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今も息づく伝統秩父シルクの洋服を展開するブランドREINA IBUKAが7月に新作発表・受注会。伝統とモダンを絡めたオリジナル秩父シルクの繭の養蚕農家見学も。

REINA IBUKAでは、埼玉県秩父の伝統的絹織物でもある「現代」の「秩父太織」、「秩父銘仙」を使用しています。今回の展示受注会では、秩父太織の手織り職人と試行錯誤し、伝統の座くり、草木染め、手織りの技術にモダンさを絡めてできたオリジナル秩父太織の新作や、特殊技法ほぐし織りの秩父銘仙の、ブランドとしては新柄の新作も。秩父太織の源の養蚕農家の見学も設けます

 

 

REINA IBUKA 2023-24 - TERROIR - Silk magic -

 

TERROIR

 テロワール、その土地に根ざすもの。風土、文化、伝統。古くから人々が祈りや願いを込めてきた「お蚕(こ)さま」「草木染め」「絹織物」。今も秩父で息づくこれらを新たな形でつないでいきます。服を通して、見えない何かを感じていただければ幸いです。

 

Silk magic

 日本の「織」は縄文時代後期、「染」は弥生時代に始まったといわれ、古墳時代にはい「蚕」を飼うようになり、絹布や多彩な染織が生まれました。古代から人の生活を心身ともに豊かにしてきた絹文化。忙しない現代社会の一助になるのではないかと思うのです。

 

 養蚕から服の完成まで、すべて心を込めて丁寧に行っています。受注生産でオーダーをいただいてから生地の織りに入りますのでお時間をいただきますが、大切に長く身に着けていただく一着としていただければ幸いです。

 展示受注と一部夏物販売もいたします。

 暑い時期ですが、緑に囲まれたアトリエへぜひお越しください。夕方にはカエルの声、夕涼みを味わえるかもしれません。

 皆さまにお会いできますことを心よりお待ちしております。

 

DATE

 予約を入れていただけますと、丁寧に商品説明をさせていただきますので、ゆっくりとご覧になれます。7/7、8、9は予約日ですが、なるべく多くの方に生地の源の養蚕見学をしていただければと数人制で設けていますので、個人でご希望の方は7/10以降の予約日も重ねてご予約いただけます。

 - ご予約方法 -

 メールにてお名前、電話番号、参加人数、ご希望日時(第3希望まで)を、mail@mariareina-paris.comまでご連絡ください。ご希望に添えない場合もありますことご了承ください。送迎(西武秩父駅)をご希望の方は記載してください。メール受信後こちらより返信いたします。

 7 / 7 (金) 【予約日】数人制

 13:30-養蚕見学+プチ体験 → 14:30-アトリエ展示会

 7 / 8 (土) 【予約日】数人制

 13:30-養蚕見学+プチ体験 → 14:30-アトリエ展示会

 7 / 9 (日) 【予約日】数人制

 13:30-養蚕見学+プチ体験 → 14:30-アトリエ展示会

 7 / 10 (月) 【予約日】

 11:00、13:30、15:00、16:30、(18:00)

 7 / 11 (火) 【公開日】 

 13:30〜19:00

 7 / 13 (木) 【公開日】

 13:30〜19:00

 7 / 14 (金) 【予約日】

 11:00、13:30、15:00、16:30、(18:00)

 7 / 15 (土) 【公開日】

 13:30〜19:00

 7 / 16 (日) 【予約日】

 11:00、13:30、15:00、16:30、(18:00)

 

 ※公開日は予約なしでどなたもお越しいただけます。

埼玉県秩父市久那 1219(駐車場有)

 

COLLECTION

【Akane×gold - neo Chichibu Futori  茜×金 – 秩父太織】

 秩父太織の職人と時間をかけ試行錯誤してできたオリジナル秩父太織です。秩父の養蚕農家で卵から育てられた繭から糸を引く伝統の座くり、草木染めなどの技術にモダンさを絡めました。養蚕の作業を学んだり、座くりをやらせていただいたのもあり、命を扱っているような尊い気持ちで制作に臨みました。

Akane  茜

 藍とともに最古の染料のひとつで、解熱、血液浄化作用など薬草としても用いられてきました。身分や位による服色の序列を定めた「延喜式(905-927年)」では紫に次ぐ高位の色でした。黒船来航の際の日の丸の赤も茜で染められていたそうです。万葉植物でもあり、太陽の色として形容されることが多いですが、体内を循環する血、生命の色でもあります。

【Neri - neo Chichibu Futori   練 – 秩父太織】

 養蚕農家のお蚕の作った繭のそのままのシルクホワイトです。

Neri  練

 中国で絹が生まれたのは今から4000年ほど前といわれています。その後、絹織物はシルクロードを通ってギリシャ、ローマへも伝わりましたがその製法は厳しく秘密にされていました。日本に養蚕の技術が伝わったのは3世紀ごろです。繭を煮てとり出した生糸を練り上げてセリシンを落とし柔らかくしたものが練糸でその色をいいます。

【Swaying flowers - neo Chichibu Meisen  揺れる花 – 秩父銘仙】

 ターコイズ地にグレーの大きな花が揺れるさまを表した柄で、銘仙らしい大柄でありながら洗練されたシャープさのある柄です。

【Four season’s flowers - neo Chichibu Meisen  四季咲き-秩父銘仙】

 角度によって七変化する色を楽しめる特に玉虫効果のある紫地に浮き立つような赤い花の銘仙の華やかさと力強さを感じられるREINAIBUKAコレクションとしては初めての柄です。

【Lunar phases - neo Chichibu Meisen  月の満ち欠け-秩父銘仙】

 月の満ち欠けるさまをほぐし織り技巧を駆使して生み出された柄です。REINA IBUKAスタート時に魅せられてからの美しく趣のある定番柄です。

※ 秩父銘仙は上記以外にも数種類の柄からお好みの柄をお選びいただけるアイテムもございます。

【Others】

 シルクサテン、フランスレース、ニット、定番もの、etc...

 

秩父絹 Chichibu Silk について

REINA IBUKAでは、秩父の伝統的絹織物でもある「現代」の「秩父太織」、「秩父銘仙」を使用しています。軽く着心地がよく暖かく涼しいのは同じですが、それぞれ異なる特徴も持つ美しい絹織物です。

秩父は山に囲まれた地形で稲作に向かないことからかつて養蚕業が盛んでした。その中で規格外の繭を使い野良着として作られていたのが「秩父太織」です。「100%秩父産繭」から手で織られており、「無撚糸(むねんし)」だからこそ生み出される絹本来の肌触りと「草木染め」も特徴です。その後「秩父太織」は「秩父銘仙」と名を変え経糸に模様を型染めする「ほぐし捺染」という技術の裏表のないのが特徴の絹織物となります。角度によって色の見え方が異なる「玉虫効果」が見られるものもあり、絹織物独特のシャリ感を感じられます。

 

主な参考資料:高崎市染料植物園ガイド、高崎市染料植物園展示ガイド赤の力Part I、「色々な色」近江源太郎監修(光琳社出版)、ちちぶ銘仙館WEBサイト

 

REINA IBUKA

mail@mariareina-paris.com

http://www.mariareina-paris.com/

https://www.instagram.com/reina_ibuka/

https://www.instagram.com/reina_ibuka_verts/



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企業情報

企業名 REINA IBUKA
代表者名 清水麗奈
業種 ファッション・ビューティー

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