こんにちは!桜満開の1週間ですね!
皆様無事お花見をされましたでしょうか。
3月頭はコートが手放せない程寒かったかと思うと、
中旬には初の夏日も記録、三寒四温が二倍速で回っているような感覚でしたね。
まだまだ寒かった3月3日、私は宮城の気仙沼を訪れました。
震災から2年の3月11日を目前に、
改めてPRでお手伝い出来ることはないかなとぼんやり考えたのをきっかけに、
「まずは自分の目で見てみては」と後押しのアドバイスも頂き1泊2日の旅です。
気仙沼の旅館・ホテル、商店の女将たちが
有志で集まる「気仙沼つばき会」の方々、
『日経WOMAN』から本も出版された斉吉商店の女将など、
現地でお会いしたのは笑顔満点のパワフルで素敵な女将たち。
お話していると皆さんとにかくほんっっとうに明るくて笑顔!
到着した初日、一緒に船に乗りながら「津波だ~」なんて冗談も仰るので、
何だか少し気楽な気持ちになって一緒に笑って過ごしていました。
しかしその後、一緒に気仙沼の町を案内して頂く際、
あんなに明るかった女将が、
震災の事を人に話すのは実は初めてなのだと、
言葉を詰まらせながらの涙を見たとき、
またその夜、別の女将から、
「実はあんなに元気だけど、震災後は睡眠薬がないと眠れないのよ」
とお話を伺ったとき、
元気をもらうほどの女将の笑顔の裏に、
今も尚重くのしかかる震災の爪痕を改めて感じたのでした。
「気仙沼つばき会」はもともと震災前に
観光強化のために有志で集まった女将の会。
震災後は、気仙沼のほとんどの女将が
再起不能と旅館やお店を閉めてしまった中でも活動を続け、
「出船おくり」といった漁師の町ならではの伝統行事を復活させ、
新しい気仙沼の発信を目指して活動しています。
素敵なメンバーで活動されているのですが、
残念ながらこの会を説明するサイト等はなく、現状外から知る術がありません。
(「気仙沼つばき会」で検索するとブログや一部記事がご覧頂けます)
ちなみに、斉吉商店など、
それぞれの女将のFacebookページやサイトはありますので、
ご覧頂くときっと魅力を感じて頂けるのではないかと思います。
女将の笑顔が本当に素敵です♪(一部紹介)
斉吉商店Facebookページ http://goo.gl/QwqGE
つなかんFacebookページ http://goo.gl/drmEl
「気仙沼つばき会」もPRすればきっともっとファンが増えるはず!
女将ともそんな話をしながら感じたのは、
特にPRにおいて必要なのは、どうやってPRするか、
の手段を選ぶ前段階に課題があるということ。
どんなコンテンツ・構成でやるのか、
どんな優先順位でやるのか、誰に対して伝えていくのか。
また、継続的に活動するための予算・人のリソースの問題もあります。
そこはやっぱり足を運んで、声を聞いてみないと分からない現状。
そして、時には「やってみましょう」と背中を押す事で踏み出される一歩だったりもします。
立ち話ではまとまりませんでしたが、
気仙沼でのせっかくの出会い、
個人的にでも何かお手伝いできたら。。。と、再会を約束して東京に戻りました。
気仙沼はようやく瓦礫がなくなったところで、
広い更地が広がっています。
少しずつプレハブのお店が立ち並び始めましたが、
お店の建て直しにはまだ数年かかると言われています。
既に女将たちのように、活動している人たちもいますが、それはほんの一握り。
企業・商店の活動が本格的に始まるのはきっとこれからでしょう。
私たちができることは微力ながらですが、
地元で活動する人たちを、
そしてその魅力をもっと世に発信する一助になれたらと思っています。
そのためにも、ValuePress!として成長していくことも必須です。
まだまだ模索半ばですが、足を運び、こういった出会いを大切にしながら、
できることをひとつひとつ広げていきたいと思います。
また、女将情報をもっと知りたいという方いらっしゃいましたら、
旅館情報等も是非ご紹介させて頂きますので、
お気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです!
それでは、本日もよろしくお願い申し上げます。