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燕物産のカトラリーシリーズ【Stilla】が2025年度グッドデザイン賞を受賞。次の100年の新たなスタンダードを目指し、日本人の口に合うサイズと形状を追求。

エンドユーザーと提供現場、双方のフィードバックを反映し、使いやすさと業務効率を両立させました。子どもから年配の方まで楽に持てる設計で、ハンドル部分は傷や指紋が目立ちにくい加工により、日々の手入れ負担も軽減します。

燕物産株式会社(本社:新潟県燕市、代表取締役社長:捧 吉右衛門)は、2025年10月15日(水)、次の100年も愛される洋食器を目指す開発プロジェクト第2弾として2025年3月にリリースしたカトラリーシリーズ【Stilla(ステラ)】が、「2025年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせいたします。

 

エンドユーザー(家庭で食事をする方)と提供現場(ホテル・飲食店等)の双方の声を反映して設計されたカトラリー

 

▼ 【開発プロジェクト】新商品【Stilla】の正式リリース(燕物産株式会社公式ウェブサイト):https://www.tbcljp.com/item-stilla-1/

 

▼ 【Stilla】グッドデザイン賞受賞!家庭も現場も使いやすい、新時代カトラリー(燕物産株式会社公式ウェブサイト):https://www.tbcljp.com/award-gooddesign2025-1/

 

■業務用カトラリーの代名詞「Lilac(ライラック)」のデザインを、料理や流行、文化の変化に合わせてアップデート

1751年創業の燕物産は、大正時代に日本でいち早く金属洋食器の製造をスタート。以来、「月桂樹(げっけいじゅ)」や「Lilac(ライラック)」などのロングセラー製品をはじめ、職人たちの技術を結集したカトラリーを100年以上にわたって世に送り出しています。そして2023年、当社が新たに立ち上げたのが「次の100年も愛される洋食器を目指す開発プロジェクト」。第1弾として、着物柄と日本画技法を用い、越後の美しい雪景色を再現したカトラリーシリーズ「Ten(テン)」を2025年2月に正式リリースしました。

 

続けて2025年3月には、プロジェクト第2弾の【Stilla(ステラ)】を正式リリース。業務用カトラリーの代名詞と称されるほどの地位を築いた「Lilac」のデザインを継承しつつ、現代の料理や流行、文化に合わせた変化を取り入れました。

 

スプーンの幅やくぼみの位置を調整して口に含みやすくして、最大16%の軽量化に成功。

 

▼ プレスリリース「【新商品】70年以上愛されてきたロングセラー製品をベースに、機能性・デザイン性を改良!業務用カトラリー「Stilla」を3月10日に発売」:https://www.value-press.com/pressrelease/351397

 

■人や社会を豊かにする優れたデザインに贈られる「グッドデザイン賞」を受賞

このたび【Stilla】は、人や社会を豊かにする優れたデザインを評価・表彰する「2025年度グッドデザイン賞」を受賞。2025年3月の「ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール2025」審査委員特別賞受賞に続く快挙を達成いたしました。その後は、燕地域で丹精込めて作られた製品であることを証明するものとして2025年6月には、Made in Tsubameマークも取得。燕地域で製造される品質の保証と責任、使いやすさと扱いやすさを兼ね備えた【Stilla】は、医療・福祉などユニバーサルデザインが求められる業界にも最適。人生100年時代に寄り添える、次の100年を見据えた業務用カトラリーの新たなスタンダードです。

 

次の100年を見据えたカトラリーの新たなスタンダードに。

 

【Stilla】の開発にあたっては、使用者と現場の双方から声を聞き、使いやすさと扱いやすさを追求。口に入れるヘッド部分は、横幅を抑えるとともにくぼみの形状を調整し、食べやすく滑らかな口当たりを実現しました。ハンドル部は、箸と併用する場面が多い日本の食事スタイルに合わせて、スムーズな持ち替えをかなえるアーチ形状に。デザイン・重量とも、子どもや女性、年配の方に配慮して設計されています。さらに、ホテルやレストラン等の現場での効率性を確保するため、ハンドル部分には傷や指紋が目立ちにくい、つや消し加工を施しました。

 

艶消し仕上げで傷や指紋が目立ちにくく、家庭でも現場でも扱いやすい

 

ヘッド幅を絞り、くぼみの頂点を後方にずらすことで口に自然に収まり、滑らかに抜ける感覚を実現。

 

すべての人が使いやすいよう、軽量化とアーチ形状で持ち替えやすさを向上させた。

 

《グッドデザイン賞 審査委員による評価情報》

業務用のカトラリーというのは、レストランや社員食堂などで使用されるためのカトラリーであり、実際に最も多くの人に使用されるカトラリーであるといえる。まず70年間売れ続けてきた定番品をアップグレードする挑戦の姿勢を高く評価したい。これでいいのだ、ではなく、なにか良くできることはないかという厳しい視点で、細かい部分を丁寧に見直し、現代のニーズに合わせて見事にアップデートしている。スプーンの幅やくぼみの位置を調整して口に含みやすくして、最大16%の軽量化。このことで多くの人の食事の質をあげることになるだろう。また傷や指紋を目立たなくするための持ち手部分のつや消し加工は、美しいグラデーションを描き、この製品の新たな個性が誕生しているといえる。

(改変・抜粋はせず、公開コメント原文そのまま)

 

今回の商品開発はデザイナー不在の自社完結での評価。メーカーがカトラリーと正面から向かって開発されたもの。プロデューサーとディレクターが当社専務の捧です。今後は、業務用市場だけでなく、一般販売にむけても展開予定。

 

 

<【Stilla】製品情報>

【長さ×幅(mm)/ 重量(g)】

デザートナイフ 215×18/61

デザートフォーク 187×25/36

デザートスプーン 185×34/41

ケーキフォーク 149×20/20

ティースプーン 144×28/23

ヒメフォーク 130×18/16

コーヒースプーン 125×24/18

ブイヨンスプーン 147×37/27

【素材】

ステンレス鋼

 

<ディレクターの言葉>

創業1751年、カトラリー製造を始めて115年がたつ弊社において、本プロジェクトは、後継者である私、捧 開維が家業を継ぐ覚悟とともに立ち上げた挑戦です。70年間売れ続けてきたカトラリー「Lilac」をアップグレードするには、それまでの前提を捨て、まず否定から入る覚悟が必要でした。食べやすさと扱いやすさの両立を実現するため、使う人の声を集め、実現のために職人たちと試行錯誤を重ねながら、妥協せず完成させました。私たちの覚悟と責任を形にした新商品です。

 

燕物産株式会社について

創業1751年。新潟県燕市にて金物商「捧吉右衛門商店」からスタート。

114年前に洋食文化の到来とあわせて、国産のカトラリー製造を開始。金属洋食器専門メーカーに転身し代々続けてまいりました。洋食が一般化する前の文明開化の時代から100年、職人が守り続けてきたカトラリー“月桂樹(げっけいじゅ)”が代表商品です。

 

私たちが製造するカトラリーは、誰もが知り、必ず使う生活必需品。赤ちゃんの一口目から生涯寄り添うカトラリーを創る“匙屋に徹す”を企業理念に、自社ブランドだけでなく、OEMまで幅広く対応しています。主に、ホテル・レストランをはじめプロ市場向けに製造販売。近年は、ギフト、ノベルティー、コラボ企画などさらに業務範囲を拡大しています。これからもお客さまの食に生涯寄り添い続けます。

 

左)専務取締役 捧開維(11代目) 右)代表取締役社長 捧吉右衛門(10代目

 

本社:〒959-1276 新潟県燕市小池3501番地

代表者:代表取締役社長 10代目 捧 吉右衛門

設立:1944年1月(創業1751年)

電話番号:0256-63-6511

URL:https://www.tbcljp.com/

事業内容:金属洋食器の製造・販売、医療・理化学用品の製造・販売



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企業情報

企業名 燕物産株式会社
代表者名 捧 吉右衛門
業種 その他製造業

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