こんにちは。
一昨日、こってりスープのラーメンで有名な「天下一品」
に行ってきたのですが、
ちょうど10月1日が「天下一品」の日ということで
ラーメン無料券をいただいてきました。
▼天下一品「天下一品祭り 2013」
( http://u.value-press.com/JHQBdS/ )
1ヶ月に1回くらいの頻度で、「テンイチ」に行きたいと
騒ぎ出す、エンジニアの岡田です。
突然ですが、「オノマトペ」という言葉をご存知でしたでしょうか!?
恥ずかしながら、私は先日テレビを見ていて初めて耳にしました。
全く聞き慣れない言葉だったので、早速調べてみると、
・雨がざあざあ降る
・きんきんに冷えたビール
・ざっくりお話ししますと…
の「ざあざあ」「きんきん」「ざっくり」に当たる部分、
擬態語・擬音語の総称のことを、オノマトペと言うようです。
日常で無意識に使っているにも関わらず、
その呼び方を知らなかったのは私だけでしょうか(笑)
さて、そんなオノマトペですが、
「短い言葉でより多くの情報を直感的に伝えることができる」とのことで、
その効果が注目されています。
▼NHKクローズアップ現代
「“ぱみゅぱみゅ”“じぇじぇじぇ”~「オノマトペ」大増殖の謎~」
( http://u.value-press.com/iO2izF/ )
以下は、「NHKクローズアップ現代」の引用なのですが、
コンビニ業界では、商品名に「もちっと」「もちもち」を付けると、
それだけで売上が5倍になる、
「魔法のオノマトペ」と呼ばれる都市伝説が存在しているようです。
また、その物の状態や動作を音で表現することで、普通の言葉と比べて
より多くの情報を伝えることができるため、
医療やスポーツ選手育成の現場でも役立っているとのことです。
実際に脳内でも、普通の言葉を処理している時と比べ、
オノマトペを処理している時の方が、より活発に脳活動が行われている、
とも言われています。
コンビニ業界の話に戻ると、「もちっと」「もちもち」の言葉だけ
で売上がアップするというのは、とても興味深い話だと思います。
単純に考えても、コンビニに並んでいる数十種類のパンの中から
選ばれる確率が確実に上がるわけですから、他の業界でも横展開できそうです。
しかしながら、必ずしもオノマトペを多用すれば良いというわけではないようで、
先日、文化庁が全国16歳以上の男女約3,500人を対象に行った
国語に関する世論調査によると、オノマトペの認知度に世代間で違い
があることが明らかになっています。
例えば、冒頭で例にあげた「きんきんに冷えたビール」の
「きんきん」は、60代ではわずか1割ほどの認知度、
更にPCの動作についての「さくさく」に至っては、
全体の6割近くの人が「聞いたことがない」と回答しています。
▼文化庁「国語に関する世論調査」
( http://u.value-press.com/VjOOZx/ )
実際にプレスリリースで横展開を考えると、使用する場面は
かなり限られるとは思いますが、一考の価値はありそうです。
例えば、リリースのタイトルという限られた文字数の中で
オノマトペを効果的に使用することができれば、
短い言葉でより多くの内容を伝え、記者に興味を惹かせることができ、
その後の本文を読んでもらえる確率を高めることができそうです。
リリースのタイトル作りで煮詰まった際は、一つ検討してみては
いかがでしょうか。
最後に、オノマトペに関する面白いサービス・アプリを
ご参考までに2つほど、ご紹介させていただきますので、
ご興味がございましたら、ぜひご覧くださいませ!
それでは、本日もよろしくお願いいたします!
▼オノマトペディア
インターネット上で実際に使われたオノマトペの用例の
検索・閲覧ができます。
( http://u.value-press.com/wNnE8k/ )
▼iPhoneアプリ「オノマトペ」
オノマトペのイメージが目に見えるように、画面の動きで
表現しています。
※例えば「ビリビリ」はiPhoneが震えます(笑)
( http://u.value-press.com/A8JKb1/ )
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▼プロフィール
・氏名:岡田 和也
・出身:東京都墨田区
・出身高校/大学:都立墨田川高校/明治学院大学
・業務内容:エンジニア
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