【CorpTouch/石川】小松市・丸善雄松堂・コマニー・ダイエー・ハチバンが参加 ～ 石川県小松市で若者との対話から生まれた新たな気づき ～

【1】イベント概要
■ 開催概要
 

イベント名: 第29回石川CorpTouch

開催日: 2025年10月26日

会場: Komatsu 9（小松市観光交流センター）

所在地: 石川県小松市土居原町13番地18

参加者: 合計50名

生徒・学生：20名（ファシリテーターを含む）

参加法人：5法人（企業4社 + 自治体1）

運営: 株式会社みらい共創、丸善雄松堂株式会社

■ 参加校 石川県立小松高等学校、石川県立大聖寺高等学校、金沢大学附属高等学校、天王寺学館高校、他

■ プログラム内容 企業・自治体が提示する実際の経営課題に対し、U18世代がチームでディスカッションを行い、解決策をプレゼンテーション。企業と若者が対話を重ねることで、相互理解と新たな気づきを生み出す多世代間共創プログラムです。【2】企業と若者、双方が得た価値
企業側の声：Z世代の思考を深く理解する機会に
参加企業からは、若年層のリアルな価値観や発想に触れることで、多くの学びがあったとの声が寄せられました。
 

「中高生の興味のポイントと思考、言動がすごく理解できた」（参加企業担当者）
「学生の皆さんの発想はシンプルでありながら大胆で、限られた時間内でもサービスアイデアを構築する力があり、彼らが活躍するこれからの社会が楽しみになったことに加え、彼らが輝ける企業や社会を築かないとならないと感じました」
「大人では様々なリスクやバイアスにより閉じ込めてしまう発想も、一つのサービスとして形を成すことで、アイデアの見え方が全く異なることを改めて気づかされました」

参加生徒の声：社会との接点を実感
中高生にとっては、企業の実務課題に触れることで、将来のキャリアを考える契機となりました。
 

「今まで知らなかった会社を知り、その問題を考えられて、楽しかった」
「はじめてCorpTouchのイベントに参加して、企業の方のお話を直接聞くことで今まで持っていた先入観がなくなり、考え方の幅が広がった。はじめて企業さんのお話を聞いてプレゼンをして、緊張したけれどいい経験になりました」
「ディスカッションの中で、企業さんについて知ることができたとともに、自分のスキルアップにも繋がった」

【3】参加企業・自治体が提示した5つの課題
丸善雄松堂株式会社
地域における共創コミュニティのあり方について、多世代の視点から意見を交わしました。
コマニー株式会社
若年層にとって魅力的な製造業のあり方について、当事者である中高生と対話を行いました。
ダイエー株式会社
製造業のブランディング戦略について、従来の枠を超えた新たな視点を探りました。
株式会社ハチバン
地域の食文化を活かした新規事業の可能性について、地元の若者ならではの視点を募りました。
小松市
今後の小松市における教育政策について、教育を受ける当事者である若者から意見を収集しました。

【4】成果
イベント後のアンケート結果は以下の通りです。
 

生徒満足度: 9.5/10点

法人満足度: 8.9/10点

参加者数: 合計50名（生徒20名、法人5者）

出席率: 100%

高い満足度は、一方的な知識伝達ではなく、企業と若者が対等な立場で対話する場の価値を示しています。

【5】CorpTouchについて
CorpTouchは、企業・自治体とU18世代をつなぐ多世代間共創プログラムです。今回で第29回目の開催となり、全国各地で企業の課題解決と若者のキャリア教育を両立する取り組みとして展開されています。

【6】今後の展開
みらい共創では、引き続き全国各地でCorpTouchを開催予定です。若年層の視点を経営に活かしたい企業・自治体、実践的な学びの場を求める教育機関からのお問い合わせをお待ちしております。