台湾の李登輝元総統の人生に迫る映画の制作を発表、まもなく完成。日本人女子大生と李登輝の対話を軸に展開。「日本とは、日本人とは何か」が分かる作品に

ドラマ・アニメーション・CG・インタビューなどさまざまな分野の映像を融合させたトランス・ドキュメンタリー映画です。日本と台湾の絆に興味のある層に訴えるものとなります。世界配給、海外映画祭出品のためのプロジェクトを実施中です。

映像制作を行う株式会社レイシェルスタジオ(本社:東京都調布市、代表取締役:園田映人)は3月1日(木)、台湾の李登輝 元総統の人生に迫る映画『哲人王〜李登輝対話篇〜』の制作を発表しました。ドラマ・アニメーション・CG・インタビューなどさまざまな分野の映像を融合させた、これまでにない革新的トランス・ドキュメンタリー映画です。2018年4月に完成予定で、世界配給・海外映画祭出品のための資金400万円を目標額にクラウドファンディングでプロジェクトを実施しています。

 

 

▼ 映画『哲人王〜李登輝対話篇〜』公式サイト:http://tetsujino.com/

 

▼ 台湾民主化の父・李登輝に迫る革新的トランス・ドキュメンタリー映画『哲人王』制作!|CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/projects/view/27972

 

 

■95歳の今も強い影響力、日本人女子大生との対話を軸にドラマが展開

 

『哲人王〜李登輝対話篇〜』は台湾(中華民国)元総統の李登輝氏(1923〜)の人生と精神の軌跡を追うトランス・ドキュメンタリー映画です。日本人から見た元総統の人生を立体的に表すためドラマ、アニメーション、オイルアニメーション、CGを駆使。ジャンルを超越したドキュメンタリー映画となる予定です。

 

同氏は台湾の日本統治が終了する1945年、22歳の時まで日本人(日本名:岩里政男)で京都帝国大学農学部(現京都大学農学部)に入学しました。戦後は政治家となり、台湾の民主化を成し遂げた「民主化の父」(初の民選総統)に。95歳の今もその発言の影響力は大きく、今年2月28日に台北市内で開かれた記者会見の場で、「中華民国の国名を台湾にすべき」「台湾名義で国連加盟を」と発言し、大きなニュースとして世界に広まりました。

 

映画は同氏の意識と日本人女子大生まりあ(桃果)が対話するドラマを軸として展開。マリアに対して自身の少年時代から出征、学者としての米国留学から政治家に転身して総統になるまでの心の変遷を語ります。哲人政治家・李登輝の到達点、「私ではない私」に全編を通して迫るものです。

 

さらに現代の日本の学校教育では教えられることがほとんどない、日本統治時代(1895〜1945)の日本人の奮闘ぶり、戦後台湾の戒厳令下での白色恐怖と呼ばれる時代を描写しつつ、現代の日本人が失ってしまった「日本人的なるもの」をあぶり出します。

 

 

監督はドキュメンタリー映画『尖閣ロック』などの園田映人(そのだ・ひでと)。園田の祖父は台湾総督府勤務の教育者、母は戦前の台湾生まれ、いわゆる「湾生」という縁があります。台湾が2011年の東日本大震災時に200億円以上の多額の義援金を贈ってくれたこともあり、現在、日台関係は過去にないほど良好ですが、そうした台湾と日本の温かい交流をテーマにした作品をつくりたいという思いから制作に至りました。「この作品を通じて日本とは何か、日本人とは何かということが分かるようなものにしていきたいと思っています」と意欲を語っています。

 

主演はNHK「Rの法則」のレギュラーでおなじみの桃果(ももか/株式会社アデッソ所属)です。2016年夏にドキュメンタリー部分の撮影を開始。2017年夏にドラマ部分の撮影を終了し、現在、アニメーション、CG等を制作、4月に完成予定です。

 

 

戦前の日本人が当たり前のようにもっていた「日本精神」は、戦後、失われてしまったと言われることが多くなりました。そんな中、かつて日本人だった現台湾の日本語世代の人々は「日本精神」を今でも心の支えにしていると言われています。李登輝氏はそうした「日本精神」の重要性を強く主張する人であり、映画はかつての日本人や、台湾と日本人との絆に興味がある人々に訴えかけるものとなるはずです。

 

李登輝(り・とうき)

1923年1月15日、台湾生まれ。旧制台北高等学校から京都帝国大学農学部に進学。1943年に日本陸軍に入隊、1945年の終戦を迎える。戦後は台湾大学に編入学し、その後、米国に留学した。1988年に総統に就任。1996年には台湾で初の直接選挙で第9期総統に選出された。22歳まで日本人であったこともあり、最も得意な言語は日本語であるとされる。

 

 

■海外公開のための資金集めプロジェクトを実施中、4月16日まで

 

『哲人王〜李登輝対話篇〜』は今夏以降、台湾、日本、米国での公開を目指しています。現在、そのための資金をクラウドファンディングを通じて集めています。プロジェクトの目標金額は400万円で、目標達成・未達成を問わずファンディングされるオールイン方式。締め切りは4月16日(月)23:59です。

 

▼映画『哲人王〜李登輝対話篇〜』クラウドファンディング特報(YouTube):https://www.youtube.com/watch?v=9w8z4NUChXw&feature=youtu.be

 

<支援者へのリターン>

支援コースは3,000円コースから40万円コースまで。リターンには限定版本編DVD&Blu-rayのほか、サポーターとしてエンドロールにお名前掲載、オイルアニメーション原画などが含まれる(コースによってリターンは異なる)。

 

 

【株式会社レイシェルスタジオについて】

本社:〒182-0013 東京都調布市深大寺南町3-17-1

代表者:代表取締役 園田映人

設立:2003年1月

電話番号:03-6271-5846

URL:http://www.reicielstudio.com

事業内容:映像制作

 

 

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名:株式会社レイシェルスタジオ 映画スタッフルーム

担当者名:アシスタント・プロデューサー小宮

TEL:03-3699-7718(直通)

Email:tokyo@reicielstudio.com



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企業情報

企業名 株式会社レイシェルスタジオ
代表者名 園田映人
業種 エンタテインメント・音楽関連

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