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地球の音を残したい!「音の図書館」クラウドファンディング支援者募集中。100年後の未来に地球の音を残すため、日本に音の図書館を創る サウンドアーカイブスジャパン

音の図書館 サウンドアーカイブスジャパンは、100年後の未来にも残しておきたい地球の音をアーカイブ化して日本に音の図書館を作ろうという取り組みです。フィールドレコーディングのパイオニアの1人である川崎氏が世界中で収集した貴重な音源をはじめ、個人が所有する音の寄贈先として活動基盤を整えることを目指します。

「100年後の未来に地球のあらゆる音を残そう」をモットーに活動する一般社団法人サウンドアーカイブスジャパン(本社:東京都港文京区、代表理事:村田 拓也)は、音の寄贈先として活動基盤を整えることを目指し、その運営・活動資金をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて募集を開始しました。募集期間は2024年9月16日(月)から10月29日(火)で、募集金額は100万円を目指します。

https://camp-fire.jp/projects/769902/view

「音の図書館(サウンドアーカイブ)」立ち上げの背景と概要

 

日本はもちろん世界中の自然音、環境音、伝統音楽、都市の風景音など、数多くの貴重な音は、誰かが収録して管理することがない限り、この瞬間にもどんどん失われつつあります。そのような音は、私たちの歴史や文化、そして生活に深く根付いていて、目には見えなくても、とても大切な財産です。

 

これらの音を収録しデジタル化した上で、永遠に保存する活動をすぐにでも始めなければ、失うものは想像以上に大きいはずです。

 

一般社団法人サウンドアーカイブスジャパンの会長・理事で、日本のフィールドレコーダーの草分け的存在でもある川崎 義博が所有する1800時間以上に及ぶ膨大な音源の多くは、DAT(デジタルオーディオテープ)であり、これをアーカイブ化するためには、人件費や機材(DAT自体が現存の機体が少なくなっている)など多くの資金が必要です。また、世界中に存在する音のアーティストや、フィールドワークして音を集めている研究者たちが収録した音など、様々な貴重な音もアーカイブしていく予定です。

 

「音の図書館(サウンドアーカイブ)」プロジェクトで集まった支援により、活動の基盤を固めていきたいと考えています。

 

【「音の図書館」クラウドファンディング概要】

プロジェクト名

音の図書館(https://camp-fire.jp/projects/769902/view

クラウドファンディング実施期間

2024年9月16日(月)10月29日(火)

受付窓口

クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE

https://camp-fire.jp/projects/769902/view

目標金額

1,000,000円

返礼品

「音のポストカード」「世界の音が豊富に収録されたCD」「世界の音を聴く」イベントチケット「波音だけが収録されたレコード盤」など

その他

本プロジェクトにおける支援金は、アーカイブ化にかかる人件費や将来的なアーカイブ視聴システム開発費になります。支援者は、これから実施予定のいくつかのイベントへ優先的にご参加いただけます。

 

 

「音の図書館(サウンドアーカイブ)」リターン(返礼品)
※価格は税抜き表示

 

 ■音が聴こえるQRコード付ポストカード

川崎 義博がセレクションした音が聴ける「音のポストカード」です。

価格: ポストカード(5種類) 5,000円

ポストカード(10種類)10,000円

・・・・・・・・・・

 

  ■「世界の音」CD【クラファン限定セット】

川崎 義博がセレクションした「世界の音」CDに「音が聴こえるQRコード付ポストカード(10種類)」やSAJコンセプトブック(PDF)などがついています。

価格: 「世界の音」CD 15,000円

・・・・・・・・・・

 

 ■「世界の音」を聴くイベント

東京 文京区民センターなどを予定

価格: 「世界の音」を聴くイベントチケット 20,000円

 

他、「音創りワークショップ」「フィールドレコーディング体験ワークショップ(録音体験ワークショップ参加チケット)」「特別な波音レコード」「川崎 義博の著書「世界音の旅行記 音源付き」」など。

 

未来の子どもたちへ

創造力を引き出し、無限の可能性を広げる

 

 想像してみてください。未来の音の図書館に足を踏み入れると、目の前にはたくさんの音源が並んでいます。その音源を手に取ると、色とりどりの光が広がり、頭の中で音楽やアートのアイデアが次々と湧いてきます。

 

 想像してみてください。未来の自分が、子どもの頃に遊んでいた公園や、家族と過ごした思い出の場所で聴いた懐かしい音を聞くことができたら・・・ サウンドアーカイブは、まるでタイムマシンのように、将来はもう聴けなくなってしまう音を未来の子どもたちに届けることができます。自分が育った環境や、家族の笑い声、季節ごとの自然の音を感じ取ることができるようになるかもしれません。未来のあなたが、自分が生まれ育った場所の音を聞きながら、当時はどんな感じだったのかイメージする、そのワクワク感を想像してみてください。


1. サウンドアーカイブは、未来の世代へ今しか聴けない音を残すことができます。子どもたちは自分たちの過去や文化を深く理解する手助けとなります。


 

2. 教育機関での教材として、自然音や歴史的録音を通じて、子どもたちはリアルな学びを得るとともに、感受性や理解を深めることができます。


 

3. また、音の図書館は創造力のインスピレーションを提供し、異なる時代や文化の音を体験することで、子どもたちに共感と地球規模でのつながりを育む手助けになるはずです。

 

 

応援メッセージ

 

三輪 眞弘様 応援メッセージ

私は一般社団法人サウンドアーカイブスジャパンの設立趣旨に賛同し応援します。日本におけるフィールドレコーディングやサウンドスケープ分野において常に先進的な取り組みを続けてきた川崎義博氏の活動とその成果は作曲/音楽に関わってきた私にとっても重要な意味を持ってきました。

 

何よりもそれらは単なる個人的な趣味に留まらず、インターネット上のアーカイブ公開や放送番組の制作などを通して社会的な広がりや学術的な貢献なども含めた公共的なものであり続けた点で特筆すべきです。また、設立の趣旨にもあるように、これまで川崎氏が関わってきた莫大な数の録音、すなわDATテープの再生が困難になりつつある現在の状況は、私自身のコンサートの録音においても近年常に体験していることであり、DATテープに分割されている録音のアーカイブ化作業の緊急性を強く感じています。

 

そのような意味でも、新しい財団が今発足したことは必然であり、それらが近い将来完全に失われてしまう前に、この新しい財団によって1990年代以後の地球上のさまざまな事象や出来事を網羅した川崎氏の音響記録が未来に向けたアーカイブとして受け渡されていくことを願ってやみません。

 

三輪 眞弘:

国立ベルリン芸術大学及び国立ロベルト・シューマン音楽大学で作曲を学ぶ。1980年代後半からコンピュータを用いたアルゴリズミック・コンポジションと呼ばれる手法で数多くの作品を発表。1989年第10回入野賞第1位、2004年芥川作曲賞、2007年プリ・アルスエレクトロニカでゴールデン・ニカ賞、2010年芸術選奨文部科学大臣賞、2020年サントリー音楽賞などを受賞。著書「三輪眞弘音楽藝術 全思考一九九八ー二〇一〇」をはじめ、CD「村松ギヤ(春の祭典)」や楽譜出版など多数。旧「方法主義」同人。「フォルマント兄弟」の兄。2024年より京都芸術大学文明哲学研究所教授。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]名誉教授。

 

川崎 義博 プロフィール

 

日本のフィールドレコーダーの草分け的存在

 

一般社団法人 サウンドアーカイブスジャパン 発起人 理事・会長。

 

 サウンドアーチスト/サウンドデザイナー。1990年衛星デジタル音楽放送 St.GIGA(セントギガ)の開局と同時にプロデューサーとして、世界各地を旅してフィールドレコーディングして多数の音源を収録、番組制作など多岐に渡り担当。CD「知床」「バリ島」「トリニダードトバゴ」「奈良・吉野・高野山」「佐藤初女/母の心をすべてに」など14作品、DVD「屋久島」の音制作なども担当。

 

1997年、リアルタイムで世界の音を聴くことができるWEBサイト「SoundExplorer」を手がける。その後、SoundBum、AQUA-scapeなどのサイト制作にも携わる。インスタレーションとしては、1991年東京パーンを始めとし、日本武道館など様々な場所で展開。また、日本科学未来館、東京都写真美術館、金沢21世紀美術館(オープニング展)での世界の音の作品がある。

 

日本科学未来館のプラネタリウムでは、「 MEGASTAR 」の番組を手がけ、「新しい眺め」「星野道夫/アラスカの星の下で」「偶然の惑星」や、世界の音を使った谷川俊太郎さんとのコラボ「夜はやさしい」なども制作。東京藝術大学、多摩美術大学などで音の表現を教え、バシェ音響彫刻の修復なども行なっている。日本サウンドスケープ協会も立ち上げから関わり現在も活動中。

 

一般社団法人サウンドアーカイブスジャパンについて

 

今回の「音の図書館」クラウドファンディングの終了後は、音の図書館をより多くの方々に知っていただけるように、音源のアーカイブ化を進めつつ、返礼品でもある「世界の音を聴くイベント」「音創りワークショップ」「フィールドレコーディング体験ワークショップ」のほか、各種イベントやワークショップを企画・開催していく予定です。

 

【会社概要】

法人名: 一般社団法人サウンドアーカイブスジャパン

所在地: 東京都文京区小石川2-3-4 第一川田ビル8F

代表理事: 村田 拓也

 

事業内容: 個人や団体が録り溜めた自然音や環境音等の音源データ資産について、収集及び永久的な保存を行い、その音源の利活用を推進するとともに、時代を超えて聴かれ続ける仕組みを構築することを目的とし、その目的に資するために立ち上げ。

 

 設立: 2023年12月12日

HP: https://soundarchives-jp.org/



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企業情報

企業名 一般社団法人サウンドアーカイブスジャパン
代表者名 村田拓也
業種 その他サービス

コラム

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