国産の超強力小麦「ゆめちから」の栽培研究、 2013年度は関西で実施

敷島製パン株式会社（本社：愛知県名古屋市東区、代表取締役社長：盛田淳夫）と株式会社リバネス（本社：東京都新宿区、代表取締役CEO：丸幸弘）は、2013年度における「自給率200％プロジェクト『ゆめちから』栽培研究プログラム」を、関西の3つの学校で実施します。このプログラムは、国産の超強力小麦「ゆめちから」の栽培研究を行い、パンづくりを行うもので、初年度の関東地区での成功を引き継ぎ、2年目となる本年は関西地区での栽培研究を行います。2013年10月13日（日）に第二期プロジェクトに参加する学校の任命式を行います。

■自給率200%プロジェクト「ゆめちから」栽培研究プログラム　第2期実施概要
・ 参加校：大阪府立生野高等学校、同志社中学校、和歌山信愛中学校・高等学校
・ 研究概要：
　　ー国産超強力小麦「ゆめちから」のプランター栽培技術確立
　　ー品質向上をねらった施肥計画の立案・実施および製粉分析による品質測定
　　ー栽培した小麦によるパンづくり
・ 研究期間：2013年10月〜2014年9月（約12か月、予定）
・ 「ゆめちから」栽培研究プログラム特設HP　 http://www.yumechikara.com/

【任命式概要】
日時：10月13日（日）13:00 〜 17:00 （4時間）
内容：13:00 ~ 14:00プロジェクト任命式
14:10 ~ 17:00 パン作り実践教室
場所：大阪府立生野高等学校（大阪府松原市新堂1丁目552）
【参加校】
実施校1：大阪府立生野高等学校（大阪府，URL：http://www.osaka-c.ed.jp/ikuno/）
実施校2：同志社中学校　（京都府，URL：http://www.js.doshisha.ac.jp/jhs/）
実施校3：和歌山信愛中学校・高等学校　（和歌山県，URL：http://www.shin-ai.ac.jp/）

■「ゆめちから」
「ゆめちから」は超強力の小麦で耐病性に優れている点から日本のパン自給率向上への貢献が期待されています。本品種は2009年に農林水産省に農作物新品種認定を受け、栽培分野での研究が始まったばかりです。

■自給率200%プロジェクト「ゆめちから」栽培研究プログラム
　日本の小麦の食料自給率は11％、その中でも、パンに使用される強力小麦は3％程しかありません。強力小麦は品種改良の歴史が浅く、また高温多湿の環境を苦手としているため日本では育ちにくいとされてきました。そんな中、研究の末生まれた「ゆめちから」は、高品質で安定した収穫ができるため、広い地域での栽培が期待されています。北海道で生まれた「ゆめちから」を全国で栽培し、パンを作ることができるのか。本プロジェクトでは、各地の中高生とともに、プランターを使った「ゆめちから」の栽培研究を行います。また、本プロジェクトでは、栽培した小麦を使用して、パンを作り、みんなで食べる、という、自分と自分以外のもう一人の食べ物を作る経験を通して、日頃食べているものが、どこから来て、誰によって、どのように作られたのかを意識し、人との繋がりの中に生きている自分を参加生徒に発見してもらうことを目指しています。
URL：http://www.yumechikara.com/

■敷島製パン株式会社
パン、和洋菓子の製造、販売を中心事業に、冷凍生地によるベーカリーシステムの開発などの冷食事業や、海外事業へも展開している。
設立：1920年6月　代表者：代表取締役社長　盛田　淳夫
所在地：愛知県名古屋市東区白壁五丁目3番地

■株式会社リバネス
科学技術分野に関する各種実験教室の企画・立案・運営、出版物の執筆・印刷等の出版業、映像企画・制作、人材育成のための教育・養成を行う。
設立：2002年6月　代表者：代表取締役CEO　丸　幸弘
所在地：東京都新宿区四谷2-11-6 VARCA四谷10階 11階