2024年紅麹事案 「プベルル酸」の使用根拠に疑義照会主要報道機関10社への公開質問状の送付について(2026年3月17日付)
株式会社薫製倶楽部(岡山県都窪郡早島町)は、2026年3月17日、2024年の紅麹サプリメント問題に関する各社報道において「プベルル酸(Puberulic acid)」という用語が広く使用されていることについて、その使用根拠に関する疑義照会を主要報道機関10社に対して実施した。本プレスリリースは、当該疑義照会の送付先・照会の背景・照会事項および照会文の全文を公開するものである。

株式会社薫製倶楽部(岡山県都窪郡早島町)は、2026年3月17日、2024年の紅麹サプリメント問題に関する各社報道において「プベルル酸(Puberulic acid)」という用語が広く使用されていることについて、その使用根拠に関する疑義照会を主要報道機関10社に対して実施した。本プレスリリースは、当該疑義照会の送付先・照会の背景・照会事項および照会文の全文を公開するものである。
1.疑義照会の送付先(10社)
【送付先一覧】
① 共同通信 ② 時事通信 ③ NHK ④ 朝日新聞 ⑤ 毎日新聞
⑥ 読売新聞 ⑦ 産経新聞 ⑧ 山陽新聞 ⑨ 沖縄タイムス ⑩ ウェルネスニュース
2.照会の背景——確認されている事実
「プベルル酸」という用語の使用根拠について疑義を生じさせる事実として、情報公開請求等を通じて以下の点が確認されている。
【確認されている事実】
● 大阪市保健所の回答:当該製品について収去(検体採取)を行っていない
● 厚生労働省への情報公開請求の結果:プベルル酸の同定および毒性評価のいずれについても、これを示す行政文書は存在しないとの回答
● 国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)への情報公開請求の結果:プベルル酸の同定および毒性評価に関する行政文書は存在しないとの回答
以上の通り、公的検体に基づく検証および原因物質の同定・毒性評価の根拠となる行政文書の存在が確認できない状況である。
3.照会事項
各報道機関に対し、「プベルル酸」という用語を報道において使用するにあたり、以下2点について2026年3月24日までの回答を求めた。
【照会事項】
① どの具体的根拠(文書・データ・発表)に基づき「プベルル酸」という用語を使用しているのか
② その根拠は公的に検証可能なものか
4.「照会文の要旨は以下のとおりである」
報道機関各位
平素より報道活動にご尽力いただきありがとうございます。
2024年の紅麹サプリメント問題に関する各社報道において、原因物質として「プベルル酸(Puberulic acid)」という用語が広く使用されています。
しかしながら、当該用語の使用根拠について、重大な疑義が生じております。
以下の点をご確認の上、ご見解を賜りたく存じます。
■確認されている事実
・大阪市保健所の回答
当該製品について収去(検体採取)を行っていない
・厚生労働省に対する情報公開請求の結果
プベルル酸の同定および毒性評価のいずれについても、これを示す行政文書は存在しないとの回答
・国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)に対する情報公開請求の結果
プベルル酸の同定および毒性評価に関する行政文書は存在しないとの回答
以上の通り、公的検体に基づく検証および原因物質の同定・毒性評価の根拠となる行政文書の存在が確認できない状況です。
■質問
各社におかれまして、「プベルル酸」という用語を報道において使用するにあたり、
① どの具体的根拠(文書・データ・発表)に基づき当該用語を使用しているのか
② その根拠は公的に検証可能なものか
以上2点について、ご教示いただけますでしょうか。
なお、本件は食品の安全性評価および報道の正確性に関わる重要な問題であると認識しております。
ご多忙のところ恐縮ですが、2026年3月24日までにご回答を賜りますようお願い申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
――――――――――
株式会社薫製倶楽部 代表取締役 森 雅昭
――――――――――
(参考資料)
・Zenodo公開資料 https://doi.org/10.5281/zenodo.19034213
なお、株式会社薫製倶楽部は、情報公開請求によって取得した行政文書に基づき、プベルル酸原因物質説の科学的根拠が手続き的観点から独立した検証に耐えうるものでないことを示すプレプリントを公開している(DOI: 10.5281/zenodo.19034213)。紅麹の科学的・文化的位置づけを正しく回復するために、行政による独立した試料採取と第三者機関による再分析が不可欠である。
【本プレスリリースの根拠】独立検証プレプリント(Zenodo公開)
プレプリント名:2024年紅麹事案におけるプベルル酸原因物質説の科学的手続き上の問題 ― 行政開示文書に基づく独立検証 ―
著者:森雅昭(株式会社薫製倶楽部)
公開日:2026年3月8日
DOI:10.5281/zenodo.19034213 https://doi.org/10.5281/zenodo.19034213
【過去のプレスリリース・関連情報】
①東京科学大学のプベルル酸研究に科学的疑義申立(2026/3/10) https://kunsei.com/archives/512
②2024年紅麹事件、大阪市保健所が収去していないことを確認(2026/3/12) https://kunsei.com/archives/520
③プベルル酸の根拠不明 研究解説①(2026/3/13) https://kunsei.com/archives/525
④プベルル酸の根拠不明 研究解説②(2026/3/16) https://kunsei.com/archives/548
⑤プベルル酸の根拠不明 研究解説③(2026/3/17) https://kunsei.com/archives/551
⑥「プベルル酸」の使用根拠について主要報道機関10社へ疑義照会(2026/3/18) https://kunsei.com/archives/555
株式会社薫製倶楽部は、1000年以上にわたって東アジアの食文化を支えてきた紅麹の名誉回復のために、そして不当な被害を受けた当事者企業としての冤罪を晴らすために、科学的・行政的な真実の解明を続ける。
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企業情報
| 企業名 | 株式会社薫製倶楽部 |
|---|---|
| 代表者名 | 森雅昭 |
| 業種 | 食品関連 |
コラム
株式会社薫製倶楽部の
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