「不毛の地」栃木に新しいクリエイティブの光を！1984年の「とちぎ博」を継承するプロジェクトイベントがクラウドファンディングを開始

プロジェクトの背景：なぜ今、「とちぎ博」を継承するのか

1984年に開催された「とちぎ博」は、当時の栃木県の産業発展を象徴する一大イベントでした。しかし、この記憶は風化しつつあります。私たちは、この歴史的なイベントの記録を保存し、その精神を現代に継承する必要性を感じています。クリエイティブの力で、昔の産業の想いを現代に繋げ、新たな可能性を切り開いていきます。

 

このプロジェクトの最大の特徴は、クリエイティブ産業の振興と、多様な人々が活躍できる場の創出です。このプロジェクトイベントには、現役クリエイターをはじめ、就労支援事業所を利用しながらクリエイティブな活動をする障がい者の方々、未来を担うデザイン専門学校の学生も参加します。健常者も障がい者も隔てなく、それぞれの得意なことを活かしてイベントを創り上げていくことで、地域全体に新しい風を吹かせます。

 

【「とちぎ博継承プロジェクトイベント」クラウドファンディング概要】

 

 

とちぎ博継承と地元クリエイターが創る、新たな挑戦を始動

地方博保存研究会Hubct 代表　中村ひかる

私自身、クリエイターとして地元栃木で活動する傍ら、障がいを持つ当事者でもあります。

栃木の産業発展の礎を築いた1984年の「とちぎ博」。このイベントが成功を収めたからこそ、今私たちの暮らしに欠かせない第二次、第三次産業は大きく発展しました。しかし、近年、多様な価値観から生まれる「クリエイティブ産業」が注目されつつある一方で、地方ではまだまだ発展途上であり、才能ある人々が活躍しきれていないのが現状です。

そこで私たちは、栃木の歴史的象徴である「とちぎ博」をテーマに掲げ、私たちの世代で、新たな一歩を踏み出します。

このプロジェクトでは、既に活躍するクリエイターや障がい福祉に関わる人々、未来を担う学生たちがクリエイティブという産業としてタッグを組みます。それぞれの得意なことを活かし、誰もが活躍できる新たな産業を創出すること。

そして、クリエイティブの力で、多様な人々が共生できる社会を実現することを目指しています。

 

（代表プロフィール）

中村ひかる　作家名:沖野千歳

　1994年8月18日栃木県黒磯市生まれ、宇都宮市育ち

　国際TBC高等専修学校、国際テクニカルデザイン自動車専門学校卒業。

元自動車整備士、開発エンジニア。sanatana designクリエイティブスクールを修了後、グラフィッククリエイターとして、グラフィックレコーディング、名刺パンフレットなどのデザイン、同人作家、就労支援事業所での職業指導員として活動する。

　2021年に子供時代から収集していた博覧会資料等と、とちぎ博の記念品を譲り受けたことから地方博保存研究会を発足。

 

 

 

‘84とちぎ博　実行委員会OBの方々からのコメント

我々は当時、清原工業団地の誘致のために奔走いたしました。この時は栃木がどんな未来になっているか、誰も想像つかなかった。しかし様々な企業様や地域の方々のご支援により大成功し、昨今の栃木県産業の発展に貢献することができたと、これで役目が終わりだと思っておりました。

それが約40年後、開催された後に生まれた世代の方々が興味を持ってくださり、後世へ遺したいと保存研究されていると聞き、驚きと嬉しさがございます。

 

’84とちぎ博は我々にとって青春であり、素晴らしい記録（記憶）。

未来に託すモノであると感じております。

 

昔とは違って多種多様な産業が生まれていくなかで、これから活躍する若い世代がどのように今後の栃木県を発展していくのが楽しみです。

 

 

クリエイティブの力で切り開く、共生社会の未来

株式会社ZEALL.plus 代表取締役　橋本吉司 氏  賛同コメント

代表理事の中村ひかるさんは、私が運営する、障がい者の自立・社会進出を支援する就労継続支援事業所の就労支援員（職業指導員）でもあります。

 

そして、当事業所が掲げる「クリエイティブな仕事を通じて障がい者の自立を支援する」ことは、中村ひかるさんという心強い存在のおかげで、より確かなものになってきています。

 

「不毛の地」と言われがちな栃木県を、クリエイティブの力で全国の最先端へと押し上げる挑戦。さらに、障がいのある人たちも含めて誰もが公平・平等に活躍できる共生社会を目指しているという点に、心から共感し、心を打たれました。

 

今回のプロジェクトが、デザインなどのクリエイティブ事業を、障がいのある人たちの自立に向けた新たな選択肢の一つとして、広く知ってもらうきっかけとなることを心から願っています。

 

企業名：株式会社ZEALL.plus

所在地：栃木県宇都宮市今泉町65-2

事業内容：就労継続支援事業所運営

 

 

 

クリエイティブの力で、地域の誇りを未来へつなぐ挑戦

sanatana design 株式会社　鈴木満明 氏　賛同コメント

 私が運営するクリエイティブスクールの卒業生である彼女が、独立して企画したこのプロジェクトは、地元栃木の地に根付く「とちぎ博」を次世代へつなぐ素晴らしい挑戦です。これは単なるイベントではなく、地域の記憶と誇りを未来に手渡すための大きな一歩だと確信しています。

 

音楽やパフォーマンスで心を揺らし、ワークショップや展示で学びを分かち合う、そんな世代や立場を超えて誰もが集える空間。その光景を想像するだけで、胸が熱くなります。

 

このプロジェクトは、地域を元気にするだけでなく、参加した一人ひとりの心に「帰る場所」をつくってくれるはず。子どもたちにとっては未来の思い出となり、大人にとっては新たな誇りとなるでしょう。

この温かい輪が広がることを心から願い、私も全力で応援します。

 

 

企業名：sanatana design 株式会社

所在地：東京都台東区松が谷４丁目24－３ 正田ビル

事業内容：デザイン制作・デザインコンサルティング、オンラインサロン・デザインスクール運営

 

 

 

地方博保存研究会Hubctについて

とちぎ博を主軸に、1970年代～1980年代に開催された日本各地の地方博覧会、万国博覧会の資料やグッズなど研究・記録、周知活動を行なう。

今回は初めて、とちぎ博とクリエイティブを組み合わせたイベントプロジェクトを実施。

 

【団体概要】

団体名：地方博保存研究会Hubct

事務局所在地：栃木県今泉町65-2 大柿ビル1階（株式会社ZEALL.plus内）

代表理事：中村ひかる

活動内容： 博覧会資料等の保存研究、周知活動

設立： 2021年

 

 

 

 

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