MV Panamana 船、燃料消費量と排出量監視システム搭載でアップグレード
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、シンガポールのMasterbulk社が所有する大型一般貨物船「MV Panamana」に搭載した燃料監視システムとAquarius 管理&自動化システム(MAS)の統合を完了し、船上システム用のマルチベンダープラットフォームの作成に向けて、さらに一歩前進しました。
Aquarius 管理&自動化システム (MAS) と燃料監視システムを初めて船に搭載
令和元年(2019年)9月4日、福岡-エコマリンパワー株式会社(EMP)は、シンガポールのMasterbulk社が所有する大型一般貨物船「MV Panamana」に搭載した燃料監視システムとAquarius 管理&自動化システム(MAS)の統合を完了し、船上システム用のマルチベンダープラットフォームの作成に向けて、さらに一歩前進しました。
これは、株式会社ケーイーアイシステム(大阪)およびHoppe Marine GmbH 社(ドイツ)の協力と、技術的船舶管理と乗組員を Zeaborn Ship Management Pte Ltd.(シンガポール)が提供することで、世界で初めて達成することができました。
Aquarius MAS はさまざまな船舶に適した、費用対効果の高い燃料消費量(FOC)監視および、警報処理、データログのプラットフォームで、燃料消費量をリアルタイムで報告および記録し、毎日の消費量レポートを作成、船舶の排出量(CO2、SOx)を計測します。また、再生可能エネルギーシステムとMV Panamana 船上を監視および管理でき、EMP社の Aquarius マリンソーラーパワーソリューションと統合されています。MV Panamana 船上システムの統合も、EMP社の特許取得済み Aquarius MRE(船舶用再生可能エネルギー)ソリューションの展開に向けた、もう1つの重要なステップでもあります。このAquarius MRE(船舶用再生可能エネルギー)ソリューションは、船上で排出ガスゼロの電力を提供できる硬帆とソーラーパワーシステムです。
Zeaborn Ship Management 社(シンガポール)の取締役社長 Charan Singh 氏は、「MV Panamana 船の船舶管理者として、エネルギー効率を継続的に改善し、日々の運航で最適なパフォーマンスを確保することが、当社が宣言している目的です。これは、当社の管理下にあるすべての船舶に適用されます。燃料消費に関するリアルタイムの情報を提供するシステムは、その点で重要な助けとなります。そのため、Aquarius MAS システムのような革新的な開発を受け入れ、促進しています」と述べています。さらに「このツールの実装を決定することにより、船主 Masterbulk 社は、その先見性と革新的な強さを証明しました。燃料消費量は、船舶の航海費の大部分を占めるだけでなく、船舶の環境フットプリントに直接影響を与え、ますます重要になっています」とコメントしています。
EMP社の Aquarius MAS に関する情報は、www.ecomarinepower.com/aquarius-mas をご覧ください。
エコマリンパワー社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーやソリューションには、Aquariusマリンソーラーパワーや EnergySail® 、Aquarius MAS、Aquarius MRE®があります。
エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。
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企業情報
企業名 | エコマリンパワー株式会社 |
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代表者名 | アトキンソン グレッグ |
業種 | 運輸・交通 |
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