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Jinny Street Gallery | 3/6~3/31 写真展「気の葉っぱはヒラヒラささやく 」by SEAN LOTMAN

Jinny Street Gallery Webpage: https://www.jinnystreetgallery.com/ 

Jinny Street Gallery は渋谷の神宮前2丁目商和会に位置している、街灯路の展示ケースを利用したオープンエアのコンテンポラリーギャラリーです。

 

3月6日よりJinny Street Galleryにて新しい展示が開催されますので、下記にて詳細をご確認ください。

 

【詳細】

タイトル: 「気の葉っぱはヒラヒラささやく」

アーティスト: SEAN LOTMAN

日程:  2023年3月6日~3月31日

 

【展示概要】

私は京都御所の敷地近くに住んでいる。美しく整備された一面に広がる緑の芝生、小さな丘と小川のせせらぎ、茶室やテニスコート、野球場があるその巨大な緑地エリアには、楓、桜、銀杏、様々な針葉樹など、実に多くの木々が存在する。パンデミックが始まったとき、私は憂鬱な気持ちを鎮めるために、よくこの敷地をゆっくりと散歩していた。私は日々出会う木々の美しい特性を長く鑑賞してきたが、彼らのそれぞれの個性にも気づくようになっていた。実にユニークな面白い形をしている木や、荘厳なオーラを纏っている木、穏やかな雰囲気を持っている木もあれば、人間の気まぐれな行動に謙虚な姿を示している木もあるように見えた。管理された室内生活に慣れている我々人間は、外界にいる木々の存在が当たり前になりすぎて、声を発することもない彼らが我々と同じように生きていることを忘れてしまうこともあるだろう。

この展示会が開催されるタイミングと時を同じくして、展示場所である神宮前周辺の地域開発が進み、銀杏並木たちに影響が及ぼされる可能性があると聞いた。この地域開発プロジェクトを進めるに当たって、地元の人々や観光客に長らく愛されてきた木々、樹木たちが作り出す空間が取り返しのつかない形で変わってしまう。

人間と樹木は非常に曖昧な関係を持っていると私は感じる。樹木を大切にし長寿の古木に補強を施す一方で、歩道に落ちる葉が邪魔になると言って、その枝を切り落とす。

この展示の目的は、今回の撮影を主におこなった京都御所だけでなく、普段歩んでいる道や時を過ごす公園など、私たちには木々が必要だと思い出してもらうことです。私たちは木々を愛し、感謝すべきなのです。私たちにとって木陰は太陽からの避難所になり、そして季節が移り変わるとともに姿を変えていく彼らは、私たちのこの地球上で生きているかけがえのない瞬間を再認識させるのです。春になると咲く花々の匂い、足元で踏みしめる紅葉の葉の音、私たちはあと何回体験できるのだろう…。
今回のインスタレーションには、京都御所の敷地で集められた枝と葉を使用しています。すべての写真は、暗室で焼いた8 x 10の Cプリントです。

 

【SEAN LOTMANについて】

ロサンゼルス出身のショーン・ロットマンは、小説執筆と暗室カラープリントのバックグラウンドを持つアーティストであり、『Sunlanders』、『Middle Life Notes』、『Amoeba』、『The Sniper Paused So He Could Wipe His Brow』、そして次回作の『Puking Rainbows Past and Future』を含む5冊の写真集を出版しています。現在、彼は妻のアリコ、息子のテンボ、そして犬のモンクと一緒に日本の京都に住んでいます。 
 

 

 

 



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企業情報

企業名 Jinny Street Gallery Project
代表者名 Lorenzo Menghi
業種 エンタテインメント・音楽関連

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