約60カ国の人々が住むまち、大阪・生野区を全国№1のグローバルタウンへ! 生野・御幸森に『いくのパーク』が2022年秋オープン予定
株式会社RETOWN(代表:松本篤、本社:大阪市生野区)とNPO法人IKUNO・多文化ふらっと(代表:森本宮仁子、榎井縁、本部:大阪市生野区)は、共同事業体として大阪市立御幸森小学校跡地に生野区における多文化共生の新拠点『いくのコーライブズパーク(略称:いくのパーク)』を2022年秋にオープン予定です。 新たなまちづくりのモデルとなる本プロジェクトに向けて、6月20日よりクラウドファンディングを開始いたします。ぜひ取材のほどよろしくお願いいたします。 《本件のポイント》 ・事業創出、学びのサポートなど地域課題解決に向けた9つの事業を実施 ・企業とNPOの共同事業体による新たなまちづくりのモデル ・多文化共生の新たな拠点オープンを目指し、6月20日よりクラウドファンディングを開始
◆ 5人に1人が外国人!?
約60カ国の人々が暮らすまち、生野の魅力と課題
大阪・生野区はコリアタウンというイメージが強くありますが、実は区民の5人に1人が外国人であり、その人口比率は全国1位と、都市部では外国人の人口比率が最も高いまちと言えます。
さらに、54ヵ国(令和4年5月末時点)の人々が暮らしており、まさに多文化なまちです。
とても魅力的な地域ですが、生野には多文化・多国籍ならではの課題があります。各国の外国人コミュニティーが多数存在しており、それぞれの文化を発表する場を設けるなど独自の発展をしている一方で、他国間のコミュニケーションが希薄となり、災害時や子育て等において孤立している現状があります。
また、外国にルーツのある子どもたちが学校に通う上で語学の壁があり、十分な教育が受けられていないという課題もあります。大阪市ではそうした子どもたちをサポートするために、日本語・適応指導や教育相談を実施しています。しかし、該当する子どもたちが増加し個別の対応が不十分になりつつあるため、現在でも課題の解決には至っていません。
◆廃校が多文化共生の拠点になるまで
2017年1月、生野区西部地域学校再編整備計画により、12小学校・5中学校を4小学校・4中学校に統合再編することが決定しました。その第1校目として、2021年3月に御幸森小学校が閉校。そして2021年9月に実施された御幸森小学校跡地活用事業の公募型プロポーザルに「株式会社RETOWN」と「NPO法人IKUNO・多文化ふらっと」との共同事業体の提案が採択されました。
御幸森小学校は約100年もの歴史があり、韓国朝鮮にルーツを持つ子どもたちが多く、大阪市初のユネスコスクールでもあり、世界各国の様々な文化を学ぶ『多文化共生教育』に励んでおりました。
この御幸森小学校の歴史を大切にしながら地域の課題を解決すべく、私たちは2021年に廃校となった御幸森小学校をリノベーションし、いくのパークをオープンします。
生野区の多国籍・多文化だからこそ抱える課題を、いくのパークというみんなに開かれた新たな多文化共生の拠点として、解決を目指していきます。
◆「多国籍・多文化」の魅力を生かし、地域の問題を解決する9つの事業
◆企業とNPOの共同事業体による新たなまちづくりのモデル
本施設は、多文化と触れ合えるイベントの開催や生野区内で食に特化した起業支援などを通して、多様な文化を感じられる店舗の増加、それに伴う空き家利用や地価を向上させる事でまち全体の価値を上げる事を目指します。
また、多文化ソーシャルワーク実践や学習支援などを通して、生野区内の他国間コミュニケーション及び新たな学びの場の創出など、生野区が抱える課題解決に取り組んでいきます。
企業とNPOが共同事業体として協働することで、それぞれの得意分野を掛け合わせ、より地域に根差した持続可能なモデルを生み出すことができると考えています。
◆新たな多文化共生の拠点オープンを目指し、クラウドファンディングをスタート
学校というものから新しい施設に生まれ変わらせるためには、大きな設備改修が必要です。
気が付けばここにみんなが集まっていた、そんな居心地の良さを目指し、クラウドファンディングを始めます。
・期間:6月20日(金)~8月15日(月)
・目標金額:300万円
・資金の使い道
☆みんなが集える場所を作ります
‣運動場を芝生化
‣市民農園で多国籍の植物を栽培
→老若男女、国籍問わず誰でも立ち寄りやすく、自然に人々が集う空間をつくります。
☆多文化・多世代のサポート窓口を開きます
‣IKUNO・多文化共生センターの設立、運営
‣保育施設の運営
‣外国籍の子どもたちの学習サポート
→外国籍住民や、社会的に孤立しがちな子育て中の親子への生活上の総合的なサポートを実施します。
☆全国No.1のグローバルタウンに!
‣多国籍の料理を楽しめるイベント
‣シェアキッチン、キッチンカーのレンタル
→多国籍の新規飲食事業の発掘と、常設店舗のオープンをサポートすることで、日本で一番多様な食文化を楽しむことができる「全国No.1のグローバルタウン」を実現します。
クラウドファンディングURL
https://camp-fire.jp/projects/view/582836
≪株式会社RETOWN 会社概要≫
『食を通じたまちづくり』や『まちづくりの産業化』をビジョンに掲げ、まちが本来持っているポテンシャルを再編集し発信する拠点づくりを行うローカルディベロッパー事業や産地と消費者を直接繋ぐ産地活性化事業に取り組んでいます。
大正区尻無川沿いの水辺空間を活用した複合施設『TUGBOAT TAISHO』をはじめ、まちが変わるきっかけづくりにチャレンジしています。
代表取締役:松本 篤
所在地:大阪府大阪市生野区桃谷5丁目5−37 いくのパーク講堂棟3F 設立:2004 年 7 月 22 日
事業内容:ディベロッパー事業、教育事業、人材紹介事業、外食事業、フランチャイズ本部事業
グループ会社:株式会社 RETOWN・株式会社 EATTOWN・株式会社 THE MARKET株式会社 Osaka Riverside Resort・株式会社 TUGBOAT TAISHO・CiXホールディングス株式会社・株式会社LOCAL LABO・株式会社MACHI-CO-BA HPアドレス:http://retown.co.jp
≪NPO法人IKUNO・多文化ふらっと 団体概要≫
「誰一人取り残さない」多文化共生のまちづくりを目指し、地域社会、学校・大学、企業、行政など、さまざまな領域間の相互乗り入れを通じて、「Please help me.」(私を助けてください)に応えられる地域における「共生のとりで」づくりに取り組んでいます。
代表理事:森本宮仁子、榎井縁
所在地:〒544-0034 大阪市生野区桃谷4丁目5番15号班家食工房2階 設立:2019年6月30日
事業内容:拠点づくり事業、学習・交流事業、調査・提言事業、多文化イベント事業
HPアドレス:https://www.ikunotabunkaflat.org/
CAMPFIREについて
株式会社CAMPFIREはあらゆるファイナンスニーズに応えるべく、“資金調達の民主化” をミッションに、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押ししております。2011年サービス開始の国内最大級の購入型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」をはじめ、地域特化型の「FAAVO」、融資型の「CAMPFIRE Owners」 などを運営しています。
株式会社CAMPFIRE:https://campfire.co.jp
購入型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」:https://camp-fire.jp
地域特化型クラウドファンディングプラットフォーム「FAAVO」:https://faavo.jp/
融資型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE Owners」:https://owners.camp-fire.jp/
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | いくのパーク |
---|---|
代表者名 | 株式会社RETOWN 代表取締役 松本篤 |
業種 | 旅行・観光・地域情報 |