旅館向けIoT情報発信プラットフォームの実証実験を開始

旅館こうろで、トランザスの次世代の広告配信プラットフォームを  
利用した観光チャネルの実証実験を開始

客室テレビに挿すだけで使える、旅館向けIoT情報発信プラットフォームを導入

将来的な宿泊業の人手不足解消・地域情報の発信

 

旅館こうろ（京都市中京区、代表取締役社長：北原達馬、以下 旅館こうろ）と株式会社トランザス（本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長：藤吉英彦、以下 トランザス）、株式会社Local24(本社：京都府京都市、代表取締役会長：廣瀬丈矩、以下 Local24)、BeesLine合同会社（本社：東京都千代田区、代表：林和義、以下 BessLine）は、テレビにスティック型端末を挿入するだけで、施設インフォメーションや、周辺観光情報、クーポンなどの提供が可能な旅館向けインフォメーションサービス(以下 本サービス)の提供を開始いたしました。

 

トランザスの宿泊業向けコンテンツ配信システム「NEXT GENERATION HOSPITALITY」(以下 NGH)を連携。旅館の客室テレビにスティック型端末を挿入するだけで、施設インフォメーションや、広告配信、周辺観光情報、クーポン、施設インフォメーション、YouTube,Twitter,Facebook,Google Mapに連動した情報提供などを可能にします。

本サービスは、館内インフォメーション、動画コンテンツ、企業広告（大手・地域CMスポンサー）、QRクーポン配信が簡単に提供出来ます。また、iCatchと連動する事により、QR以外の画像・動画・音声でも任意のURLに誘導する事が可能になり、誰でも気軽に使いやすい仕組みです。

実証実験期間は、企業広告として株式会社フロンテッジ様の協力により三社に提供しました。動画コンテンツとして、旅館こうろ、Local24がタイアップした新コンテンツ「旅館アイドル だし巻玉娘」の特別編集版もご覧頂けます。また、多言語対応(日本語/英語/中国語)にも対応済みの為、インバウンド需要や、客室オーダリングシステムも提供して行く予定です。

本サービスは、2020年2月1日（土）～2020年4月18日（土）間、実証実験を行い、お客様からの反応を見ながらシステム改良を行いつつ、全国の旅館・ホテルに展開してまいります。

 

iCatchとは：

コンテンツの所有者が登録した映像・静止画・音声・QRコード、バーコード等々に、スマートフォン（タブレット）をかざすことで、それらのコンテンツに「マッチしたか否か」を照合し、照合結果に応じた情報提供を行うサービスです。コンテンツと視聴者（消費者）をゲーミフィケーションで結び付け、ワクワクする関係を構築します。

スマートフォン（iOS/Android）が装備するカメラ、マイク機能を利用します。

 

■ 開発の背景

2020年開催予定の「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」でインバウンド需要が高まりを見せる中、人手不足や言語対応が大きな社会課題となっています。その中で、市場が急速に拡大する宿泊業界においては、選ばれるホテルになるため高いホスピタリティが求められています。

このような課題に対して、トランザスの宿泊業向けコンテンツ配信システム「NGH」を連携、地域情報・観光案内などを客室テレビで簡単に配信可能な本サービスを開発。宿泊業全体の省力化や、特色あるホスピタリティ提供を支援します。

 

■ サービスの特徴

①スティック型端末をテレビに挿すだけで導入可能

館内インフォメーションや周辺観光情報、クーポンの配信、施設やアクティビティ予約、エンタメコンテンツ(動画)の提供が、旅館・ホテルの客室テレビ上で簡単に実現。導入する旅館・ホテルは、客室テレビのHDMI端子にスティック型端末を挿入するだけで、簡単にコンシェルジュサービスを提供することが可能です。

※導入前に通信環境の確認が必要です。

 

②独自にサービスのカスタマイズが可能

　画面のデザインや提供するサービスは、導入するホテル毎に設定することができます。また、実装する機能は取捨選択が可能で、情報をカスタマイズして配信することが可能です。独自サービスのご案内や期間限定プラン、スペシャルイベントのご紹介など、ホテルの特色を活かしたホスピタリティを提供することができます。

 

③新たなホスピタリティのカタチを実現

本サービスは詳細を明記する。

「これまでにないホスピタリティを提供することが可能です。ホテルを新たな観光発信拠点へと導く、次世代型プラットフォームです。

 

■  サービスの開始時期

本サービスは下記のスケジュールで提供していきます。

・提供開始:2020年02月01日 (旅館内インフォメーション/動画コンテンツ提供など)

 

■  今後の目標

本サービスをホスピタリティ業界全体（旅館・ホテルなど）へ拡販。コンテンツや提供サービスの拡充、機能のブラッシュアップを推進し、2023年までに5,000室以上の導入を目指します。同時に、情報発信から予約/送客/観光消費促進まで、人と経済が循環する新たな地域活性基盤として、本プラットフォームの活用を全国規模で推進していきます。

 

■  「NEXT GENERATION HOSPITALITY」について

トランザスはホテル向けVOD（ビデオ・オン・デマンド）用端末開発のノウハウをもとに開発したコンテンツ配信システム「NEXT GENERATION HOSPITALITY」を、次世代型のホスピタリティを提供するプラットフォームと位置付けています。「NGH」は、従来のVODに加え、旅館・ホテルが宿泊客に提供するコンテンツを大幅に拡充し、より高いホスピタリティを提供することを可能にします。「NGH」による旅館・ホテル向けのサービス提供事業で、中長期で約50億円の売上を目指します。

 

■  旅館こうろについて

旅館こうろは1950年に創業し、1982年に株式会社として設立されました。以来中京区にて修学旅行、国内の個人・団体、海外からのお客様と幅広くご利用いただいております。

旅館と言う日本独自の宿泊施設のスタイルにこだわりながらも新しい技術、時代に則したデザインを常に取り入れるよう心がけています。

企業サイト：https://www.kohro.com/

 

■  株式会社トランザスについて

トランザスは、「しか」Only One にこだわり世の中に無いサービスを創造するために、IoT デバイスの開発・製造からそれを利用したサービスまでを一貫して提供しております。製造するネッ トワーク機器や研究開発する通信技術を基に、業務用ウェアラブルデバイス、ホームゲートウェイ といった製品・サービスを提供し、労働力不足問題を IoT の活用により解決いたします。

企業サイト：https://www.tranzas.co.jp/

 

■  株式会社Local24について

　Local24は、企業理念として「利用者全体の利便の最大化に資する（for the Public Welfare）」をかかげております。新しいサービス開発・提供には、サービス提供元だけで考えるのではなく、利用者の利益を最大限に考えれば自然にサービス提供元にも利益があると言う、ごく当たり前の事に立ち返って、改めて理念として掲げました。これに甘えること無く、今後も変わらず徹底した顧客目線でお客様の求めるもの・お困りごとに徹底してお応えしていける企業であるよう社員一丸となって取り組んで参ります。

企業サイト：https://www.local24.co.jp/

 

■  BeesLine合同会社について

BeesLineは、魅力ある技術を持ったベンチャー企業、スタートアップ企業の皆様と一緒に、ワクワクするような事業の構築に向けて、取り組んでおります。ゲーミフィケーションを取り入れ、既存の事業構造を破壊することが最大の目標です。破壊の後には、必ず新たな創造が生まれます。歴史は、この繰り返しです。弊社では、サステナブル（Sustainable）な社会を作ることに少しでも貢献出来るように全力で取り組んで参ります。

 

 

本プレスリリースでのデジタルデータは、下記の場所に高画質データをご用意しております。

https://www.local24.co.jp/20200204/

 

 

＊ 本ニュースリリースに記載れた商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

＊ 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

 

 

以　　上