東南アジア村落研究はどこへ行くのか―20年振りのマレー農村再訪で考えたこと(加藤剛・京大名誉教授)【無料・予約不要】日本マレーシア学会(JAMS)関東地区研究会

日本マレーシア学会(JAMS)関東地区研究会/日時:2017年12月16日(土)14時~17時/場所:立教大学池袋キャンパス5号館2階5203教室/発表者:加藤 剛(東洋大学アジア文化研究所/京都大学名誉教授)/タイトル:東南アジア村落研究はどこへ行くのか?―20年振りのマレー農村再訪で考えたこと―/コメント:豊田 三佳(立教大学観光学部)

日本マレーシア学会(JAMS)関東地区研究会のおしらせ

 

本年最後の研究会を開催致します。会員非会員を問わず来聴を歓迎致します。

 

日時:2017年12月16日(土)14時~17時

場所:立教大学池袋キャンパス5号館2階5203教室

発表者:加藤 剛(東洋大学アジア文化研究所/京都大学名誉教授)

タイトル:東南アジア村落研究はどこへ行くのか?―20年振りのマレー農村再訪で考えたこと―

コメント:豊田 三佳(立教大学観光学部)

 

概要:

 わたしは1972年初頭にフィールドワークを始め、1980年代初めにジャカルタでミナンカバウ出稼ぎ・移民の研究に従事した時期を除き、インドネシアと半島部マレーシアの村落社会を研究の場としてきた。内容的には、研究対象村落の文化、社会の変化を、地域や国民国家レベル、場合によっては世界レベルの動態と関連づけつつホリスティックに理解し、村の民族誌をまとめるというものだった。その後、研究はあらぬ方向へと拡散迷走し、幸いなことに今もその過程は続いている。ただし現在でも、村落研究が自分のものの見方の原点を形作ったと考えている。

 2014年6月のこと、1980年代半ばから90年代初頭に掛けて継続的に短期フィールドワークを繰り返したマレー農村を、短い時間ながら訪問する機会を得た。今回の報告では、20年前のフィールドワーク時とは大きく姿を変えた村、たとえば「伝統的マレー農村」ホームステイ観光推進政策や放棄田の釣堀化がみられる村の再訪経験をとおして、いまだ方向性は定かでないものの自分なりに考えたことを研究会参加者と共有したい。具体的には、東南アジア研究における(人類学的・社会学的)関心が村落ベースの民族誌的研究から移動・移民、災害対応などのイシュベースの研究へとシフトしているのではないかとみられること、さらに文化よりは宗教の研究が目につくことの背景と意味である。なお、イシュベース(これには観光、環境問題、マイノリティ、周縁、越境、介護なども含まれる)や宗教の前景化は、昨年12月開催の「東南アジア学会50周年記念シンポジウム」<http://www.jsseas.org/conference/jsseas_conf96_abstracts2.pdf>における趣旨説明と人類学・社会学関連研究のレビューにみられる。

 

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新年の予定は次の通りです。

 

日時:2018年1月20日(土)14時~17時

場所:立教大学池袋キャンパス14号館5階D501

モデレータ:盛田 茂(立教大学アジア地域研究所)

タイトル:タン・ピンピン監督のドキュメンタリー映画「To Singapore, with Love(シンガポールへ、愛をこめて) 2013年」(日本語字幕付き)上映と解説

 

日時:2018年2月24日(土)14時~17時

会場:立教大学池袋キャンパス 5号館2階5203教室

タイトル:ラウンドテーブル「マレーシア: 2017年の動静と2018年の展望」

報告者:伊賀 司(京都大学)、鈴木絢女(同志社大学)、福島康博(立教大学/東京外国語大学)



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企業名 立教大学観光学部舛谷研究室
代表者名 舛谷鋭
業種 教育

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