おはようございます!
最近、小学生ぶりに「まわれ右」を体験した土屋でございます。
というのも、
実は先日、人生初の
自衛隊の生活体験ツアーに参加してきました!
▽パセリちゃんツアー
http://www.mod.go.jp/j/publication/events/paseri/index.html
1泊2日の短い期間でしたが、
敬礼の方法からヘリコプターへの搭乗など、
様々な体験をさせていただきました。
その中でも、
いちばん目からウロコだったのは、
「ルールと規律」の生活体験。
駐屯地の生活は、「厳格なルール」と「絶対的規律」によって、
全てが統制され管理されています。
例えば、朝6時起床のルール。
●携帯などのアラームは使用禁止。
●全館に鳴り響くラッパの音で起床。
●6時前に起床する事も不可。
(もちろん起床後は、すぐに点呼のために廊下へ出ます)
そんなルールが、布団を畳むにも、ご飯を食べるにも、
作業服を着るときでさえも、厳格に設定されています。
こういったルールだらけの環境は、
新入社員の時に行った富士山研修以来。
(携帯は没収、声の枯れる1週間弱の厳しい研修でした・・・)、
突如のルールの嵐に、興奮と好奇心が湧き、
ひとつひとつ隊員の方に「なぜ?」を問いかけ続ける私。
「なぜ、アラームは使ってはいけないんですか?」
「なぜ、この向きでたたまなくてはならないのですか?」
純粋な疑問から出た質問でしたが、
しかしながら、途中でなぜ?と聞く事をやめました。
朝から晩まで、数えきれないほどの細かな沢山のルールのオンパレードでキリがないのと、
なぜ?と問いかけても大半がうーんと悩みながら、
「昔からのルールなんですよー」と返ってくるからです。
(誤解のないよう補足しますが、隊員の方は本当にめんどくさい毎回の質問に対し、
都度丁寧にご対応頂きました・・笑)
納得する、しないに関わらず守られる規律、ルール。
弊社はどちらかというとルールの少ない自由な会社だと思うのですが、
改めて、ルールとは何ぞや?を考えるよいきっかけになったと思います。
例えば、
「ルールは思考停止を誘導しないか、自発性を阻害しないか、
そもそもルールによって面白いチームは作れるのだろうか・・・。」
そう考える反面で、
「ルールは確かに行動を規制する要素もあるが、
ルールや規律によって、
そのルールの要求に挑戦する行為を生み出せれば、
ルールが組織の潤滑油になる事もあるのではないか・・・。」
目的や目標があるからこそ、ルールがあるのだと考えると、
ルールや規律の内容は、そこに属する人達や、
チームとしての方向性を表す指標になります。
どういうタイプのルール/制度が多いのかを見れば、
何を大切にしているのか、組織の理念や文化がつかめてくるかもしれません。
自衛隊のルールはきっと、戦場や被災地など危機的状況における、
チームとしての効率性、スピードを求めるためのルールと考えると、
厳格になり得るものだと思いますし、
一方で、面白制度で有名なカヤックなどには、
サイコロ給など、ユニークな制度やルールが存在しています。
それは「面白法人」という名前にも込められている通り、
「面白く働く事」への目標意識から生まれているものだと思います。
▽面白いとはユニークであること!カヤックオリジナル面白制度&行事
http://www.kayac.com/company/institution
そう考えて弊社のルールを振り返ってみると
・・・まだまだ開拓の余地ありですね(笑)
新しい体制になって来月で半期となります。
まだまだ駆け出し、バリュープレスならではのルールを、
これからたくさん創っていきたいと思います!
それでは本日もよろしくお願い申し上げます。