オーティコン補聴器、360度周囲の音を自然に届ける補聴器『Oticon Opn™』に、2つの新スタイル登場

世界をリードする補聴器メーカー、オーティコンは、脳の聞く働きをサポートし、騒がしい場所や会話が飛び交う場でも360度全方位の音をより自然に耳に届ける先進補聴器「Oticon Opn™(オーティコン オープン)、以下Opn」に、より多くの聞こえに悩む人々に対応可能な2つの新スタイル『ミニRITE-T(テレコイル)』、『耳かけ型PP(プラスパワー)』が登場しました。2017年6月15日(木)より全国のオーティコン補聴器取り扱い専門店、眼鏡店、百貨店にて販売を開始いたします。

プレスリリース

2017年5月23日

オーティコン補聴器  http://www.oticon.co.jp/

--------------------------------------------------------------------------------------------

オーティコン補聴器、

360度周囲の音を自然に届ける補聴器『Oticon Opn™』に、2つの新スタイル登場

~脳にやさしいことが初めて実証された補聴器(※1) Opnが、より多くのニーズに対応可能に~

--------------------------------------------------------------------------------------------

110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡)は、脳の聞く働きをサポートし、騒がしい場所や会話が飛び交う場でも360度全方位の音をより自然に耳に届ける先進補聴器「Oticon Opn™(オーティコン オープン)、以下Opn」に、より多くの聞こえに悩む人々に対応可能な2つの新スタイル『ミニRITE-T(テレコイル)』、『耳かけ型PP(プラスパワー)』が登場しました。2017年6月15日(木)より全国のオーティコン補聴器取り扱い専門店、眼鏡店、百貨店にて販売を開始いたします。

 

2016年7月にOpnが登場するまで、騒がしい環境での補聴器の聞こえは、主に正面に絞り込む「指向性」が用いられていましたが、この技術では周囲の音が抑制され音の情景を描くことは不可能でした。Opnではこの課題を開発するために、複数の話者の声へのアクセスを可能にする技術「MSAT™」(※2)を開発し、自然に会話を捉え、また直感的に他の会話へ注意を切り替えることを可能にしました。

 

私たちの耳は音を集める役割を持ちますが、意味そのものを理解するのは「脳」の働きです。難聴などで脳に届く音響情報が欠けると、脳は不足した情報を補おうとより多くの精神エネルギーを費やし、これが疲れにつながります。Opnを用いた新たな臨床研究では、たとえ会話の理解が100%に近い静かな環境であっても、健聴者と比較すると難聴者は脳への負担が大きい、ということが示されています。Opnは、「オープンサウンドナビゲーター」機能のスピードと精度によって、静かな環境から複雑な環境に至るあらゆる環境において、聞き取りにおける労力を大きく減らし、より楽に聞くことができます。その結果、聞くことに費やす脳への負荷が、同一の環境で、健聴者にかかる負荷量へとより近づくことが実証されました(※3)。

 

この度、Opnのスタイル拡充として新たに登場した『ミニRITE-T(テレコイル)』は、ミニRITEスタイルに、空港、映画館など公共の場で採用されている磁気ループ補聴システムに対応可能なテレコイル(※4)を搭載しました。更に音量やプログラムの切り替えをユーザーが簡単に行える便利なダブルプッシュボタンを採用。ミニRITEスタイルの優れたデザインや性能はそのままに、ユーザービリティをさらに高めたスタイルです。

 

同時に、Opnに、高度から重度の難聴者を対象にスーパーパワー製品に迫る高出力を可能にした『耳かけ型PP(プラスパワー)』スタイルが登場しました。耳かけ型PPは、小さく目立たないサイズで最大出力音圧138dBの高出力を実現するパワー補聴器です。パワフルな13電池を使用する補聴器の中では、最小クラスのサイズとなります。便利なダブルプッシュボタンをはじめ、補聴器の動作状況を周囲からも確認できるLED(2色)表示ライト搭載など、幅広い世代のユーザーに使用いただけます。

 

今回のスタイル拡充に際し、オーティコン補聴器 プレジデントの木下 聡は次のように述べています。「Opn発売以降、Opnの聞こえを支持いただく方が増えています。この度新スタイル登場により、目立ちにくくパワフルな補聴器を必要とするユーザーへの対応が可能になり、高重度難聴のユーザーにも豊かな360度の聞こえをお届けすることが可能になりました。また高域の聴力の活用が難しい方に、必要に応じてご利用頂けるスピーチレスキューLX機能も搭載され、より幅広い可聴性を追及いたしました。」

 

さらに、Opnは世界初のインターネット接続が可能な補聴器として、IoT(モノのインターネット)が実現します。補聴器と様々なモノやサービスがつながることにより、補聴器ユーザーの日々の生活がより便利になります。これについて木下は以下の通り述べています。「Made for iPhone®のOpnは、インターネットでのつながりを求める若い世代から大きな反響があります。今回の新しい補聴器スタイルの登場により、Opnと外部機器との接続により学習や遊びの機会を増やすとともに、成長を続けるティーン世代の脳の発達を助け、この年代の聞こえのニーズを満たすことが可能になりました。」

 

【専門家向け機能:耳鳴りサウンドサポート】

Opnに新たに聴覚ケアの専門家に向けた「耳鳴りサウンドサポート機能」が搭載されました。高品質で豊かな音を脳に届け、医師の指導の下、慢性的な耳鳴りに悩む人々が耳鳴りと上手に付き合っていくことを助けます。Opnは、耳鳴り治療の現場で多く採用されている音響療法によるアプローチを、より効果的なものにするようサポートします。耳鳴りは、難聴と関連することがあり、慢性的な耳鳴り症状を訴える人々の多くは、何らかの難聴が伴うとされています。Opnは、内蔵されたサウンドジェネレーター機能の働きにより、難聴と耳鳴りの双方を持つ人々をサポートするように開発されています。さらにOpnは聞き取りに伴う労力を軽減しつつ、周囲の様々な環境音を耳に届けることが可能なため、耳鳴りの音からより意識をそらしやすくする手助けをします。オーティコンでは、耳鳴りに悩む⼈のニーズに応えるために「全ての⼈のニーズに合った唯⼀の⾳は存在しない」ことを認識し、⽿鳴り緩和には“海の⾳“が最も好まれたという調査結果(※5)から、オーシャンサウンドをはじめとする多くのサウンドの選択肢と調整オプションを揃えています。これにより⼀⼈ひとりに、その⼈の好みを最⼤限に活かした効果的な⾳を届けることが可能になります。

※「サウンドサポート機能」は医師の指導の下、聴覚ケアの専⾨家による設定を意図します。 ※⽿鳴り対処機能搭載補聴器についてはまずは補聴器相談医がいる⽿⿐咽喉科へご相談下さい。

 

【⽿鳴り対処のためのカウンセリングパッケージ】

⽿⿐咽喉科医を中⼼とした医療機関において、⼀⼈ひとりの⽿鳴りの悩みに合わせた適切なカウンセリングや⽿鳴りへの正しい理解を患者に促すことは、⽿鳴り対処・治療において⽋かすことのできない側⾯とされます。オーティコンの⽿鳴り対処パッケージには、聴覚ケアの専⾨家に向けて、⽿鳴り緩和の成功へと導くために、その道筋を⽀える各種のサポートツールが含まれています。

 

【Oticon Opn™(オーティコン オープン)2つの新スタイルの製品概要】

■ミニRITE-T(テレコイル)スタイル

製品スタイル名:Oticon Opn™ ミニRITE-T(テレコイル)

本体価格: オープン価格 ※補聴器本体は非課税です。

適合範囲: 軽度~高度・重度難聴(105dBHLまで)

使用電池: 312電池 (空気電池)

カラー: 髪の色にあわせたベーシックな色、全7色

防塵・防水性: 日常防水仕様(IP68取得)(※6)

保証期間: ■国内保証(※7):Opn1は購入日より3年間、Opn2およびOpn3は購入日より2年間

■国際保証(※8):Opn1、Opn2、Opn3共に購入日より1年間

発売日: 2017年6月15日(木)

 

■耳かけ型PP(プラスパワー)スタイル

製品スタイル名:Oticon Opn™ 耳かけ型PP(プラスパワー)

本体価格: オープン価格 ※補聴器本体は非課税です。

適合範囲: 軽度~高度・重度難聴(105dBHLまで)

使用電池: 13電池 (空気電池)

カラー: 髪の色にあわせたベーシックな色、全7色

防塵・防水性: 日常防水仕様(IP68取得) (※6)

保証期間: ■国内保証(※7):Opn1は購入日より3年間、Opn2およびOpn3は購入日より2年間

■国際保証(※8):Opn1、Opn2、Opn3共に購入日より1年間

発売日: 2017年6月15日(木)

Oticon Opn 3つのスタイル

▼「Oticon Opn™」製品サイト

https://www.oticon.co.jp/opn

▼オーティコン補聴器取扱店について

https://pkg.navitime.co.jp/oticon

▼本プレスリリースサイト

https://www.oticon.co.jp/aboutus/info/2017/20170523

▼オーティコン製品に関する資料請求・お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-113321 営業時間9:30~17:30(土、日、祝日を除く)

◆その他、詳細は当社ホームページ https://www.oticon.co.jp をご覧ください。

 

※1 Ohlenforst et al. 2016/Wendt et al. 2016, Lunner et al. 2016.

※2 国際特許を取得した革新的な新技術「MSAT™」:複数話者の会話聴取テクノロジー。MSATはOpnの「オープンサウンドナビゲーター」機能へ搭載されています。

※3 Wendt et al 2016. オープンサウンドナビゲーターが聞く労力を軽減することを示すデータは、瞳孔拡張のピークにより示され、SN比が1.3dBと7.1dBでそれぞれ33%と35%の縮小がみられました。メリットは個々の処方によって異なります。

※4 磁気を通して直接補聴器に音を届け、雑音の少ないクリアな音を実現する磁気ループシステム。

※5 カナダにおいてアルタ及びネラ製品の耳鳴りサウンドサポートを採用した88人のオーディオロジストに向けて行った調査結果より(2014)。

※6 オーティコンデンマーク本社において、第三者検査機関による認証取得。

※7 購入日からの年数。通常の使用で生じた自然故障に関し、無料修理を保証します。

※8 日本国外でも保証条件を満たしたものは、無料修理が可能です

<商標について>

・「Made for iPhone」とは、iPhone専用に接続するよう設計され、Apple が定める性能基準を満たしているとデベロッパによって認定された電子アクセサリであることを示しています。Appleは、本製品の機能および安全および規格への適合について一切の責任を負いません。Apple、Appleのロゴ、iPhone は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

・文中に記載の名称は、各社の商標または登録商標です。

 

【オーティコンについて】

補聴器におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、ハンス・デマントにより1904 年にデンマークに創設されました。オーティコンは世界で唯一の慈善財団が所有する補聴器会社であり、ウィリアム・デマント・ホールディング社の傘下にあります。その日本法人としてオーティコン補聴器は1973年より日本市場における製品の製造・販売を行っています(https://www.oticon.co.jp)。オーティコンの企業理念「ピープル・ファースト」とは、「聞こえに悩む人々を第一に考え、彼らが自由に伝えあい、自然にふるまい、そして活動的に生活できるように力づける」という信念に基づきます。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、業界のパイオニアとして革新的な技術を難聴者とともに開拓してきました。1977年には先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究所(デンマーク)を設立、世界中から参集した様々な分野の科学者と1,000人以上のテストユーザーと共に、将来の補聴器開発に取り組んでいます。オーティコンは世界各国で補聴器をはじめ、聴覚関連機器、医療機器の製造・販売を行っています。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

オーティコン補聴器 マーケティング部(担当:山口、渋谷)

TEL:044-543-0615 FAX:044-543-0616 E-mail:info@oticon.co.jp

 

 



ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます

添付画像・資料

添付画像をまとめてダウンロード

企業情報

企業名 オーティコン補聴器
代表者名 齋藤 徹
業種 その他製造業

コラム

    オーティコン補聴器の
    関連プレスリリース

    オーティコン補聴器の
    関連プレスリリースをもっと見る

    • クリックして、タイトル・URLをコピーします
    • facebook
    • line
    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    プレスリリース詳細検索

    キーワード

    配信日(期間)

    年  月  日 〜 年  月 

    カテゴリ

    業界(ジャンル)

    地域