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「月の円満な団欒、中秋の情」:日本在住の華人留学生たち、一堂に会し中秋を祝う

 海上に輝く月、この時を共に。中秋節の訪れに、日本在住の華人と留学生たちが一堂に集まり、中秋節を祝いながら団欒を深めました。このイベント「月の円満な団欒、中秋の情」は、魅力溢れる中秋の宴を楽しんでもらうことを目的として企画されたもので、2023年9月21日に海外網日本マルチメディアセンター出催、株式会社Trip7、日本中国企業協会、早稲田大学による共催で行なわれました。

    開会の挨拶は、司会者の汪洋氏が務めました。中秋節は、中国伝統の祭りの一つであり、豊かな文化的意味を秘めている、中国の重要なイベントの一つです。日本の華人たちは海外に身を置いていても、祖国との結びつきを常に大切にしています。イベントでは、中秋満月という人々の団欒の機会を通じて、日本の華人企業家たちはビデオメッセージを披露し、会場内に温かさと意味をもたらしました。

   その後、笛や琵琶による「痴情冢」という楽曲が演奏され、濃厚な文化を醸し出す音色が会場を包み込みました。観客は高揚した気分のなか演奏家たちに拍手喝采を送っていました。

   このイベントでは、早稲田大学の学生たちも特別に招待され、彼らによる日本の中秋節の祝い方を紹介する時間が設けられました。それは、中国と異なる方法でしたが、美しい人生への憧れや向かい合う願いは共通しており、中秋の団欒の情感が国境や民族を越えて感じられることに感嘆を覚えました。

   また、「千里邀月」という見事な独舞も披露されました。親しい友人や家族と遠く隔たりがあったとしても、まるで明るい月の下に共にいるかのような感覚を味わわせる舞に、観客たちは濃厚な中秋の感情を覚えたことでしょう。

 月餅を紹介する時間では、司会者が月餅が団欒を象徴していることに触れながら、観客を指名しました。偶然選ばれた人たちは、自分の好きな月餅の味を発表し合いました。さまざまな味の月餅が紹介され、観客たちの食欲を刺激しました。このように今回のイベントには多くの見所がありました。

    そのなかでもハイライトだったのは、インタラクティブなゲームが催されたことです。参加者たちは「擂鼓傳花」というゲームを楽しみました。これは、鼓はないものの、中国の古典楽器である「琵琶」の伴奏を使い、複数人が順番に花を渡し、音が止まったら花も止まり、花を受け取った人は中秋に関連する詩を暗唱し、自分の好きな月餅の味を選ぶというゲームです。ゲーム後には、月餅の試食と交流の自由な時間が設けられ、参加者たちは中国の伝統的な美食である月餅に対する味と好みを共有し、交流を深め合うことができました。

   そして、クライマックスには、心を込めて準備された琵琶の舞踊「花好満月」と中国の伝統的な変面芸術のパフォーマンスが披露されました。これらのパフォーマンスは中華伝統文化の独特の魅力を示し、観客を芸術の海に飲み込みました。日本で活躍する川劇変面の遣い手、王文強氏は中国の伝統芸術の卓越した技術を見せつけました。

    こうして、素晴らしいパフォーマンスとともにイベントの幕は閉じました。中秋節は団欒の時であり、どこにいても故郷の満月の風情を感じることができます。今回のイベントには喜びが満ちており、日本の華人は伝統と文化の宴の豊かな体験を得るとともに、中華伝統文化の魅力を改めて感じることができたことでしょう。

 

   次回のイベントでも皆さんとお会いすることを楽しみにしています!



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企業名 人民日報海外網日本マルチメディアセンター
代表者名 山田 和夫
業種 新聞・出版・放送

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