こんにちは。
半年ほど前から生活環境が変わり、
これまで見る機会のなかったテレビドラマを
片っ端から見ることが習慣になった奥野です。
先週辺りから今クールのドラマが次々とスタートし始めましたが、
本日はあえて、前クールで私のお気に入りだったドラマ「最高の離婚」
について、私が独自(勝手)に考察し、PR施策だと感じたポイントを
ご紹介致します。
(制作者の方々が実際にそのような意図であったかどうかは定かでは
ないのでその点はご了承ください)
まずはタイトルについて。
「最高」と「離婚」という
通常ではありえない組み合わせの言葉を繋げることで
視聴者の興味を惹くことを狙ったのではないでしょうか。
どんな番組においてもタイトルは重要ですので、
様々な工夫を凝らすポイントであることは間違いないでしょう。
また、タイトルの工夫はドラマに限らず、プレスリリースや記事、
ブログにおいても重要なポイントであり、「最高の離婚」のように、
関連性の低いキーワードを組み合わせ、意外性を持たせる手法以外にも
様々な手法がございます。
▼週刊アスキーWeb【週アスPLUS】
人目を引くタイトル付けの7つの方法
http://goo.gl/v52fx
次に、撮影について。
私は平日・休日を問わず、よく中目黒に出没していたのですが、
その際に撮影現場を目撃することが多々ありました。
通常、ドラマの撮影は人通りの少ない日時を狙って
行われるものだと思うのですが、
それを、中目黒という人気エリアにもかかわらず、
あえて人通りの多い時間帯でも撮影を行っていたように感じました。
これは撮影をそのままPRの場として活用する狙い
があったのではないでしょうか?
実際に私の周りでも、撮影現場を見たことがきっかけで
「最高の離婚」を観るようになった方もいました。
もちろん、交通規制などの問題もあるでしょうが、
中目黒であれば学生は少なく、20代後半から30代以降の社会人が多い
→観てもらいたい視聴者の層ともマッチしている
→社会人中心であれば人通りの多い時間帯に撮影してもパニックにはならない
→であれば撮影をPRの場としても活用できるのでは?
と、いうような思考の流れの結果、
絶対に必要な「撮影」という業務(課程)にPRを盛り込んだ
のではないでしょうか。
最後に、エンディングについて。
エンディングでは、出演者が毎回異なる
シュール?なダンスを披露したり、
後半の回では、主題歌を歌っている桑田佳祐さんが飛び入り参加したり、
話題性のあるエンディングが放送されていました。
これは、エンディングまで楽しめるというだけでなく、
シュールなダンスや、桑田佳祐さん出演の話題が、
ネットニュースなどで取り上げられることでPRになる、
という狙いがあったのではないでしょうか。
(「マルモのおきて」もエンディングが話題になりましたね)
「最高の離婚」の平均視聴率は12.7%とそれなりの数字だった
ようですが、録画再生率なるものを含めると30%近くになるのでは?
というお話もあります。
ファンであった私としてはそれを信じています。(笑)
ちなみに、今クールのドラマもしっかりチェック中です。
注目は、もちろん「空飛ぶ広報室」ですね!(笑)
それでは本日もよろしくお願い致します。