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【倫理的(エシカル)消費に関するアンケート】20代が最も「倫理的(エシカル)消費」の認知率が高い!

アイブリッジ株式会社が展開するセルフ型アンケートツール“フリージー”では、約450万人のモニター会員を活用し、20~60代男女を対象に、倫理的(エシカル)消費に関する調査を実施いたしました。

調査名:倫理的(エシカル)消費に関するアンケート
調査対象:20~60代男女 合計1,000名
調査期間:2020年11月18日

はじめに

 近年、大きな災害や新型コロナウイルスの感染拡大の影響などでインバウンドの減少や輸出の停滞などにより、在庫の滞留、価格の低下、売上げの減少などが問題となっており、それにかかわる生産者、農林漁業団体、地方公共団体、民間企業を支援するため「#元気いただきますプロジェクト」なども行われています。
この取り組みはエシカル消費(社会や環境に配慮した消費行動や、課題解決に取り組む事業者を商品の購入で応援すること)の一つと言えます。

 エシカル消費は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の17ある目標のうち、12番目の「つくる責任つかう責任」に関連し、世界で取り組むべき課題として挙げられています。
今後、持続可能な生産消費形態を確保するために私たち消費者一人一人の意識がますます注目されます。

 そこで今回は、消費者の購買意識に焦点を当て、エシカル消費に関する認知度や、社会貢献について調査いたしました。

20代が最も「倫理的(エシカル)消費」の認知率が高い

 まず、倫理的(エシカル)消費に関連する言葉の認知度を聞いたところ、「聞いたことがあり、 内容もよく知っている」と答えた人が最も多かったのは、『地産・地消(45.3%)』であり、『オーガニック製品(32.3%)』『エコマーク付き製品(27.7%)』と続いた一方、『エシカル消費』という言葉そのものをよく知っている人は6.9%と、今回調査した8つの言葉の中で最も低い結果となりました。

 また、「聞いたことがあり、 内容もよく知っている」「聞いたことがある程度」と答えた人と合わせると『オーガニック製品』が85.2%で最も多く、約8割以上の人が認知している結果となりました。
年代別に見てみると、ほとんどの言葉で、年齢が上がるにつれて、認知度が高い結果となりました。しかし、『エシカル消費』に関しては20代の認知率が35.0%と最も高く、若年層の方が『エシカル消費』の認知率が高い結果となりました。

フェアトレード商品の購入理由は、「途上国の経済発展に貢献できるから」

 『フェアトレード』という言葉を知っている人にフェアトレード商品の購入経験を聞いたところ、『はい(36.6%)』より『いいえ(63.4%)』の方が多く、また、『はい』と回答した人を男女別にみてみると、『女性(40.8%)』が『男性(32.4%)』よりも多い結果となり、女性全体の2割はフェアトレード商品の購入経験があることが明らかとなりました。

 また、フェアトレード商品の購入経験がある人に、その理由と、購入した商品の種類を聞いたところ、理由として最も多かったのは『途上国の経済発展に貢献できるから(24.6%)』であり、購入した商品は『チョコレート(46.1%)』がもっとも多くフェアトレード商品購入者の約半数が購入している結果となりました。

買い物の際に、20代は他の年代より『評判・口コミなど』を重視している

 買いものをする時に重視していることを3つ聞いたところ、『価格(72.7%)』が最も多く、『品質・味など(71.4%)』『国産であること(36.3%)』『メーカー・ブランド(28.8%)』『評判・口コミなど(23.6%)』と続く結果となりました。
年代別に見てみると、特に20代では、『価格(65.0%)』『品質・味など(58.0%)』に次いで『評判・口コミなど(35.5%)』が多いことから、買い物の際に他の年代より『評判・口コミなど』を重視することが伺える結果となりました。

 また、どのような企業に対して好感を持つかについて聞いてみると、『消費者に良質な製品/サービスを提供している企業(48.4%)』と回答した人が最も多く、『消費者に安い製品/サービスを提供している企業(39.9%)』『従業員を大切にしている企業(35.2%)』『生産者や労働者の生活に配慮している企業(34.3%)』『環境に配慮している企業(31.3%)』と続く結果となりました。

 このことから、従業員や、生産者の生活、環境に配慮している企業に好感を持つ一方、実際の消費行動では『メーカー・ブランド』や『評判・口コミなど』を重視しているという相反する結果となりました。

今回の調査結果のまとめ

 今回の調査結果からは、『オーガニック製品』の認知度が高く、『地産・地消』『エコマーク付き製品』も7割を超える高い結果となった一方『エシカル消費』は3割弱にとどまる結果となりました。
 しかし、『エシカル消費』という言葉や意味自体はまだまだ浸透しているとは言えませんが、一方で、CSR活動が活発な企業の商品を購入したい人や、企業がどんな社会貢献に取り組んでいるかに興味がある人がそうでない人より多いことから『エシカル消費』に関連する消費行動に関心がある人が多くいることが明らかとなりました。

 買いものをする時に重視していることについては、『価格』『品質・味など』が7割を超える結果となりました。20代では、他の年代と比べて『評判・口コミなど』を重視する人が1割以上多く、買い物の際に『評判・口コミなど』を産地やブランド・メーカーより重視していることが伺える結果となりました。
 また、今回の調査結果からは、従業員や、生産者の生活、環境に配慮している企業に好感を持つ一方、実際の消費行動では『メーカー・ブランド』や『評判・口コミなど』を重視している人が多い事が分かりました。
特に男性と比べて、女性の方がその差が顕著であり、より、従業員や生産者の生活、環境に配慮している企業に好感を持つ一方で、消費行動では、環境や社会に与える影響は重要視しない人が多いという結果となりました。

 

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企業名 アイブリッジ株式会社
代表者名 荒川 和也
業種 ネットサービス

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