中国最大の国営医薬品流通企業である国薬控股股份有限公司グループと「日本製医薬品及び医療機器の中国導入促進」についての基本契約を締結しました。

オンラインドラッグストア「ケンコードラッグエクスプレス」を運営し、医薬品などの健康関連メーカーに対しインターネットやSNS等を通じて販売促進支援などを手掛けるスコーイ・インターナショナル株式会社（本社：渋谷区／代表取締役　庄司算砂、以下「スコーイ」）は、陝西省商務庁駐日本商務代表を務める株式会社融（代表取締役　田川、以下「融」）とともに、中国最大の国営医薬品流通企業である国薬控股股份有限公司子会社（以下「国薬集団」）の国薬控股上海国大皓海薬房有限公司（副総経理　丁金鎖、以下「国薬上海」）と日本製医薬品医療機器等の中国への導入支援を行います。国薬上海は国薬集団のグループ力を活かして中国国家食品薬品監督管理総局（CFDA）への医薬品承認申請を効率的に行うことが可能です。そして中国国内で3,000以上の医薬品販売薬局などの流通網を活用し、日本製医薬品の中国導入を進めたい考えです。中国の医療分野は近年急成長を続けており、中国と日本のブリッジビジネスを展開する融とスコーイでは、日本の製薬会社への医薬品単位での中国進出を促進するために協業いたします。

 

国薬控股上海国大皓海薬房有限公司のプレスリリース

http://www.guokongguodahaohai.com/newsdetail_1733635.html?from=groupmessage&isappinstalled=0

 

= 背景 =

スコーイでは今まで医薬品をはじめ多くの健康関連メーカーの販売促進支援や、中国への越境EC支援、輸出などを行ってまいりました。昨今の中国国内の健康・医療・介護業界は成長が著しく、また国内の法整備も急速に改変、整備されつつあります。数年前からは規制緩和により外資系メーカーや流通企業の進出も増加しておりますが、医薬品流通には日本のような体系が整ってはおらず、効率的かつ効果的に行われていないなど課題は山積しています。そのため、中国という巨大市場を前にしても、必ずしも日本企業が成功しているという訳でもなく、事業を拡大できずに縮小、あるいは撤退する企業も散見されます。

そこで、日本での医薬品流通やECマーケットを熟知し、コンサルティングや販売戦略に長けたスコーイと、上海や陝西省との関わりが深く、官民レベルでの日中との連携が可能な融の両社がサポートを行うことで、ビジネスチャンスの創出につなげる狙いです。

 

= 支援の詳細 =

今回の基本合意は以下の実現に向けたものであり、今後サービスインまでに３社にて具体的な支援フローを確立してまいります。

①    日本の製薬企業への中国進出に対するセミナー開催

②    中国進出に向けた個別の課題克服プロジェクトチームの編成

③    具体的製品毎の中国での市場調査

④    NMPA（旧CFDA：国家食品薬品監督管理局）への具体的製品に関する事前ヒアリング

⑤    通関、貿易サポート

 

= 本件に関するお問い合わせ =

スコーイ・インターナショナル株式会社

東京都渋谷区恵比寿南１－２０－２シェモア恵比寿４F

info_cn@skoj.co.jp

 

株式会社融

東京都港区新橋６丁目９−２ 新橋第一ビル３F

tianchuan@rongorg.com