信州大学学生が手掛けた模型も展示！ハーモニーハウス建築展２０１８「ハーモニーハウス　吉村順三の考え方」開催決定！

株式会社軽井沢総合研究所（本社：長野県北佐久郡軽井沢町、代表取締役：土屋勇磨）は、軽井沢でも有数の高級別荘地南ヶ丘に佇む吉村順三作品「ハーモニーハウス」の保存プロジェクトを２０１５年よりスタート、２０１８年９月現在までにおよそ4万人が訪れる人気スポットに成長しました。この度、ハーモニーハウスの建築的価値をより多くの方にご理解いただくための建築展を開催することが決定いたしました。この建築展では、モダニズム建築の巨匠・吉村順三の建築思想がこの歴史的建造物のどこに反映されているのか、吉村氏の言葉からハーモニーハウスのディテールを紹介します。また、信州大学工学部建築学科の学生が製作したハーモニーハウスの模型も展示いたします。オープニングイベントとして、弊社代表の土屋がナビゲートする年に一度の特別公開企画「ハーモニーハウスと旧カニングハム別荘見学会」も実施いたします。同じく吉村順三作品である旧カニングハム別荘はこの機会のみの公開となります。

 

■企画概要

展示会名：ハーモニーハウス建築展２０１８「ハーモニーハウス吉村順三の考え方」

会　期　：２０１８年１０月　５日（金）～１１月　２５日（日）

会　場　：軽井沢ハーモニーハウス　音楽ホール２Ｆ展示室

〒３８９－０１０２　長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢１０６７－９

開館時間：８：００～１５：００

休館日　：期間中無休

入場料　：１０００円(税込)

主　　催：株式会社軽井沢総合研究所

協　　力：（一社）青少年音楽協会、信州大学工学部建築学科、軽井沢新聞社

 

■オープニングイベント概要

 　　　日　　時：２０１８年１０月　７日（日）１５：００～（１４：３０受付開始）

定　　員：５０名（事前予約制）

       料　　金：３５００円（税込）※軽食付き

ナビゲーター：土屋勇磨（株式会社軽井沢総合研究所　代表取締役）

 

 

■□■参考資料■□■

 

【ハーモニーハウス】

南側は格式高い軽井沢ゴルフクラブに面し、軽井沢駅や軽井沢プリンスショッピングプラザからも徒歩圏内に位置。モダニズム建築の巨匠・吉村順三（１９０８年～１９９７年）が、アメリカ人音楽教育家エロイーズ・カニングハム氏の依頼によって１９８３年に建築した軽井沢の歴史的建造物。約３０年の間、音楽を愛する青少年のための合宿施設兼音楽ホールとして利用されてきましたが、近年は老朽化が進みMFYがその活用方法を模索していました。

 

【吉村順三（１９０８年～１９９７年）】

１９３１年、東京美術学校（現　東京芸術大学）を卒業後、アントニン・レイモンドに師事。モダニズム建築を学びながらレイモンドに日本建築を伝えました。１９４１年、吉村順三設計事務所を開設。以降、国内外を問わず数々の作品を設計。軽井沢にも多くの別荘を建築し、自らの別荘として軽井沢に建てた吉村山荘も有名です。主な作品として奈良国立博物館新館や八ヶ岳高原音楽堂が有名。文化功労賞、勲二等瑞宝章などを受章。