無償で2か月間食料をお届け～LINE相談「むすびめ」依然続くコロナ禍で困窮世帯を支援～

【背景】
ダイバーシティ工房では、2020年末より千葉県市川市を中心に、経済的に困窮する若者や子育て家庭を対象に相談・食料支援活動を実施してきました。食料支援を行った人数は延べ250名以上にのぼります。

感染拡大が長引く中、「失業し来月の家賃を払う目途が立たない」「体調を崩し仕事を探すのが難しい」「誰にも頼ることができない」という相談がLINE相談「むすびめ」には寄せられています。この度全国を対象に、新たに延べ約200名へ食料の郵送支援を行っていきます。

【利用対象者】

・病気や事故で満足に働けず、生活が苦しい
・コロナ禍で職を失い、食べ物に困っている
・収入の目処が立っているが少し先で、それまでの間困っている

など、家計に不安のある方や日々の食事に困っている方が対象です。年齢や職業、性別、家族構成など問わず、どなたでもお申込みいただけます。

【郵送期間】

保存のきく食べ物や日用品を2週間分ずつ4回に分けてご家庭へ直接郵送でお届けします。

【利用の流れ】                                                                         

①LINE相談から連絡、もしくはHPから直接お申し込みフォームにアクセスしてください。https://www.musubime-diversitykobo.org/syokuryou-haisou

②オンラインにて面談：専門の相談員がご家庭の状況について30分程お話を伺います。

③食料の郵送開始：面談終了後1～2週間以内に初回の郵送を行います。

【注意事項】

面談の内容をふまえて、支援が必要と判断されたご家庭へ食料を郵送いたします。ご家庭の状況によっては支援を行えない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

【無料LINE相談「むすびめ」について】

・対応時間：平日9:00～21:00（メッセージは24時間受付）
・利用費用：無料

・対象：学校や家庭、子育て、仕事など生活の中で困りごとを抱える方々（年齢制限はありません）

・HP：https://www.musubime-diversitykobo.org/

・2020年8月のサービス開始後、1124名の登録者がいます。9歳～65歳までの相談を受け付け、対応件数は2289件にのぼります。（2021年8月末時点）

【法人概要】

商号： 特定非営利活動法人ダイバーシティ工房　

代表者： 代表理事　不破牧子

所在地： 〒272-0034  千葉県市川市市川1-9-1 AKIOビル4階

設立： 2012年3月

URL：https://www.diversitykobo.org

事業内容：

「全ての家庭が安心して暮らせる社会」を目指し、千葉県・東京都を中心に活動しています。

① 学習支援事業：発達障害を持つ小中高生を対象とした個別学習支援「スタジオplus+」を運営（千葉県、東京都6拠点）

② 保育事業：医療ケアが必要な子や障害がある子を優先的に受け入れる企業主導型保育園、小規模認可保育所の運営（千葉県市川市2拠点）

③アウトリーチ事業：コミュニティスペース「地域の学び舎プラット」を運営し生活困窮家庭向け食事付き無料学習教室、コミュニティカフェを運営（千葉県市川市）

④生活支援事業：虐待などの理由で帰る家がない子どもたちの自立を支援する女子向け自立援助ホーム「Le Port（ルポール）」、短中期シェルター「Le Phare（ルファール）」の運営（千葉県市川市）

⑤SNS相談事業：全国を対象に、無料の子どもと家族の総合支援窓口「むすびめ」を運営