒夫氏監督の下、慎重に作業を重ねています。
40年以上にもわたる復元模写作業を経て、平成4年に〈黒書院〉、平成15年
に〈大広間〉、そして「模写事業40周年」にあたる平成24年には、〈式台〉の
障壁画のはめ替え作業が完了しました。それを記念して、式台の間の障壁画の
原画と御殿内の復元模写の双方を鑑賞できるイベントの第1弾を、平成25年7月
12日(金)から9月16日(月・祝)まで二条城で開催しました。
第2弾となる今回は、式台の間の北側に並ぶ老中の間から、独特の優美な魅
力にあふれた障壁画をよりすぐり、「〈式台〉はめ替え完了記念第2弾~老中
の間の障壁画~」を平成25年10月3日(木)から12月1日(日)まで二条城で開
催します。会期中には、二条城の学芸員が障壁画等について解説するギャラリ
ートークを予定しています。
【ギャラリートーク】
10月12日(土) 14:00~ (約30分)
当日、30分前から館内で受け付けます(先着40名)。
入城料及び入館料で参加できます。
【世界遺産・二条城一口城主募金】
京都市では、日本のみならず、世界共通の財産である世界遺産・二条城をよ
り良い姿で次代へ保存・継承していくため、国宝・二の丸御殿をはじめとする
文化財建造物等の本格修理を進めています。
今回の本格修理は、1603年徳川家康による築城以来の大修理であり、数多く
の文化財等を有することから、多大な資金と年数が必要です。そのため修理に
当たり、「世界遺産・二条城一口城主募金」を募っております。皆様のご支
援・ご協力の程よろしくお願いします。
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/bokin/bokintop.html
■本件に関するお問合せ先(イベントに関するお問い合わせなど)
京都市文化市民局元離宮二条城事務所 担当:清水・中野
電話:075-841-0096 FAX:075-802-6181
E-Mail: shicg284@city.kyoto.jp(清水)/suqdb429@city.kyoto.jp(中野)
京都市文化市民局元離宮二条城事務所
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400年の時を超えてよみがえる狩野派の大作
原画と御殿内の復元模写画を同時に鑑賞
元離宮二条城 〈式台〉はめ替え完了記念第2弾
~老中の間の障壁画~ 12月1日(日)まで開催中
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京都市では、約400年前に狩野探幽を中心とする狩野派の画家たちによって
描かれた、元離宮二条城二の丸御殿の障壁画の復元模写を制作して原画とはめ
替える「模写事業」を、昭和47年から40年以上続けています。この度、はめ替
え作業の一部が完了したことを記念して、老中の間から、独特の優美な魅力に
あふれた障壁画をよりすぐり、「〈式台〉はめ替え完了記念第2弾~老中の間
の障壁画~」を12月1日(日)まで二条城にて開催します。
【イベント概要】
名称: 元離宮二条城「築城400年記念 展示・収蔵館」
平成25年度第3期展示事業
〈式台〉はめ替え完了記念第2弾~老中の間の障壁画~
展示場所: 元離宮二条城 築城400年記念 展示・収蔵館(原画)
※模写画は、二の丸御殿〈式台〉老中の間にてご覧いただけます。
展示期間: 平成25年10月3日(木)~12月1日(日)
9:00~16:45(入館受付は16:30まで、入城受付は16:00まで)
※模写画は、12月2日以降も上記の場所でご覧いただけます。
料金: 入城料 一般600円・中高生350円・小学生200円
入館料 100円(小学生以上/別途入城料必要)
アクセス: JR京都駅から
市バス 9・50・101号系統 「二条城前」下車
阪急 烏丸駅から
市バス 12・101号系統 「二条城前」下車
阪急 大宮駅から
タクシー、約5分
京阪
三条駅で地下鉄東西線「三条京阪駅」に乗り換え
「二条城前駅」下車
主催:京都市
問い合わせ先:075-841-0096(元離宮二条城事務所)
公式Web: http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/
【参考】
国宝であり、世界遺産でもある二条城二の丸御殿には、国の重要文化財に指
定されている狩野派の障壁画が1016面現存しています。しかし、これらは約
400年もの間、描かれた当時と同じ環境下に置かれていたため、虫害、剥落、
退色及び亀裂などが生じ、極めて深刻な劣化状態にあります。
これらの障壁画を修理し、収蔵庫で永久保存するためには原画を取り外す必
要があります。このために京都市は、模写を制作して原画とはめ替える「模写
事業」を昭和47年から続けてきました。模写の制作にあたっては、絵具や膠
(にかわ)などの画材から刷毛や筆などの道具にいたるまで、可能な限り400
年前と同じものを用意したうえ、出来上がった模写に古色を付ける「古色復元
模写」と言う高度な技術を要する手法を用いています。
加えて、400年前の絵画を復元模写するために、当時の絵画技法や狩野派の
他の作例を研究したうえで、日本絵画史の専門家で狩野派絵画に造詣が深い大
阪大学名誉教授 武田恒夫氏監督の下、慎重に作業を重ねています。
40年以上にもわたる復元模写作業を経て、平成4年に〈黒書院〉、平成15年
に〈大広間〉、そして「模写事業40周年」にあたる平成24年には、〈式台〉の
障壁画のはめ替え作業が完了しました。それを記念して、式台の間の障壁画の
原画と御殿内の復元模写の双方を鑑賞できるイベントの第1弾を、平成25年7月
12日(金)から9月16日(月・祝)まで二条城で開催しました。
第2弾となる今回は、式台の間の北側に並ぶ老中の間から、独特の優美な魅
力にあふれた障壁画をよりすぐり、「〈式台〉はめ替え完了記念第2弾~老中
の間の障壁画~」を平成25年10月3日(木)から12月1日(日)まで二条城で開
催します。会期中には、二条城の学芸員が障壁画等について解説するギャラリ
ートークを予定しています。
【ギャラリートーク】
10月12日(土) 14:00~ (約30分)
当日、30分前から館内で受け付けます(先着40名)。
入城料及び入館料で参加できます。
【世界遺産・二条城一口城主募金】
京都市では、日本のみならず、世界共通の財産である世界遺産・二条城をよ
り良い姿で次代へ保存・継承していくため、国宝・二の丸御殿をはじめとする
文化財建造物等の本格修理を進めています。
今回の本格修理は、1603年徳川家康による築城以来の大修理であり、数多く
の文化財等を有することから、多大な資金と年数が必要です。そのため修理に
当たり、「世界遺産・二条城一口城主募金」を募っております。皆様のご支
援・ご協力の程よろしくお願いします。
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/bokin/bokintop.html
■本件に関するお問合せ先(イベントに関するお問い合わせなど)
京都市文化市民局元離宮二条城事務所 担当:清水・中野
電話:075-841-0096 FAX:075-802-6181
E-Mail: shicg284@city.kyoto.jp(清水)/suqdb429@city.kyoto.jp(中野)
企業情報
企業名 | 京都市 |
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代表者名 | 門川 大作 |
業種 | 国・自治体・公共機関 |
コラム
京都市の
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