こんにちは。
長らく通っていた美容師さんが実家の店を継ぐということで退職してしまい、
数カ月前から美容室難民と化している奥野です。
髪型に特別なこだわりがあるわけではないのですが、
癖っ毛で剛毛という扱いづらい髪を持つ私は
早く自分の髪を理解してくれる方を見つけたいと
日々様々な美容室を巡っております。
どんな方が担当してくれるのかは当日のお楽しみという気持ちから、
初回の予約をする際には基本的に担当者の指名をしないため、
当日の担当者のキャラクターは様々です。
そんな様々な美容師の方に対応をいただいていると、
改めてコミュニケーション能力の大切さを考えさせられました。
ここでいうコミュニケーション能力というのは、
単に仲良くなる能力という訳ではなく、
お客様が本当に何を求めているのかを引き出したり、
お客様自身に気づかせる能力のことです。
(下記記事で解説されている、
「聞かれたままを答えるのではなくその質問の意図や背景を理解し、
伝えられるか」というコミュニケーション能力のひとつ、
「読む力」に近い意味合いです。)
▼コミュニケーション能力って何? 取り違える学生が急増(MSN産経ニュース)
http://u.value-press.com/noKkdu/
美容室を例とすれば、
髪を短くして欲しいとこちらが伝えたら、
なぜ短くしたいのか?
というのを理解することが大切であり、
その理由によっては短くする以外の方法を提案しなくてはならないでしょう。
単に、言われたとおりに短くしたからといって
お客様のニーズが満たされるかはわかりません。
そればかりか場合によっては、
髪を短くしたい(頭を軽くみせたいため)
→言われたとおりに髪を短くする
→短くはなったがマリモみたいでゴワゴワしていて軽くみえない
なんてことになる危険性もあります。
このような要求と回答の不一致は制作の現場でも
起こりうる出来事です。
サポートセンターに寄せていただいた声や社内の要望などを
しっかりとその本質を見極めて改善していく必要がございます。
営業職のみならず、プログラマやデザイナーも日々、
コミュニケーション能力を向上させていかなければならない
と改めて感じた今日この頃。
もちろん、伝える側になった際には、
正しい回答をいただけるような要求の仕方を心掛けたいですね。
そういえば・・・
以前、関西出身の美容師さんだけが在籍する美容室に行ったことを
ふと思い出しました。
きっと関西で美容室に行ったらこんな感じなのだろうと
想像させてもらえる素敵なお店でした。(余談)
それでは、本日もよろしくお願い致します。