国産の超強力小麦「ゆめちから」、関東３高校で収穫に成功 日本初プランター栽培研究の成果を発表（10月14日（月・祝））

敷島製パン株式会社（本社：愛知県名古屋市東区、代表取締役社長：盛田淳夫）と株式会社リバネス（本社：東京都新宿区、代表取締役CEO：丸幸弘）によって実施された、“自給率200%プロジェクト「ゆめちから」栽培研究プログラム”のなかで、関東の３高校が国産の超強力小麦「ゆめちから」の栽培・収穫に成功し、研究成果をまとめました。下記の通り、10月14日に成果発表を行います。
　「ゆめちから」は、2009年に栽培研究のはじまった品種で、学校でのプランター栽培の実績はありませんでした。このプロジェクトを通じて、敷島製パンとリバネスから支援をうけた高校生たちは、前例のないプランター栽培に取り組み、みごと収穫をむかえることができました。本研究発表会では、収穫した小麦の品質についてのデータを紹介します。本取り組みを通じて、国産小麦生産に注目が集まり、日本のパン自給率向上へとつながることを期待しています。

■自給率200%プロジェクト「ゆめちから」栽培研究プログラム　第1期実施概要
・ 参加校：埼玉県立和光高等学校、千葉県立沼南高等学校、千葉県立千葉東高等学校
・ 研究概要：
　　ー国産超強力小麦「ゆめちから」のプランター栽培技術確立
　　ー品質向上をねらった施肥計画の立案・実施および製粉分析による品質測定
　　ー栽培した小麦によるパンづくり
・ 研究期間：2012年9月から約12か月
・ 「ゆめちから」栽培研究プログラム特設HP　 http://www.yumechikara.com/

【ゆめちから研究発表会概要】
日時：10月14日（月・祝）　13：00～15：30
内容：13：00〜14：15　口頭による研究発表
　　　14：25〜15：00　ポスターによる研究発表
場所：パスコイーストカンパニー（〒152-8525 東京都目黒区目黒本町二丁目1番12号）
【参加校】
実施校1：埼玉県立和光高等学校　（http://www.wako-h.spec.ed.jp/）
実施校2：千葉県立沼南高等学校　（http://www.chiba-c.ed.jp/shonan-high/）
実施校3：千葉県立千葉東高等学校　（http://cms1.chiba-c.ed.jp/chibahigashi-h/）

■「ゆめちから」
「ゆめちから」は超強力の小麦で耐病性に優れている点から日本のパン自給率向上への貢献が期待されています。本品種は2009年に農林水産省に農作物新品種認定を受け、栽培分野での研究が始まったばかりです。

■自給率200%プロジェクト「ゆめちから」栽培研究プログラム
高品質な小麦を栽培するために、生育状況の観察、データの分析、実験を行い、最適な栽培方法を研究し、いかに多量高品質の「ゆめちから」を栽培できるか競い合います。また、栽培研究の結果は次年度の参加校へのバトンとして引き継がれていきます。
URL：http://www.yumechikara.com/

■敷島製パン株式会社
パン、和洋菓子の製造、販売を中心事業に、冷凍生地によるベーカリーシステムの開発などの冷食事業や、海外事業へも展開している。
設立：1920年6月　代表者：代表取締役社長　盛田　淳夫
所在地：愛知県名古屋市東区白壁五丁目3番地

■株式会社リバネス
科学技術分野に関する各種実験教室の企画・立案・運営、出版物の執筆・印刷等の出版業、映像企画・制作、人材育成のための教育・養成を行う。
設立：2002年6月　代表者：代表取締役CEO　丸　幸弘
所在地：東京都新宿区四谷2-11-6 VARCA四谷10F