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新米ライターYossyの本紹介 『プレスリリースはラブレター』

新米ライターYossyは、PRの勉強をしつつ、得たノウハウを皆さまにお届けするため、こちらの本を紹介をいたします。今回の『プレスリリースはラブレター』は、売れっ子放送作家であり戦略的PRコンサルタントの野呂エイシロウ氏が書いた本です。

Yossy(よっしー)の自己紹介


皆さま! こんにちは!
新米ライターをやっています、よっしーです。初めは誰でも新米で、だんだん大人に、仕事のできる人になっていく。僕はその過程のスタート地点にいます。応援をよろしくお願いいたします。

僕は広報支援事業の株式会社バリュープレスでライターを初めて、早3ヶ月が過ぎ、今日誕生日を迎えて、二十歳になることができました! やっとお酒が飲めます!
すると会社の上司が「よっしーくん誕生日おめでとう! 成人記念としてプレスリリース作成のノウハウを教える記事を一本書いてみない? 締め切りは今日で」と、お祝いと仕事の依頼がごちゃ混ぜになっていることを言われました。
ゆえに僕は今、この文を書いています。一つも余韻に浸らせてくれません。しかし今まで、文の書き方やら敬語の遣い方やらつまんないことばかりしかやっておらず、ずっと記事が書きたかったので好都合でした。記事を書くのは今回が初めてです。

でも、いざ書こうと思ってワードに向かってみましたが、何を書いていいかわかりません。
今までずっと、敬語とか「他社にお邪魔するときはコートを脱ぐ」とか基本的なことばかり教えられて、肝心のPRのやり方とかを教えてくれませんでした。そんな僕に、PRのやり方を説明する記事を書けとは、どういうことでしょう? 仕事依頼してきた上司にハメられました。ひどいです。

でも「できないです」と上司に言ったら「なんとかしてやれ」と言われ、「ひどすぎるでしょ」、「いつか呪う」と心でつぶやき続けた末に、
「本の紹介をしよう」
と思いつきました。僕はPRのことを知らないけれど、PRの方法を説いている本を紹介することはできると思ったのです。

本が好きな僕は、入ったばかりの頃から会社の本棚の本を出しては読み、出しては読みを繰り返していました。その中でも、「これはいい本だぞ」と何となく思った本がありました。それが『プレスリリースはラブレター』でした。

 

放送作家の書いたPR指南書


『プレスリリースはラブレター』の著者・野呂エイシロウ氏は、放送作家として2014年のバラエティ平均視聴率で年間トップの「ザ!鉄腕!DASH!」や、「奇跡体験!アンビリーバボー」などの番組の構成を手がける傍ら、戦略的PRコンサルタントとして外資系・大手企業を中心に20社以上のコンサルティングに従事しています。

テレビ業界にとどまらない活動をされている野呂さんが書いたこの本は、「ベタだなんて言わずに有名人をガンガン使え!」「プレスリリースは映画の予告篇とチラシを参考にしよう」など、野呂さん特有のプレスリリースの書き方が記載されています。使えるノウハウや、「テレビ番組のターゲットは家庭の主婦だと言いきってよい」など業界人ならではの豆知識があるなど、勉強になる本です。

ここでは、本の内容の一部を紹介しようと思います。

 

『プレスリリースはラブレター』の紹介

Q1.メディアの都合を考えたプレスリリースを作る


「恋愛でも、好きな相手のことはできるだけ知りたくなるもの。相手をオトすためには、相手を知る必要があります。それと同じように、広報担当者からみてオトすべき相手は、メディアであり、僕らテレビマンのことです。やはり恋愛と同じように、PRする側も、自分の要求ばかりを口にしては、よい関係を結ぶことはできません。(本文引用)」

ターゲットにしたメディアが、どのような考えを持って、どのように番組や記事を作っているかを知ることはPRにとって武器になるはず、と野呂氏は書いています。たとえばテレビで毎日放送している情報番組の構成は、近日起きたことのニュースや芸能最新情報を伝える生放送の「ストレートニュース」と、『美味しいラーメン店ベスト10!』などのVTRコーナー「特集コーナー」との2つで成り立っており、プレスリリースのサービスが取り上げられるのは特集コーナーです。特集コーナー等の番組製作過程は以下のように

ネタ会議

構成会議

リサーチ

台本書き

ロケ

編集・スーパー入れ

ナレーション入れ・音入れ・MA

MC打ち

オンエア

とあります。プレスリリースが見られ採用が決まるのは最初のネタ会議の部分です。情報番組あてに届くリリースは多く、3~4日で100通ほどになるそう。テレビ業界人は多忙で、情報番組のオンエア時では、番組内の30分後に流れるところを懸命に作っているほど。野呂氏いわく、テレビ業界人がリリースを読む時間は1秒未満と思った方が良いそうです。表紙を見て直感的に判断し、面白くなければ即ゴミ箱行き(紙のリリースの場合)。表紙に読めない漢字があったらもう読む気が失せるといいます。

 

Q2.お願いではなく「提案」を


「お願いをされるということは、なかなか気が重いものです。逆の立場になったときのことを思い出せばおわかりでしょう。お願いをされると、多くの場合、人は逃げてしまいます。
 その点に気づかないままでいると、『また、あの会社からお願いごとだ……』とメディアは引いてしまいます。」

広報の配信するプレスリリースの役割は、世の中や人々の生活と自社製品やサービスとを結び付けて、情報提供することにあります。「このサービスをあなたのメディアで取り上げて下さい」とお願いされると、「それは広告だから、広告枠を買ってください」とメディア側は考えてしまいます。お願い要素は排除して、『提案型リリース』を書きましょう。

提案型リリースを書くときは、テレビ番組の商品を紹介しているコーナーを参考にしましょう。そこでは商品を説明するとき、
「A社から登場の新製品。なんと一九八〇円!」
というような直接的なことは言わず、最初に〝前置き″が入ります。たとえば真夏だったら

「八月にはいってからというもの、連日の猛暑で紫外線が気になりますよね。とくに女性にとっては重要な問題です。そこで今日は、すぐに使える紫外線防止グッズを紹介しましょう」

と言うと思います。またバレンタインデーだったら、

「今日は、バレンタインデー。チョコレートをたくさんもらって太ってしまう人もいると思います。そんなあなたに、ダイエットグッズをご紹介しましょう!」

という導入になるでしょう。つまり、必ず商品やサービスの紹介の前提が存在しているのです。

 

Q3.あなたの会社のいいところを100個探そう


「PRとは、あなたの会社のいいところをアピールすることです。」

そう、野呂氏は言いますが、では会社の『いいところ』とはいったいどんなところなのでしょう。自社のことだと、あたりまえになってしまっていて、なかなか見つかりにくいかもしれません。
そんなときは自社を恋人に置き換えて考えてみましょう。恋人の好きなとことは、顔、性格、収入、ファッションセンスなど、数限りなく出てくるはずです。同じように会社の好きなところを、思いつくままに並べてみましょう。

・製品の性能が世界で一番
・商品の名前がユニーク
・社員にイチロー選手の同級生がいる

このようなもので構いませんので、とにかく100項目になるまで並べましょう。数多く考えることで本質が見えてきたり、とんでもないことを思いついたりと、広報活動をするための筋肉が鍛えられてきます。難しく考えすぎずに面白い、楽しいと思ったことを挙げていくと、1時間で100個くらいは簡単に見つかる、と野呂氏は書いていました。


 

「プレスリリースはラブレターだ」


本書で野呂氏はたびたび恋愛の喩えを用いています。野呂氏は、プレスリリースをメディアへのラブレターだとしています。

「プレスリリースを書くときに、ラブレターを書いたときの情熱を思い出してみてほしいのです。どんなふうに自分をアピールしたか。どんなふうに相手の素晴らしい点、好きなところを伝えたか。そしてどんなふうに自分の思いを伝えたか。思い出したら、それをプレスリリースに応用してみればいいのです。」

「プレスリリースは、役所への提出書類ではありません。必要最低限のことを書けばそれですむものではありません。言うならば、夢をのせた一通なのです。」

 

 
いかがでしょうか。
紹介したのは本のごくごく一部で、他にも『広報担当者が毎日しなくてはならない15の作業』など、広報活動に関する野呂氏の考えが287ページに渡って書かれています。また、文章が難しい専門用語もなく、読みやすいです。PR初心者の僕もすいすい読めました。プレスリリースは中学生が読んでもわかる文が理想とされているので、その意味でも『プレスリリースはラブレター』の読みやすさは参考になるかもしれません。

この本は、技術書というよりは「考え方の指南書」と言え、僕のように「プレスリリースを書こうにも、どう考えて書けばいいのかわからない」方におすすめです。僕はこれを読んで、プレスリリースライターとしてやるべきことが見えてきた気がしています。頑張っていきたいと思います。

最後になりましたが、『プレスリリースはラブレター』を書いてくださった野呂エイシロウ氏に感謝の念を述べたいと思います。この記事が皆さまの広報活動の助けになったら幸いです。

▼Amazon:プレスリリースはラブレター―テレビを完全攻略する戦略的PR術


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