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【セミナーレポート】広報コンサルタントによる「1時間でわかる! 広報体制をつくる講座」

株式会社バリュープレスでは、広報スキルアップのためのセミナーを定期的に開催しています。2015年1月14日、フリーランスの広報コンサルタントとして活躍される味岡 倫歩氏をお招きし、「1時間でわかる! 広報体制をつくる講座」と題したセミナーを開催。ベンチャー企業から上場企業まで、全12社の広報ご担当者にご参加いただきました。

Q講師:味岡 倫歩(あじおか なほ)氏 プロフィール


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フリーランス広報コンサルタント。インターネット関連企業、スタートアップ、人材業界をメインに活動。株式会社リクルート(現:リクルート住まいカンパニー)にて紙媒体・ウェブ媒体の広告営業を経験、月間目標から年間目標まで全てを達成し年間準MVPを獲得後1週間で退社。その後株式会社富士山マガジンサービスにてウェブマーケティング、広報業務に6年弱の期間携わる。メールマーケティング・アフィリエイト・同社初のサイト内キャンペーンを中心に実績を残し、その後SNSも含めた広報業務も手がけ、初の女性マネジャーに任命される。

退社後フリーランスのPR/ウェブマーケターとして活動を開始し、頓智ドット「tab」の立ち上げやアメコミ専門の電子書籍サイトマーケティング、書籍のプロモーション、出版社の事業戦略に基づくマーケットリサーチ、ウェアラブルデバイスメーカーの広報担当、ハイキャリア女性専門転職サイト「LiB」のPR、ベンチャー企業における広報コンサルティングなどの業務を多数請け負う。

 

広報担当者が必ず覚えるべき「PRの意味」


「PRってなんですか?」と聞かれたときに、よく聞くのが「自己”PR“お願いします」とか「メディアに”PR”(プロモーション)お願いします」というPRがありますが、それとは異なります。
PRはPublic Relations(パブリック・リレーションズ)の略です。ステークホルダー、つまり社会全体とどのように関係を築いていくか。日本語で「広報」と言いますが、PRでは「広聴」も大事になってきます。

 

「PR」と「広告」の違い


広告は枠を買って自社の宣伝を好きなように行うことができます。一方PRは何をするかというと、同じようにメディアに掲載はしますが、お金を払うわけではありません。情報を提供して、記者さんがそれに価値を感じたら記事を書くという流れになります。どのように掲載されるかは、すべてメディアに委ねられます。

 

広報はある意味営業と同じ


営業は何を意識してやっているかというと、相手のことを考えて、相手にとっての良いことと自社にとっての良いことの落としどころを見つけるということをしています。広報に置き換えると、メディアが何を考えているのか、メディアの先にいる読者が何を考えているのかを把握し、自社に繋げることが、広報にとって大事な仕事の一つになってきます。

 

メディアと企業の意識のギャップ


講師の味岡さん1

企業は会社や製品をポジティブに宣伝してくれることを広報に求めます。一方、メディアは中立で公正で、読者の役に立つ情報を広報さんからもらいたいという風に思っています。価値のある情報というのはメディアにとって何なのかというところを考えていかなければなりません。

企業が言いたいことを言うだけだったらそれは広告になります。コミュニケーションでもなんでもなく、言いたいことを一方的に伝えるだけ。
広報としては取り上げてもらう意味付けのところを伝えていかなければなりません。社内とメディアにギャップがあることが多々あると思います。

社内から「なんで記事をチェックできないんだ」と言われることもあるかと思いますが、なぜ事前に記事をチェックできないのか社内に説明するのも広報の大切な仕事です。

記者が意識しているのは、編集権の独立です。記事広告と、記者が独自に取材をして、「これを読者に伝えたい」と思って書く記事というのは、記者の中でかなり明確に線引きされている場合が多いです。

媒体全体の信憑性に関わってくることなので、広報としても把握しておくと良いです。信頼が失われると、媒体が売れなくなる、見られなくなるということにつながります。メディアには「編集権の独立がある」というのを社内の方たちに説明すると良いと思います。

※講座の内容を一部抜粋してご紹介しました

PRの基礎を始め、メディアの特性、ニュースバリューの創り方、記者への連絡方法など、ご自身の経験による具体的なエピソードをまじえてお話いただきました。
講座終了後、参加者の皆様からの質問にもお答えいただきました。

 

記者が見るメディアへの掲載を狙う


Q-- ひとつのメディアに掲載されたプレスリリースが、他のメディアにも掲載されることがあるというお話がありましたが、具体的にはどういう流れで他のメディアに掲載されるのでしょうか。


講師の味岡さん2
よくあるパターンとしては、日経産業新聞って、他のメディアの方がよくチェックしているメディアなんですね。日経産業新聞自体は日経新聞本体ほど部数も多くないですし、業界向けの内容が多いんですけれども。
日経MJと日経産業が好きだというメディアの方のお話をよく伺います。まずはそこに載るのを目標にして、何か特集があった時に他のメディアにも拾ってもらうような形を目指すのは一つのパターンかと思います。

 

プレスリリースの方向性が決まれば動いて良い


Q-- メディアキャラバンの時に、リリースのドラフトを持っていくというお話がありましたが、まったくない状態の時、口頭だけの説明やサービス資料だけでも問題ないでしょうか。


口頭だと立ち話程度なら良い場合もありますが、ちゃんとアポイントを取ってお時間をいただく場合は、サービス資料がどのくらいのものかによりますね。なぜドラフトがないのでしょう?

 

Q-- 社内での確認者が多くて、ドラフトがフィックスするのが遅いのです。フィックス前にアポイントを入れてしまった時に悩んだことがありまして。


ドラフトはドラフトなので、そこから語尾や言い回しが変わることは多々あります。なので私は第一稿を書いてしまって、決裁者に「このメッセージでいいですか?」「細かいところはまだですが、メッセージと方向性はこれでいいですか?」という確認が取れたら出してしまいます。ただ、一度外部に出したら、常に情報が漏れるリスクがあることは必ず覚えておいてください。

 

プレスリリースに「日本一」「世界初」を使うのは良い?悪い?


Q-- 最近タイトルで「日本一」「世界初」を使うのは恥ずかしい、良くないみたいなことが言われていますが、プレスリリースにそれを使うのはいかが思われますか?


私は個人的にはあまり好きではないです。好きではないんですけれども、入れる場合は必ず注釈をつけますね。こういう条件では初めてですというように必ずつけて、客観的な事実をつけて書くことはあります。

 

プレスリリースにカタカナや「!」はNG?


Q-- リリースの書き方についてなのですが、以前ある記者さんのセミナーに参加させていただいた時に、記者はカタカナや「!」が嫌いだというお話がありました。ただ自社名もそうですし、サービス内容もカタカナが多いのです。今日ご紹介いただいたリリースの事例では、カタカナや専門用語がありましたので、そういうところはあまり気にしなくても良いのでしょうか?


講師の味岡さん3

「!」を多用するのはあまり良くないと思いますが、カタカナはそれほど問題ないと思います。
本当は中学生でもわかる言葉を使うのがベストですが、そうも言ってられないこともありますよね。リリースは、結局業界担当の記者さんを中心に見られます。業界のことがある程度わかってらっしゃるので、価値の有無を判断できます。業界が異なるメディアや記者にアプローチする場合は、そもそものメッセージが変わって来ると思います。伝えたいメッセージに全く興味のない記者さんが見てもわからないので、ある程度の専門性のあるカタカナでも問題ないと思います。程度の問題はありますが。

講座終了後、参加者の皆様より「これまで独自でプレスリリースやキャラバン活動を行っていたので、とても参考になりました」「なんとなく広報のことは理解しているけれど、一から広報を作っていかなければならない状況のため、今回のセミナーでポイントが把握でき大変助かりました」などのお声をいただきました。

広報スキルアップセミナーのスケジュールについては、セミナー情報ページより御確認いただけます。

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