ぺんで舎がクラウドファンディング「CAMPFIRE」で、文庫サイズの大活字本『吾輩は猫である』全5巻の刊行応援プロジェクトを開始─読書バリアフリーを目指して

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ぺんで舎は創立一周年記念として、文庫サイズの大活字本『吾輩は猫である』全5巻一挙刊行の資金調達のために、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて300万円を目指し、プロジェクトをスタートしました。本プロジェクトは、主に制作費・印刷費のために資金調達を行っています。なお、本プロジェクトの募集締め切りは5月31日。一口1,000円から支援することが可能であり、ぺんで舎特製ねこキーホルダーや実際の商品（文庫サイズの大活字本）などのリターンを手に入れることができます。

ぺんで舎(所在地：山口県下関市、代表取締役：佐々木龍)は、2021年3月30日よりクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて「文庫サイズの大活字本『吾輩は猫である』全5巻の刊行を応援してください！」のプロジェクトを開始いたしました。

本プロジェクトでは、一口1,000円から支援を受け付けており、ぺんで舎特製ねこキーホルダーや実際の商品（文庫サイズの大活字本）などのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは5月31日23時〆切です。目標金額の300万円に到達しなくても、支援者はリターン品を受け取ることができます。

■文庫サイズの大活字本・シルバー文庫について

ぺんで舎は2020年9月に、文庫サイズの大活字本シリーズ「シルバー文庫」を創刊しました。夏目漱石、太宰治、宮澤賢治ら日本近代文学の名作を中心に展開しています。

大活字本とは、視力が弱い人にも対応するために、通常よりも大きな文字（12~22ポイント）や大きな判型を用いた本のことです。2019年に読書バリアフリー法が制定され、多くの図書館には既に大活字本コーナーが設置されていますが、その存在はまだあまり知られておらず、種類、数も少ないのが現状です。

また、従来の大活字本は、大きな活字で作るため、大判（A5判が主流）で、ページ数も多くなってしまうため、どうしても重い本になりがちでした。その難点をクリアしたのが、シルバー文庫です。

■シルバー文庫の特徴

1）大きな活字。（16ポイントゴシック体）

2）文庫サイズでコンパクト。軽い。（140～160グラム）

3）日本近代文学の文豪の名作揃い。（夏目漱石、太宰治、宮澤賢治など…）

老眼で読書から遠ざかっていたご高齢の方にも大変好評です。　

■読書バリアフリー法について

読書は、教養や娯楽を得る手段のみならず、教育や就労を支える重要な活動であり、障害の有無にかかわらず全ての国民が読書することのできる環境を整備していくことが必要です。しかし、現実には、視覚障害者等が利用可能な書籍等はいまだ少なく、図書館におけるサポートも十分ではありません。こうした背景を踏まえ、第198回国会において「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」（読書バリアフリー法）が成立し、令和元年6月28日に施行されました。

　本法律に基づき、障害の有無に関わらず、全ての国民が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現に向けて、視覚障害者等の読書環境の整備を総合的かつ計画的に推進していきます。

（文部科学省ホームページより）

■プロジェクト概要

プロジェクト名：文庫サイズの大活字本『吾輩は猫である』全5巻の刊行を応援してください！

期間：2021年3月30日（火）～5月31日（月）

URL：https://camp-fire.jp/projects/view/400614

目標金額：3,000,000円

■リターン品

1）1000円のご支援→　お礼メール

2）2000円のご支援 →　お礼のお手紙&ぺんで舎特製ねこキーホルダー

3）5000円のご支援 →　お礼のお手紙&大活字本1冊&ぺんで舎特製ねこキーホルダー

　大活字本は『走れメロス』をお送りします。