「発達障害と貧困で居場所のない子ども抱える8人家族」の救済に向けたクラウドファンディングが、残り9日に。

自殺防止NPO法人「日本サイコロジスト協会」が運営する「森の学校 ライオンの隠れ家」は、発達障害と貧困により「住む家」を失った8人家族の新しい居場所として、古民家を購入するための費用をクラウドファンディングサービス「Readyfor」にて募集している。当協会主催の子ども食堂に見えた6人の子どもたちは長年、ゴミの中で暮らしていた。劣悪な環境から皮膚がただれ、皮膚科でも「このままの衛生状態では回復は難しい」との見解から当協会にて緊急保護した。過去に施設入居した時の深い心の傷から家族バラバラでの施設入居は適切ではなく、家を借りることもできない家族に代わって古民家を購入し、親子ごと支援でき、同様な他の家族も保護できる居場所を作る。プロジェクトURL 発達障がいと貧困に苦しむ親子に、安心できる居場所を提供したい https://readyfor.jp/projects/lionnokakurega369

2017年の夏に当協会が運営する子ども食堂にきた子どもたちの手足、顔、背中の皮膚の異変に気が付いた。虫に刺され、掻きむしったあとが痛々しく爛れ、皮膚科でも「このままの不衛生な生活環境では回復は難しい」との見解から当協会にて緊急保護した。子どもたちの服や下着、シーツには血痕のシミがつき、服や身体にはゴミやゴキブリの糞の匂いが染み付いて匂いがとれるまで1週間はかかった。清潔な環境で寝食を共にし、無農薬玄米、裏山の湧き水を飲み、約1ヶ月をかけて子どもたちの皮膚はほぼ完治し、ご家族が暮らしていたアパートの掃除に向かった。そこで見たのは、想像を絶する崩壊したゴミ屋敷だった。アパートの壁には穴が開き、畳は腐り、建具はボロボロの状態でゴキブリが沸き、言葉にならない悲惨な状態だった。ご両親に許可をいただき、行政のかたにも手伝っていただき3日間かけてアパートの掃除を行い、出たゴミの量は1トンを超え、アパートの修繕費は数百万はかかる状況だった。この日からご両親も含め8人の養育が始まった。現在、当協会の代表2人は仕事を休職し、この家族の養育と子どもたちの幼稚園と小学校への送迎などを行っている。行政からの支援期間2ヶ月が過ぎ、このご家族には住む家がないが、家を借りることもできない。過去にバラバラに施設に入ったことがあり、その時に心に深い傷を追ってしまっていて周りのかたたちに心を閉ざしてしまった経緯があり、施設入居は避けたい。この家族を救うには、家族に代わって、暮らせる居場所を確保し清潔な環境で安心して暮らせるようになるまで、生活指導をすることが必要。そこで、発達障害などの心の課題を抱えた家族を救済するために専門家の先生や、行政、心ある地域のかたたちと連携して新たな居場所作りに挑戦する。発達障害と貧困に苦しむ親子に、安心できる居場所を提供したいhttps://readyfor.jp/projects/lionnokakurega369
<支援について>一口3,000円から支援を受付。3月9日23時締切り、目標金額800万円に達成した場合のみ、プロジェクトが成立する。<クラウドファンディングとは>インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数のかたからお金を集める仕組み。2000年代初頭から欧米を中心に広がり、被災地支援や医療問題などあらゆる企画を実現させている。



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企業情報

企業名 NPO法人日本サイコロジスト協会
代表者名 平井 薫
業種 教育

コラム

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