おはようございます。
最近、自転車通勤になり、日焼けが気になる松谷です。
美白ブームだった学生時代にも、
日焼けのことなど気にしていなかった私ですが、
自転車通勤になってからの急激な日焼けには、
さすがに驚きました。
日傘、手袋、日焼け止めなど
なにか装備を考えようと思います。
さて、タイトルの通り、
今回は、6月4日に開催された「メディコミ会」で学んだ、
「中国のソーシャル事情」についてご紹介させて頂きます。
(詳細はこちら: http://www.kohoman.com/event/ )
中国のインターネット人口は、拡大を続け、
昨年末段階で5億1千万人を超えてきています。
ご存知の方も多いと思いますが、
中国では、アメリカのソーシャルメディアが遮断されています。
それと引き換えに、
中国「独自」のソーシャルメディアが発達しているとのこと。
その代表格が「新浪微博」(以下、シナウェイボー)
シナウェイボーとは、
中国4大ポータルサイトの1つです。
非常に多くの企業や有名人が公式アカウントを持ち、
ユーザー数も2011年4月末時点で1.4億人を超え、
日本にも進出するなど、
急成長している中国最大級のメディアです。
ツイート機能もあり、
中国の10代~20代の若者の間では、大人気のメディアです。
今年のお正月、海外メディアが報じていましたが、
宮崎駿さんの人気アニメ映画のテレビ放送で打ちたてた
twitter秒間ツイート件数記録を、
シナウェイボーが、
一瞬にして抜いてしまったそうです。
そして、現在、
中国進出を図る日本企業にも注目され始めているのが、
中国版twitterと日本では紹介されている微博(以下、ウェイボー)です。
( http://www.weibo.com/ )
2010年時には6300万人だったユーザー数が、
昨年9月段階では2億5千万人以上になっています。
一年間でなんと296%アップという驚異的な成長。
中国のネットユーザー5億人に対し、
「ウェイボー」のユーザーは3億人。
中国のインターネット人口から、
中国人の約二人に一人以上が、
「ウェイボー」を利用していることになります。
さて、
そのウェイボーの中でも影響力を持ち始めているのが、
ウェイボーのコンテンツである、
シナウェイボーとのこと。
シナウェイボーは、若者に人気があり、
30歳以下のユーザーで約90%を占めています。
また、女性の利用が高いとのこと。
これは、
女性(特に化粧品など)のコミュニケーションには、
シナウェイボーが効果的で、
日本企業や欧米企業も積極的に、
シナウェイボーを活用しているからだそうです。
Facebookと比較した場合、
実際のコンテンツの違いはというと。
「いいね!」ボタンがないこと以外、
・ニュース
・レジャー情報
・各種トピックス
・アンケート機能
・グループ分け
など、Facebookと機能的には変わらないとのこと。
その他、
・中国の5億人に一斉に情報を流せる
・公式認証をされたもののみ「V」マークがつく
など、ライセンス性が強く、
HPの作成も困難な中国では、
重要な情報源になっているそうです。
しかしながら、
まだまだ中国のネットユーザーに対し、
他国の情報を提供するツールとして、
他国の人が活用するには、障壁がありそうです。
弊社代表の土屋と共に
「ウェイボーで弊社のページを開設しよう!」
と思いましたが、
中国語のみのサイト構成に、
どこが翻訳ボタンボタンなのかもわからず、
使いこなすには、もう少し勉強が必要です。
急成長する中国のソーシャル事情。
新しいPR手法を模索する上でヒントとなりそうです。
今後も随時チェックしていこうと思います。
それでは、本日もよろしくお願いします。